2024年4月の日記


往きは2便、帰りは1便

2024年4月30日(火)

用事があって市役所までバスできました。帰りもバスを使います。片道470円です。1年前の値上げで、何パーセント上がったのでしょうか。値段も高く、往きは1日2便、帰りは1便。これでは乗る人もいなくなります。


こまつ座

2024年4月29日(月)

こまつ座第149回公演「夢の泪」はサザンシアターの千穐楽でした。井上ひさしの東京裁判三部作の一つです。今年は井上ひさし生誕90年です。戦争責任の問題は、過去のことではありません。

「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」とした日本国憲法前文の精神はどこに行ったのでしょうか。国民の主権よりも、アメリカの意向と大企業の利益を優先する政治に、歪みが生じています。その歪みを自民党的に是正するために、大企業からの献金が埋めています。政治が裏金によって支配されている構造に終止符を打つためにも、戦争責任についてもう一度考えることが必要ではないでしょうか。

国民のくらしと平和の問題は密接に結びつています。

60年前の高校生の時、クラス対抗の演劇コンクールが盛んでした。その時は、大道具の製作に少しは手伝いをしましたが、それほどのめり込んだわけではありません。社会人になってから、こまつ座の舞台を観てから芝居に対する興味を増していきました。多分、「きらめく星座」が初見だと思います。「きらめく星座」のこまつ座初演は1985年なので、その頃から演劇を観ることが多くなっていきます。井上ひさし全芝居(その1~その3)の初版が1984年に発行され、言葉の面白さに惹かれています。

それにしても、芝居を観るのに、ほぼ一日潰れてしまいます。


偽メール

2024年4月28日(日)

甲府と勝沼が真夏日を記録しました。大月アメダスも最高気温29.0℃と暑い日になりました。

さすがに、こたつは不要となるので、布団を押入れにしまいました。

国税庁からメールが届きました。
・・・
国税還付金の電子発行を開始しました。 e-Taxをご利用いただきありがとうございます。 2024年度の税制改正等のうち、以下の申告手続について、追加及び修正を行い。 税制改正に伴い、税金の状況をわかりやすくするため。 E-Taxの個人納税アカウントを持つことを全員に義務付けていますこのメール受信後24時間以内に下記の専用リンクからE-taxアカウ ントをご登録ください。
・・・

こうした偽メールを放置している社会で、デジタル化を進めるのは、いかがなものでしょうか。もし、詐欺にあっても、自己責任とされかねません。


インクカートリッジ

2024年4月27日(土)

写真は、郵便局に取りに行ったページプリンタ用のインクカートリッジです。夜間の時間を配達指定にしていたのですが、昨日は会議で富士吉田に出かけていたので、不在連絡票が入れてありました。再配達でまた留守にしていては申し訳ないので、郵便局まで行ってきました。取りに行ったのはいいのですが、121,879円の納品書も同封されていて、来月に口座から引き落としがあります。前回の発注が昨年の9月なので、ランニングコストもバカになりません。


自治体が消える?

2024年4月26日(金)

民間組織「人口戦略会議」が公表した「令和6年・地方自治体『持続可能性』分析レポート」のデータをプロットしてみました。30年後の若年女子人口の減少率のデータです。「封鎖人口」というのは、(各自治体が人口移動はなく、出生と死亡だけの要因で人口が変化すると仮定した)と書かれているので、自然減のことです。図の下に行くほど、自然減が激しく起こっています。破線から離れるほど社会減が激しいところです。県内13市のうち、上野原市の状況が厳しいことがわかります。それも、首都圏に最も近いところで起こっているのが、深刻さを物語っています。首都圏に近いし自然も豊かであるという地理的条件を活かしていないのは、政治の責任ではないでしょうか。国の東京一極集中政策、県の東部地域を軽視した政策、市の漫然とした国と県に追随してきた経緯、それらのものが複合して現状を作り出しているのだと思っています。


教員採用試験

2024年4月26日(金)

教員の志望が減っているから、来年度から採用試験の日程を前倒しにすると文部科学省が方針を固めたと報じられています。

教員志望が減っている根本的な原因から目をそらす噴飯ものです。

学校現場がブラックなことが知れ渡ってきたので、志望が減っているのです。たった4%の教職調整額で、無制限の労働が求められているきつい現場です。中教審では、10%に引き上げる検討がされているようですが、過酷な長時間労働の歯止めにはなりません。

理不尽な教育委員会の官僚統制も気になるところです。教員には夏休みなど長期休暇があっていい、などということも昔話になってしまいました。学校の長期休暇中も「研修」をしなさいと強制されます。それも、上が認めた「研修」に限られます。私は生物を教えていたので、全国各地の植物園や動物園に行きます。でも、それは認められませんでした。図書館はいいけれど、植物園や動物園はだめという理由を未だに見つけることはできません。教員は、人間を相手にしている職業です。人間的に感動できるものに接触することは、教育に反映することができます。官僚的な理由で、それらのことを制限するのは、教育の幅を狭めることではないでしょうか。精神的に豊かになることは、必ず、子どもに伝わることです。


消滅自治体

2024年4月25日(木)

今日の山梨日日新聞の1面トップは、民間組織「人口戦略会議」が今後30年間で消滅する可能性がある自治体の一覧を公表したことを報じています。県内では11市町村が該当し、上野原市も含まれています。20代、30代の女性が50%以上減るとの推計から算出しています。

上野原市では、2020年の国勢調査時には、若年女性人口が1,752人であったものが、2050年には614人までに減少すると推計しています。減少率65.0%です。

政治が人口減少にきちんと向き合わず、東京一極集中を容認、あるいは促進してきた結果です。

 

赤旗読者ニュースを更新しました。

合計特殊出生率

2024年4月24日(水)

市町村別合計特殊出生率が発表になり、山梨県内で上野原市が断然トップに躍り出ました。全然うれしくない。県内地図に落とし込みました。分娩施設が市内にないことが大きく影響しているのではないでしょうか。

国も県も医師は足りている、偏在しているだけだと言い続けていますが、実態を見ていません。大月市にしても上野原市にしても、経済圏は半分首都圏に組み込まれています。労働者の3分の1は首都圏に通勤しています。東京の医療機関に受診している人も多くなっています。医療機関の受診も他地域に行っているから、医師の数は足りていると、医療計画事態が医師の充足の対象外になっています。国や県から見放されているから、激しい人口減少に拍車がかかっていると思っています。


個人賠償責任保健

2024年4月23日(火)

3月4日に受傷した交通事故の慰謝料が振り込まれたことを確認し、すべてが終わりました。搬送された病院からの帰宅時に高速道路を使用しましたが、ATCの利用記録が入手できず、その旨保険会社に伝えたら、自賠責では支払われないとのことでしたが、相手方から相当額が振り込まれました。初めての交通事故で、様々な経験をさせてもらいました。

車の運転はしないので、自賠責は関係ありませんが、自転車保険には加入しています。4月20日から新しい契約期間が始まりました。個人賠償責任補償2億円ですが、交通事故の加害者にならないように安全運転を心がけています。

夕食は件のごとく冷蔵庫掃除人をしています。牛すじ肉を圧力鍋で調理しました。人参とツナの和え物、わかめの酢の物もつくりました。


続・三丁目の夕日

2024年4月22日(月)

Always続・三丁目の夕日を観ました。1959年の東京が舞台です。日本橋が出てきましたが、首都高ができるのは1962年の話で、日本橋川が空の下を流れています。麒麟の像も空の下に建っています。

この頃から、日本は高度成長期に入り、大きな変貌を遂げていきます。青森から集団就職で鈴木オートに来た六子(むつこ)もそこで技術を身につけ成長していきますが、だんだんとそのような企業情景が失われてきたような気がしています。

自己責任が強調され、教育に対する社会的責任が後景に押しやられてきました。福祉や教育が家庭の責任に転嫁され格差が広がってきました。その政治的帰結が、自民党の「日本型福祉社会」論に集約され、脆弱な日本を作り出してきました。


Smailフェスタ

2024年4月21日(日)

午前中は団地自治会の総会。リアルの総会は5年ぶりでしょうか。1300世帯の大自治会は、その活動、多岐にわたります。役員のみなさん、ご苦労さまでした。

同時刻から、コモアSmailフェスタが開かれていました。ステージは、本町まつりばやし保存会のみなさんの演技。様々なブースがテントを並べていました。

出展していた5Rの会の方と食品ロスの問題について話してきました。市民一人ひとりの意識を変えるためには、どんな啓発活動が有効なのでしょうか。


個人情報

2024年4月20日(土)

ある通販大手からダイレクトメールでカタログが送られてきました。宛先の面の下部に印刷されていたのが写真です。スライドグラスなんて一般的に購入する方はいないでしょう。どうみても購入履歴に基づいての個別の印刷としか考えられません。購入したのは、記憶に残らないほど昔のことです。

こうした個人データがいつまでも記憶され、もし流出したらどうなるのでしょう。もちろん通販で他に漏れたら困るようなものは購入していませんが、悪用されたら気持ちのいいものではありません。

少し考えてみると、これらの商品、別の通販会社で購入したかもしれません。確かめようがありません。

機能性食品が問題になっていますが、それらの会社は、個人的な医療情報は喉から手の出るようなものでしょう。政府が進めようとしているマイナ保険証とそれに結びつける医療情報が漏出しないという保証はありません。

どのようなデータがどのように記憶されているのかわからない社会は、自由な社会でしょうか。自由と思っていても、個人情報が政府や大企業に握られ、操作される社会は、社会的にコントロールされている不自由な社会ではないでしょうか。


定額減税の尻拭い

2024年4月19日(金)

昨日上野原市議員全員協議会が開かれました。政策秘書課から「低所得者支援及び定額減税補足給付金について」の説明がありました。岸田政権の定額減税を補足するものですが、これが複雑。非課税世帯はどうするのという課題が、地方自治体に押し付けられ、対応が大変です。新たに住民税均等割のみ課税世帯になった方も支給されますが、住民税の課税状況がわかってからの対応となります。住民税や所得税減税で控除しけれない部分の調整給付の作業もあります。担当者の苦労を思ってしまします。


豊後水道地震

2024年4月18日(木)

昨日の深夜に豊後水道で地震が発生しました。最大震度が震度6弱で、フィリピン海プレート内部が震源ということでした。マグニチュードが速報値の6.4から6.6に更新されています。0.2の差ですが、地震のエネルギーとしては、約2倍です。

ニュース報道を見ていて、気象庁の発表者に地震火山部地震津波監視課長が出てきましたが、教え子?でした。課長の年代になったんだと、もう、私は過去の人と感慨にふけりました。

さすがに気象庁、報道発表にはたくさんの資料がありました。フィリピン海プレートの沈み込みによるプレート内部の震央の断面図が出ていました。

相模トラフ近辺も、このようなプレート内部での地震が発生します。上野原市でも最大震度6弱が予想されますが、マグニチュード7.0くらいの地震が起これば、そのエネルギーは、今回の地震の4倍位にはなるでしょう。

上野原通信を更新しました。ヤマブキを記載しています。

 

赤旗読者ニュースを更新しました。

後期高齢者医療保険料

2024年4月17日(水)

今日の山梨日日新聞の1面トップは、後期高齢者医療保険の保険料の値上げ率が全国一と報じています。山梨県後期高齢者医療広域連合では、「これまで保険料を低めに抑えてきた分、反動で増えた」としていますが、今年度からの法改正による保険料引き上げについて述べていません。

厚生労働省では「令和6年4月から後期高齢者医療制度の保険料について制度改正が行われました(令和5年法律改正)。『後期高齢者の保険料』と『現役世代の支援金』の伸び率が同じとなるようにします。出産育児一時金の費用の一部を後期高齢者の保険料から支援します」と説明しています。

2008年度から導入された時から比べると、後期高齢者の負担金は1.2倍であったが、現役世代の支援金は1.7倍になったから、高齢者の負担を増やすと言っています。2008年度の老齢基礎年金は66,008円でしたが、2020年度は65,141円。1.31%も減少しています。同時期の平均賃金は、289,650円から303,496円と4.78%上昇しています(物価を考慮した実質賃金はそんなに増えていませんが)。賃金が4.78%しか上がっていないのに、1.7倍の支援金を求めることもいかがなものでしょうか。

厚生労働省は「全ての国民が、年齢に関わりなく、その負担能力に応じて医療保険制度を公平に支え合うことが重要となります」とも言っているわけですから、収入が減った分は、保険料も減額すべきです。負担能力が減っているのに、保険料値上げには、納得できません。大企業の内部留保が増え続けているのですから、そこに応分の負担を求めるのが、公平ではないでしょうか。


カンザン

2024年4月16日(火)

団地から大野に抜ける県道に下る道には、20本近くのサクラが植えられています。市から苗木をもらい、大目観光協会の方たちが植樹してものです。私も植樹後の下草刈り、蔓切りなどのお手伝いをさせていただきました。植えた場所によっても違いますが、相当大きくなりました。

ソメイヨシノは葉桜に変わり、八重咲きのカンザンももうすぐ花の時期を終わります。ヤマブキが満開の時期です。帰化植物のツルニチニチソウの花も目立っています。

特定外来生物に指定されているオオキンケイギクの監視に行ってきました。いくつかの個体を発見し、駆除してきました。もう少しすると、種子から発芽する個体が出てくると思われます。

イノシシが掘り返した跡がたくさんありました。

野生生物との共存は難しい課題です。


中高一貫教育

2024年4月15日(月)

4月9日、長崎幸太郎山梨県知事が上野原市を訪れ、県総合計画と県政課題に関する説明会に出席しました。その中で、長崎知事は、県立上野原高校について、中高一貫教育の導入をめざす考えを明らかにしたと報じられています。

上野原高校は、このところ定員割れが慢性的に生じており、廃校となるのではないかという不安も一部にはあります。特に、急激に進行している少子化の影響を受けて、統廃合問題がいずれ起きいるのではないかという意見もあります。

そのために、学校の「偏差値」を上げれば、入学希望者が増えるのではないかというい意見も存在しています。

しかし、「偏差値」を上げれば、問題が解決するという考え方に疑問を持っています。少年期から青年期に移行する高校生活の3年間は非常に大切です。単に「学力」の問題ではありません。一人ひとりの人権と個性や能力が尊重され、それらが豊かに開花することが求められています。基礎的な学力を身につけるとともに、社会に巣立つために必要な多様なスキル、社会的な人間関係の構築、自己肯定感の充実、自己啓発力のかん養など、やるべきことはたくさんあります。

こうした問題は制度を変えれば済むということではありません。学校が、生徒と教員、保護者が一体となって、教育改革を行ってこそ実現できます。行政はそのための教育条件の整備に務めるべきです。


演劇公演

2024年4月14日(日)

Project未来圏第2回公演 「銀河廃線2024」を観てきました。演劇ユニット<Project未来圏>は、俳優をめざす若者と第一線の役者とのコラボレーションで舞台芸術を取り巻く未来の土壌を耕していくというコンセプトで活動しています。代表の坂口理子さんは、私が40年くらい前に在職していた高校の生徒です。

坂口さんは、脚本「おシャシャのシャン!」で日本放送作家協会主催の第31回創作テレビドラマ大賞で最優秀作に選出されています。「かぐや姫の物語」も、高畑勲さんとの共同脚本を担当しました。

「銀河廃線2024」は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をモチーフにした幻想的な舞台でした。物語は、時と場所が交錯し、若い役者の方の真剣な取り組みに好感を覚えました。伸びしろもあるので、今後の活躍を期待しています。

現職の高校教員の頃、部活の顧問はいつも厄介な問題でした。若い頃は、お手伝い的な顧問が大半でした。サッカー部、卓球部、陸上競技部など、主顧問のお手伝いでした。主顧問が多忙なときの練習参加や、夏合宿の引率が主な仕事でした。主顧問として女子バレーボール部の顧問をしたのは、40歳のときで、それ以降退職まで続きます。最後の3年間はバスケットボール部の顧問をしました。

そんな中で、演劇部との関わりもありました。八王子東高校では、演劇を取り組んできた専門の教員がいたので、なかなか顧問という声はかかりませんでしたが、生徒の有志が文化祭で演劇の公演をするときに、有志の顧問をすることもあったし、最後の3年間は、無理やり第3顧問に手を挙げました。

演劇空間で自己表現をすることは、魅力的なことです。


サクラ散る

2024年4月13日(土)

昨日は甲府市で会議がありました。帰りに勝沼(甲州市)のぶどうの丘に寄ってきました。ソメイヨシノが風に吹かれて花を散らしていました。丘の上は少し風が強めです。

昔の職場の同僚の方の実家がぶどうの丘の麓にあります。小さな醸造所でぶどう酒を作っています。時々疲れたときに飲むワインをぶどうの丘で買っています。

教員の現職のときは、週に1回は飲み会をしていたのが懐かしいです。退職をしてからは、ほとんどそんな機会はなくなりました。


男女共同参画推進委員

2024年4月12日(金)

昨日、上野原市男女共同参画推進委員会委員の委嘱式がありました。第11期の委員会で、これから2年の任期です。

最初に委嘱されたのは、2008年10月の第2期です。2015年には、第二次上野原市男女共同参画推進計画(スマイルプラン)の策定、上野原市男女共同参画推進条例の制定にも関わらせていただきました。

山梨県のジェンダー問題の状況は深刻です。今年3月に発表された都道府県別ジェンダーギャップ指数では、経済分野で6位とされたものの、政治分野は47位、行政分野は46位、教育分野は43位です。都道府県別ジェンダーギャプ指数を発表している地域からジェンダー平等研究会では、「共働き家庭の家事・育児時間の男女差が全国で2番目に小さく、女性社長が多いことなどから経済分野は6位となりました」とコメントしています。それなのに、他の分野とのギャップが生じているのは、何故なのか、解明する必要を感じでいます。


蓄電池

2024年4月11日(木)

1年前の4月11日は、統一地方選直前の富士吉田市の秋山こういちさんの応援に行っていました。このとき、アンプにつないでいたバッテリーの調子が悪く、音量が上がらなくなったので、ほぼ肉声で訴えてきました。結局充電してもバッテリーの電圧が上がらず、買い替えることになりました。

普通使っているのは乾電池仕様のハンドマイクですが、乾電池の消耗が激しく、電池代だけでも馬鹿になりません。車載アンプに蓄電池をつないだ手製のアンプ-スピーカーセットにはお世話になっています。

秋山こういちさんは、このときの選挙で議席を回復し、富士吉田市議会で奮闘中です。


ミミガタテンナンショウ

2024年4月10日(水)

ミミガタテンナンショウを見つけました。サトイモ科テンナンショウ属は変異が多く、同定は難しいのですが。仏炎苞の一部が耳のように広がっているので、なんとか見分けがつきます。

日本固有種で、春早く花が咲きます。ちょっと前までは、ストーブを点けていましたが、ようやく春になったという感じです。


ビブリア古書堂の事件手帖

2024年4月9日(火)

「ビブリア古書堂の事件手帖Ⅳ~扉子と継がれる道~」を読みました。3月25日初版発行です。古書にまつわるライトミステリー小説。第1シリーズ7巻、第2シリーズ4巻、すべて揃っています。書籍に関する書籍は、すぐに手を出してしまいます。家には本が溢れかえっています。連れ合いには、処分してほしいと言われていますが、なかなか踏み切れません。

舞台になっている北鎌倉も懐かしいところです。円覚寺には何度も行っています。建長寺から半僧坊を経て、瑞泉寺まで降りる天園ハイキングコースも歩いたものです。

高校時代に罹患した乱読病は、感染状態が続いています。高校時代、先輩から紹介されて家庭教師をしていましたが、そこで得た報酬は、すべて本代に消えていました。筑摩書房の現代日本文学全集を買い揃えていました。当時、分価430円でした。全巻揃える直前に絶版になったような記憶があります。


上野原市の魅力

2024年4月8日(月)

昨日は、第2回甲州・肉とワインのフェスティバル会場まで行ってきました。上野原駅周辺にテント村が出現していました。日曜なので、大勢の方が会場を埋めていました。

 このイベントで上野原市のことを少しでも知ってもらえたらという期待もありますが、上野原市の魅力って、肉でもワインでもないんだよな、と思ってしまいます。自然の豊なこと、意外と首都圏に近いことです。

 上野原に来る前は、八王子市に住んでいました。八王子駅からバスで16分のところです。ところが、このバス、大変なんです。国道16号を通っているんで、一旦渋滞に巻き込まれると、どのくらい時間がかかるかわかりません。

 上野原に来てみて、四方津駅まで歩いていけるし、電車はほとんど座れます。通勤時間も、前居と比べてあまり変わりません。高速道路で山に行くときも、渋滞に会いません。そんな魅力のあるところです。


知性が試される

2024年4月7日(日)

怪しげなメールが届きました。東京電力から未払いの電気料金があるという通知です。電気料金は口座からの引き落としが設定されているので未払いが生じるとすれば、残高不足ですが、考えられません。オンライン支払いをすれば、どこかにお金が消えてしまいます。普通に考えれば、ありえないことですが、多分、騙される人もいるのでしょう。最上行の「東京電力」のアドレスは、考えられないものが書かれています。

危うい情報が行き交っているネット社会です。

社会で起きている様々な現象を正しく判断する力は、どのようにすれば得られるのでしょうか。知性が試される時代です。


資源ごみ収集日

2024年4月6日(土)

今日は資源ごみの収集日でした。夜半は小雨模様だったので、収集するかどうか微妙でした。朝の気象庁の予想を見て、出すことにしました。新聞紙、段ボール、雑紙と三種類を出しました。新聞を3紙取っているので、すぐに溜まります。通販も多いので、段ボールも溜まります。

野菜クズの堆肥化など、燃やすゴミを減らすようにしています。


わたし、定時で帰ります

2024年4月5日(金)

「わたし、定時で帰ります」は朱野帰子のお仕事小説です。シリーズ第3弾が文庫化されているのを本屋で発見しました。「わたし、定時で帰ります 3 仁義なき賃上げ闘争編」という題がついていました。読んでいくうち、雨宮製糸工場の話が出ていました。もちろん、日本で最初のストライキをした工女のことです。

最後のページまで読んで、参考文献に『近代日本女性史(上)』米田佐代子著/新日本新書(新日本出版社)とありました。1972年に出版された本です。多分、書棚のどこかに眠っているはずです。米田は、都立大学の助手を長く勤めていました。女性史の研究者として、先端を行っていましたが、長い間職に恵まれていませんでした。1990年から山梨県立女子短期大学の教授を10年間勤めています。選択的夫婦別性の問題もいち早く提起していました。そんな方の本を参考文献として挙げた朱野帰子を見直しました。


多摩森林科学園

2024年4月4日(木)

10年前に退職した多摩森林科学園は桜保存林で有名です。ところが現在は桜保存林、第3樹木園は公開中止になっています。雪害やナラ枯れ等で保安上の心配があり、来年3月ころまで公開中止だそうです。それでも、園内には見るところがあります。

写真はヨゴレネコノメ。かわいそうな名前ですが、湿ったところに生えています。

現在の入園料は一部公開なので100円。年間パスポートを持っていますが、無料で更新してくれるようですが、来年3月頃になったらお願いすることにしています。更新日から1年の有効期間になります。それまでは、100円で入園した方がいいので。

森林ガイドの仕事をしていました。


台湾で地震

2024年4月3日(水)

台湾での地震の影響が沖縄にも広がっています。津波警報の影響で那覇空港が運行を止めているというニュースが入ってきました。なんと北海道に住む息子が、那覇空港で足止めされていることがわかりました。孫の大学進学に伴って沖縄に行っているということでした。運行が再開しても、羽田止まりで、北海道に帰れるかどうかわからないというのです。

日本列島のどこにいても、地震災害から免れないということでしょうか。そんな日本で原発をいつまでも続けている自民党政治は、国民の命など考えていないのでしょう。巨大企業の当面の利益さえ確保できればと考えているのでしょう。避難計画すらまともに考慮しない、放射性廃棄物の処理方法すらわからない、10年経っても原発事故の廃炉計画すら明らかにできない…。裏金などで、政治が歪んでいます。


議会だより編集

2024年4月2日(火)

午後から新しい議会だより編集常任委員会のメンバーのための入力講習会でした。これで9年間続いた議会だより編集の仕事は一応終了します。また、来年度仕事をする予定です。1年間はお休み。

作業そのものは、ワードの文書のコピーを取り、InDesignの該当個所を文字入力可能にして、ペーストするというだけですが、いろいろと派生する問題が起きたときの処理、お約束がいくつかあります。2時間ばかりで終わりました。

定型で処理できるところは簡単ですが、フリーの編集のところは、結構面倒です。面倒なところは、議会事務局の職員の方にお願いすることになります。

往きは、連れ合いの車で送ってもらいましたが、帰りは、バス・電車で。この時間帯は、バスが1時間に1本、JRは、1時間に2本しかなく、接続が悪くなると意外と時間がかかります。バスがすぐに来たので、割合短い時間で帰宅することができました。

写真は、四方津駅前広場です。エレベーター棟から伸びている歩道は屋根が完成しています。その向こうにある白い壁の先は、国道の歩道拡幅工事の現場です。

活動報告4月号をUPしました。

 

上野原民報4月号をUPしました。

新年度

2024年4月1日(月)

今日から4月です。現職の高校教員の頃は、年度替わりは毎日忙しくしていました。教員生活後半は、ほとんど時間割作りに励んでいました。3学年8クラスで週29時間の枠に教科担任を入れ込む作業は並大抵ではありませんでした。約800駒にそれぞれの教員を当てはめ、なおかつ特別教室などの条件を満たさなくてはなりません。

まずは、非常勤講師の枠から入れていきます。勤務日が限定されているので、後からでは全く入らなくなります。さらに、非常勤講師が決定するのは、年度末近くになるので、時間割の編成作業は早く始められません。

次に芸術科目を入れます。芸術科目は非常勤講師からみなので、一緒に編成していきます。次は、体育科です。これが非常に面倒なのです。保健の授業は普通教室で、体育は体育館とグラウンドですが、絶対に場所が他のクラスと重なってはいけないのです。さらに、実技が一日に5時間にはならないように配慮が必要になってきます。

始業式までには、完璧に誤りのない時間割を組まなくてはならないのは、かなりのプレッシャーです。最終盤に誤りが見つかると、それこそ何人もの人の時間割を変更せざるを得なくなって、たいへんな思いをします。何十駒を動かすこともありました。

時間割作成は個室で行い、担当者以外は入室禁止にします。個々人の要望を途中で聞いていたら、絶対にパンクをします。当初の要望を満たされないときは、個別に折衝していきます。

時間割編成と入学選抜、教務部の二大イベントでした。