団地内を自転車で走ってきました。3.3km。平均移動速度6.5km/hという超スロー。途中で、先日依頼のあった水道企業団の水道施設がある斜面の雑草の刈り取りの様子を見てきました。ブロック積みの擁壁のところに下がって生えていたクズです。歩道に届くところまでに繁茂していましたが、きれいに刈り込みが行われていました。
自宅の周りの街路樹も落ち葉の季節になりました。それだけで、45L袋2枚です。
富士山の麓に広がる茶色い部分は、北富士演習場。今日は米海兵隊155mm榴弾砲砲撃訓練監視活動に行ってきました。朝7時から正午までの5時間、26発の砲撃がありました。演習場に白煙が上がってから砲撃音が響きました。引き継いだ記録には、11月25日:27発、26日:99発、27日:58発、28日:66発とありました。
朝到着した時は、山中湖親水公園の駐車場は満杯状態。富士山の写真を撮ろうと湖岸に観光客が並んでいました。
監視中に近づいてきた観光客の一人は「大きな音は、これだったんだ」「なんでこんなところで訓練するんだ」と関西圏のイントネーションで言っていました。
富士山に砲撃は全く似合わない。
出身大学から寄付をお願いする文書が送られてきました。2003年に制定された国立大学法人法で、国立大学は法人化され、独立行政法人と同様の組織となりました。それ以降、国から交付される運営交付金は、年々削減されてきました。2004年度には、1兆2145億円だったものが、今年度は、1兆748億円と14%も削減されました。
今朝は、しんぶん赤旗の配達担当日。外気温は1℃まで下がっていました、これで雨が降れば、確実に雪になっています。寒さ対策も必要。
市内を巡っていると、イチョウの黄葉も盛りです。
高尾の多摩森林科学園に森林ガイドとして勤めていた頃、イチョウには何度もお世話になっています。長枝・短枝とか、葉脈分岐とか、話題が豊富にあります。いつも見慣れている木ですが、よく見ると、不思議が隠れています。
赤旗読者ニュースを更新しました。11/27
今日から12月議会が始まりました。人事院・人事委員会勧告に基づく給与改定に伴う案件が、議会初日の採決となり、条例改正1件、補正予算関係8件、発議1件が全会一致で可決成立しました。
市役所の壁には、12月4日からの人権週間の垂れ幕が掲げられています。11月19日の議員全員協議会で、人権擁護委員のことが説明されました。上野原市には8人の人権擁護委員が任命され、富士東部地域、4市2町6村で、都留人権擁護委員協議会が組織されていることを知りました。人権擁護委員は、法務大臣が任命しますが、1949年に制定された人権擁護法に基づくボランティアです。戦後の民主主義が高揚している時期に作られています。
こうした制度があるにもかかわらず、一方で人権侵害が今数多く起こっているのは、日本の民主主義がまだまだ未熟である証拠ではないでしょうか。
いよいよ明日から12月議会が始まります。一般質問の原稿も用意ができました。失われた30年、賃金は上がらず、経済成長も止まりました。消費者物価指数をみると、この30年で13.1ポイント上昇していますが、生鮮食品、ガス代、上下水道料、食料、電気代、保健医療などの項目は、それ以上の上昇率です。生活に必要なものばかり。これらの項目の支出の割合が高い世帯の家計は、もっと厳しい状況に追い込まれています。
高市首相の「軽い」発言が、さらに円安をすすめ、物価高騰対策に逆行しています。自民党政治は、東アジアの緊張を高めるばかりの政策に注力しています。
昨日は、上野原市オータムフェスティバルに行ってきました。以前は農林業祭と言っていたものです。オータムフェスティバルと名を変えて3回目。市政20周年の年です。
農産物販売や物販のブースはどこでも人だかり。体験コーナーもたくさんありました。市庁舎内でも、たくさんの人が溢れていました。5Rサストモのごみ減量化の展示もありました。
知人が朝早く大根とネギを届けてくれました。早速、ふろふき大根を作り、葉は味噌汁の具にしました。卵焼きを作り、大根おろしを添えてみました。
一般質問の原稿をエディタで書いています。6,624byteまでになりました。一般質問が片道25分になってから、6月議会は、7,283byte、9月議会は、6,601byte。まだ質問を予定している全部は書ききっていないのに、字数は限度近くに。どうしよう。書いたものを削るしかないか、思案中。原稿を書いている途中の息抜きで朝食作りです。
この忙しいのに、夏川草介の「エピクロスの処方箋」に手を付けてしまいました。京都の小さな病院で働く内科医、雄町哲朗の物語です。現職の医師が、リアルに医療現場を描いています。「神様のカルテ」シリーズから追っかけています。
医師で作家といえば、南木佳士もその一人です。南木は、国立高校出身。私と学年が4つ違いますが、南木が受験する年に導入された学校群制度によって、意ならずも国立高校に進学した経緯を持っています。若月俊一がいた佐久総合病院に勤務していたこともあり、興味を持っていました。「ダイアモンドダスト」「阿弥陀堂だより」などなど。
活字中毒患者にとっては、毒薬です。
12月議会の一般質問の原稿を仕上げることが一番の仕事なのに、他の原稿依頼を先にこなしたり、高市内閣の経済政策の閣議決定の文書を読まなくてはいけなくなったり、なかなか進みません。
昨日は、甲府駅南口で沖縄米海兵隊の北富士演習場での砲撃訓練に抗議する集会が開かれました。
11月25日から12月3日の9日間、沖縄に駐留するアメリカ海兵隊第12海兵沿岸連隊第3大隊600人が、12門の155mm榴弾砲の砲撃訓練を予定しています。
1972年、沖縄は戦後のアメリカ占領統治から日本に復帰をしますが、それまで行われてきた県道104号線を封鎖して砲撃訓練が1997年まで行われてきました。1972年5月15日に開かれた日米合同委員会の密約で決められていました。1995年(平成7年)に沖縄米兵少女暴行事件が起き、「沖縄の負担」が注目されるようになり、負担軽減措置として、沖縄県外の演習場(矢臼別演習場、王城寺原演習場、東富士演習場、北富士演習場、日出生台演習場)で分散実施されるようになりました(県道越え射撃訓練は取り止めになったわけではなく現在も実施されています)。沖縄の負担軽減ではなく、米軍の演習が全国的に展開できるようになったというのが実態です。
北富士演習場から35kmも離れた上野原市でも砲撃音が聞こえてきます。北富士演習場は、世界文化遺産のコアゾーンに隣接しているのもかかわらず、緩衝地帯の指定からも外れ、自然環境を破壊しています。アメリカ海兵隊は、海外での武力行使を前提とした部隊です。第二次世界大戦後も、その後も、ベトナム戦争、グレナダ侵攻、湾岸戦争、イラク戦争など、米国の行った大規模軍事行動には常に最前線に投入され、海兵部隊は規模の大小はあるものの全世界に展開されており、有事の際には世界中どこにでも展開できる能力 を保有していると言われています。戦争の震源の一つとも言われる部隊の砲撃訓練は、日本と世界の平和を脅かすものです。
富士山麓に打ち込まれる砲弾は、平和と豊かな自然を守りたいという心を砕くものです。
昨日は、戦争法廃止をめざす19日行動でした。高市早苗首相の国会での軽率な発言で、日本はますます戦争の準備へと進んで行くような気がしてなりません。「鬼畜米英」、「暴支膺懲」という亡霊が出てきそうです。いま大切なことは、戦争にさせない外交を進めることです。ところが、その歯止めがかからなくなっています。マスメディアを含めて、戦争をさせない努力を放棄しているように見えます。
リアルに世界を見ることができず、「勇ましい」言葉だけが宙に舞っています。あの戦前のように。
12月議会開会1週間前の議員全員協議会が開かれ、17件の議案が提示されました。
議案第96号 上野原市長、副市長及び教育長の給与等に関する条例等の一部を改正する条例制定について
①令和7年12月に支給する市長等の期末手当を0.025月、市職員の期末手当及び勤勉手当の支給月数を、それぞれ0.025月引き上げる。
②市職員の給料表について所要の引き上げを行う。
③通勤手当及び宿日直手当の引き上げを行う。
・施行期日 ①令和7年12月1日 ②③令和7年12月1日(4月1日遡及適用)
議案第97号 上野原市税条例の一部を改正する条例制定について
①特定親族(19歳から23歳)特別控除の創設
②加熱式たばこの課税方式の段階的見直し
・施行期日 ①令和8年1月1日、②令和8年4月1日
議案第98号 上野原市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について
・固定資産税の課税免除に関する特例について、適用期間の末日を令和6年3月31日から令和9年3月31日に延長する。
・施行期日 公布の日(令和6年4月1日遡及適用)
議案第99号 上野原市乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例制定について
・令和8年4月1日から実施される乳児等通園支援事業について、当該事業の上野原市における設備及び運営に関する基準を定める。
・施行期日 令和8年4月1日
議案第100号 上野原市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について
・母子保健法第12条又は第13条に規定する健康診査の内容が家庭的保育事業者等の健康診断の全部又は一部に相当すると認められ、かつ、家庭的保育事業者等がその結果を把握するときは、当該健康診断の全部又は一部を行わないことができるよう規定する。
・施行期日 公布の日
議案第101号 上野原市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例制定について
・保育所等の職員等による虐待に関する通報義務等の創設による引用条項の改正及び認定地方公共団体の区域に係る地域限定保育士を保育士と同等に扱う規定を整備する。
・施行期日 公布の日
議案第102号 上野原市消防団条例の一部を改正する条例制定について
・団員の定数を820人から760人に減員し、団員の報酬の額を増額するとともに、所要の改正を行う。
・施行期日 令和8年4月1日
議案第103号 上野原市火災予防条例の一部を改正する条例制定について
・林野火災に関する注意報及び林野火災の予防を目的とした火災に関する警報の発令中における火の使用の制限についての項目を追加するとともに、所要の改正を行う。
・施行期日 令和8年1月1日
議案第104号 令和7年度上野原市一般会計補正予算(第3号)
補正総額:463,222千円
《一般会計人件費:35,753千円》
正規職員: 28,184千円(本給9,340千円、期末勤勉手当10,532円など)
・本給平均改定率3.3%(若年層に重点を置きつつ、全体的に引き上げ)
・ボーナス0.05月引き上げ(期末手当:0.025月、勤勉手当:0.025月)
・人件費の執行見込みに伴う減額
会計年度職員:7,569千円(報酬4,149千円、期末勤勉手当4,261千円など)
《主な事業費》
① 公共施設LED化事業
各出張所照明LED化事業 28,147千円
巌こども園照明LED化事業 6,948千円
② 秋山複合施設建設事業
用地測量業務・地盤調査業務 12,826千円
③ 自立支援給付費 36,000千円
④ 令和6年度国・県補助返還金
(各課返還金) 44,901千円
⑤ 東部地域広域水道企業団費 23,606千円
⑥ 物価高騰対応重点支援事業
第2次物価高騰対応製造事業者支援事業 20,000千円
⑦ 緊急自然災害防止対策事業
トンネル6箇所照明LED化事業 120,600千円
市道古屋戸線法面工事他3箇所 99,700千円
議案第105号 令和7年度上野原市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議案第106号 令和7年度上野原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
議案第107号 令和7年度上野原市介護保険特別会計補正予算(第2号)
議案第108号 令和7年度上野原市大目財産区特別会計補正予算(第2号)
議案第109号 令和7年度上野原市島田財産区特別会計補正予算(第2号)
議案第110号 令和7年度上野原市下水道事業会計補正予算(第2号)
議案第111号 令和7年度上野原市簡易水道事業会計補正予算(第3号)
議案第112号 人権擁護委員候補者の推薦について
・氏 名 石井 基晴 ・任 期 令和8年7月1日より3年
先週末に水道企業団の議案書がポストに入っていました。切手も貼られていず、封もされていなかったので、企業団職員の方が自宅まで届けに来ていただいたのだと思います。この頃は郵便配達が遅れるので、週末にかかることもあり、届けていただいたのだと推測されます。議会は11月28日に開催されますが、質問事項を書き上げ、メールに添付して水道企業団に送りました。
水道企業団議会には10人の議員がいます。上野原市・大月市からそれぞれ5人の議員を出しています。年に3回定例会が開かれますが、このところ質問をするのは、私一人。寂しい。時々その場で質問する議員もいますが、事前に通告するのは、私だけ。水道企業団議会議員に初めて選出された時に、通告なしに質問したら、すぐに回答できないという項目があり、それ以降は、すべて事前通告することにしました。何しろ10人程の職員で回している職場です。
東部地域広域水道企業団の補正予算で、国の繰出基準が変わったので、補正予算を計上しています。昨年度と今年度を比較して見ると、次の項目が変化していました。該当部分は次の通りです。
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令和7年度の地方公営企業繰出金について
第1 上水道事業
3 上水道の出資に要する経費
(2)繰出しの基準
オ 次に掲げる災害・安全対策事業に係る事業費
(ア)次に掲げる事業のうち、地震防災対策特別措置法(平成7年法律第 111号)第2条の地区(人口及び産業の集積等の社会的条件、地勢等の自然的条件等を総合的に勘案して、地震により著しい被害が生ずるおそれがあると認められる地区)を給水区域に含む水道事業者が、災害対策の観点から実施するもの
③ 前年度末時点で「公営企業の経営に当たっての留意事項について」(平成 26 年8月 29 日付け総財公第 107 号、総財営第 73 号、総財準第 83 号)に基づく経営戦略(以下「経営戦略」という。)を策定した末端給水事業者が実施する水道管路(交付金等のうち水道管路緊急改善事業の対象となる管種に限る。以下同じ。)の耐震化事業に係る事業費(以下「耐震化事業費」という。)のうち通常の耐震化事業に上積みして実施するものの4分の1
この場合、耐震化事業費のうち通常の耐震化事業に上積みして実施するものとは、耐震化事業費から基準管路耐震化事業費(令和2年度から令和4年度の3か年に実施した耐震化事業費の平均又は有収水量1㎥当たり標準事業費(52円)に令和2年度から令和4年度の当該事業の平均有収水量を乗じて得た事業費のいずれか低い方)を控除して算出した事業費又は耐震化事業費に当該年度における管路更新率が基準管路更新率(令和2年度から令和4年度の全国の平均管路更新率(0.67%)又は同期間の当該事業の平均管路更新率のいずれか低い方。ただし、前々年度における有収水量1㎥当たりの給水収益(以下「供給単価」という。)が 181円未満の事業については、当該事業の平均管路更新率とする。)を上回る割合を乗じて算出した事業費をいうものであること
④ ③の末端給水事業者のうち、前々年度における家庭用料金(13m m・20 ㎥)が 3,332 円以上かつ有収水量1㎥当たり資本費が 74円以上の事業又は前々年度における供給単価が 181円以上であって、有収水量1㎥当たりの資本費が 148 円以上若しくは有収水量1㎥当たりの資本費が 111 円以上かつ有収水量1㎥当たりの管路延長が 0.114m以上のものについては、③の耐震化事業に係る事業費のうち通常の耐震化事業に上積みして実施するものの2分の1
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これを読んで、すぐに理解できる人は偉い。絶対に悪文だ。
これから、分析してみます。
南アルプス市の南伊那ケ湖に行ってきました。ユネスコエコパークの緩衝地域に指定されています。山梨県は、二つのユネスコエコパーク地域を抱えています。南アルプスと甲武信です。ユネスコエコパークとは、 地域の豊かな生態系や生物多様性を保全し、自然に学ぶと共に、文化的にも経済・社会的にも持続可能な発展を目指す取り組みです。 ユネスコエコパークは国内で親しみをもってもらうためにつけられた通称で、海外では「BR:Biosphere Reserves(生物圏保存地域)」と呼ばれています。
南アルプスは、3000m級の山々があり、固有種がたくさん存在する地域です。富士川水系、大井川水系、天竜川水系という急峻な谷を削り込み、多様な文化が存在しているところです。
甲武信は、甲州、武州、信州の境界をなす2000m級の山々が並んでいます。荒川、多摩川、笛吹川、信濃川の源流部を抱え、豊かな自然があります。
自然豊かな山梨県の魅力を広く伝えるとともに、 優れた自然環境の永続的な保全と持続可能な利活用に知恵を出していく必要を感じています。
森の中でマムシグサの赤い実を見つけました。サトイモ科の植物です。マムシグサの属するテンナンショウ類は、変異が多く、同定が難しいです。
サトイモ科ですが、有毒植物です。シュウ酸カルシウムが主な有毒成分です。
秋の深まりを感じさせます。12月議会の補正予算の科別説明資料が公表になり、水道企業団からも議案書が届けれれました。いよいよ、12月議会の準備が本格化します。
今日は山梨県民要求大運動実行委員会の全県自治体キャラバンでした。上野原市でも、県民大運動実行委員会から津布久博人さん、新婦人上野原班の小杉喜久子さんなどが参加し、市に要請を行いました。川田よしひろ市議が同席しました。市からは野崎広仁副市長、佐藤博行政策秘書課長などに対応していただきました。
実行委員会からそれぞれの団体から9種の要望書が提出されていましたが、市から21ページに及ぶ回答書がありました。それに基づき懇談しましたが、30分の予定を遥かにオーバーして丁寧に対応していただきました。
9年前の神護寺で撮った写真です。11月には結構出かけていました。でも寄る年波には勝てず、家でじっとしている時間が増えてきました。
そう言えば、5年前の11月13日は、左足の受傷で入院した日でした。11月7日に転倒で怪我をしました。転倒したのは、資源ごみを出していた時、段差に躓いたからでした。多分筋力の衰えで足が十分に上がらなかったからだと思います。週が開けて抗生物質の投薬を受けましたが、十分に効果が上がらず、金曜日に入院となり、点滴措置に切り替わりました。翌週火曜日の退院で、仕事に大きな穴を開けずにすみました。
だんだんと歳を取っていきます。
30歳代に努めていた都立八王子東高校が今年50周年を迎えました。5期生から16期生を見ていたことになります。その当時の教員が集まりを持とうということになり、集まりました。以前は毎年集まっていましたが、いつの間にか途切れていました。
その都立高校は、初代校長が「高校らしい高校をつくろう」と提唱し、地元の支援を得ながら、学校作りをしていました。東京都の三多摩地域は、高校は一つの学区域で入学選抜を行っていました。T高校やK高校が有名でしたが、なんとか八王子市にもそのような学校を作りたいという地元の期待もありました。
当時私は、葛飾商業高校の定時制に勤務していましたが、家庭の事情で、八王子に転居しましたが、4年生のクラス担任をしていたので、葛飾まで通勤していました。10月ころに、生物の教員に欠員が出たので、非常勤講師として勤務できないかと声がかかりました。新設校の教頭として辞令が出て欠員となっていました。午前中に授業を入れてもらえば、午後は葛飾まで通えると、承諾し、3クラスの授業を受け待ちました。11月から常勤の教員と非常勤2人で1年の生物の授業を持ちました。定期テストは、ふつう常勤の教員が作るのですが、2学期末のテストを見て、不都合がたくさんあり、3学期のテスト問題は、非常勤の2人で相談して、私が作ることにしました。
年度変わりで転勤の希望を出していましたが、なかなか転勤先が決まりませんでした。縁故で館高校に面接に行きましたが、断られてしまいました。定時制の教員ということで、拒否されたようです。最終的に、八王子東高校に受け入れてもらいました。私的な身上調査のようなことが行われたようです。
そんなこんなで、八王子東高校に12年間勤めました。「50周年記念誌」を頂きましたが、創立当時のことは触れられていず、少し寂しい思いをしました。集まった先生方の多くは、大病を経験しており、歳を感じました。
温風ヒータの室外機を買い替えましたが、室内機は既存のものを使っています。どうも風量設定などは、室内機のリモコンでしか調整できないことがわかりました。リモコンの電池を入れ替えても、電源が入りません、ネットで検索しても、中古品しか出てきません。それも、3500円から4万円とあるので、注文するのも躊躇しました。汎用品もあるようですが、動作するかどうか確信が持てません。もう一度手持ちのリモコンを調べてみると、電池の接触部分にサビを見つけました。サビを取ると、通電しました。
PCのマウスが動かなくなって、画面がポーズしてしまいました。タスクマネージャーで、アプリをすべてダウンさせて再起動させると、今度はウインドウズが立ち上がりません。マウスが動かなくなったのは、電池の電圧低下が原因でした。ウインドウズの立ち上げは、試行錯誤で、復活させました。何のアプリを起動させたかは、不明。
自分の認識の外で、起きている事態に困惑をしていますが、こんなものと諦めています。
昨日は卒業した高校の同期会がありました。喜寿を迎えた歳ですが、約400名の卒業生のうち、70余名参加という盛況でした。すでに逝去された方も60名もいます。
母校は今年創立110周年を迎えています。自由の気風に溢れていました。文化祭・体育祭も盛んでした。自分はと言えば、そうした主流の活動からは少し離れた図書室の住人でした。3年間、図書委員をして、活字の中に埋もれていました。
当時も予備校がありましたが、予備校に行くのは恥というような文化がありました。数学などは、予備校の模試よりも、学校の定期テストの方が難しかったという記憶があります。4問しか出題されず、1問でも正解すれば、上位に入る代物でした。3年になっても、学校の昼休みはトランプに熱中していました。ガツガツ勉強するのは、嫌われていたような気がしています。それでも、東大の現役合格が10名近くいたクラスでした。多分人知れず勉強をしていたのだと思います。3年間で、評価5をもらったのは、数学で1回、体育で1回だけでした。英語などは、毎回すれすれでした。
2年の担任は化学の教員でした。化学の授業は、嫌い(教員が)だったので、ほとんど授業は聞いていませんでした。ライナス・ポーリングの「一般化学」を教科書代わりにしていました。教員の方からすれば、扱いにくい生徒だったと思います。
3年の担任は体育の教員で、進路指導などほとんど何もしていなかったと思います。どこの大学を受験するかを伝えて、成績証明の書類をもらっただけです。
それでも、思い出いっぱいの高校生活でした。
自宅で灯油を使った温風暖房を使っています。一昨年あたりから調子が悪かったのですが、室内機や配管はそのまま使えるというので、本体の交換を行ってもらいました。通信系の規格が変わらないようになったので、室内機の交換が必要なくなったということでした。出費が抑えられてありがたいです。さらに、2階までの配管を交換するとなると、高所作業が伴うので(高齢で)躊躇されたようです。
こうした小売店舗で働く方も、生活になくてはならないエッセンシャルワーカーに分類されるのではないでしょうか。日本では、こうしたエッセンシャルワーカーの地位や身分を軽視してきた傾向があるのではないでしょうか。労働者の闘う力が弱く、資本主義社会の中で、搾取が強められてきた歴史が反映していると思います。
12月議会の中で取り上げるために研究中です。
11月6日に開かれた文教厚生常任委員会の閉会中の審査について、報告書を作成しました。HPにアップしています。報告書は、InDesignで作りましたが、PDFに変換しています。生成AIで、要約したものが以下のとおりです。
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上野原市立病院の事業報告と子育て支援に関する文教厚生常任委員会の審査結果をまとめた文書です。
上野原市立病院の事業報告
診療科目の精査では、婦人科、泌尿器科、眼科の患者数が増加しているが、皮膚科は診療日の縮小により、減少傾向にあったが、山梨大学からの医師派遣で回復してきた。医療資源の乏しい診療科では収益だけでは解決できない課題がある。
人工透析の拡充には臨床工学技士の確保が必要で、求人活動を広げているが、結果は厳しい。 看護師の確保も同様に重要で、勤務時間の調整を行いながら透析医療を継続している。
病床利用率向上のためには医師・看護師の人材確保が課題で、立地的な要因や賃金格差が影響している。地元高校への職業人講話や病院見学会を通じて医療職の魅力をアピールしている。
小児科の救急体制は富士東部小児救急医療センターとの連携を強化し、平日の入院対応は他の病院と連携して行っている。 夕方診療を開始し、学校帰りの子どもを受け入れている。
西原・秋山診療所の運用については、患者数減少に伴い効率的な医療提供を目指している。市民の健康保持と疾病予防も重要視しており、行政との連携を強化している。
経営改善には、物価高騰や給与費の増加に対処する必要があり、訪問看護ステーションの立ち上げや在宅医療への介入を進めている。人材採用の適正化も求められている。
子育て支援について
子育て支援策は全庁的な取り組みが必要で、各課が連携して進めている。経済的支援だけでなく、魅力的な保育・教育環境の整備が求められる。
子育て支援の効果は出生数の即時的な増加には繋がらないが、経済的・心理的負担を軽減し、安心して子育てできる環境作りに寄与していると認識されている。
今後の課題
医療スタッフの接遇改善が求められ、病院側は小さな問題でも医療安全対策委員会で検討している。経営努力は見られるが、指定管理料の影響が大きく、診療報酬の改訂を国に求める必要がある。
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若干違ったところがあったので、修正をしました。 技術的な進歩には、目をみはるものがありますが、検証をする目もそれなりに高める必要があると思っています。
6日の文教厚生常任委員会の閉会中の審査で、「子育て支援」についての所管調査を行いました。事前の質問をしていましたが、私の質問に対する子育て保健課の回答です。
① 子育て支援策については、子育て保健 課単独ではなく、政策秘書課、学校教 育課、財政経営課など全庁的な取り組みが必要と思いますが、いかがですか。
回答 ご指摘のとおりと考えます。こども計画の策定などとりまとめを子育て保健課にて行っていますが、みらい戦略と同様にこども計画の取り組み事業の推進については、各課が全庁的に取り組んでいくものと考えています。
② 経済的な支援はもちろん必要ですが、子どもが豊かに発達できるという、保育・教育に魅力があるまちにする必要があると思いますが、いかがですか。
回答 公立施設においては、国が示す保育所保育指針を参考に個別の指導計画を立てるなどしながら、豊かな人間性をはぐくめるよう 取り組んでいます。一方私立教育・保育施設においては、英語教育・野外活動などを積極的に取り入れるなど、特色のある教育に 取り組んでいると承知しています。市としても質の高い多様な教育・保育が展開できるよう後押ししています。
昨日、開かれた文教厚生常任委員会で行った「上野原市立病院の事業報告について」の調査で、私の質問に対して、次のような回答がありました。
① 診療科目の精査について、検討を行われているようですが、現在までどのような結果となっているでしょうか。
回答 非常勤医師で対応している診療科について、婦人科、泌尿器科、眼科では患者数が増加しております。また、皮膚科については、昨年度、診療日の減から患者数は減少しましたが、1日平均患者数は100名を超える曜日もあり、本年10月より金曜日について山梨大学から派遣が再開されました。外来単価の低い診療科もある中で、医療資源の乏しい診療科においては、収益だけでは解決できない事をご理解いただきたいと思います。今後も現状の診療科を維持しながら、市民の医療ニーズ゙に対応していく方針としております。
② 人工透析の拡充に向けて臨床工学技士の確保にご苦労されているようですが、抜本的に改善するには、どのような施策が必要とお考えですか。
回答 引き続き臨床工学技士の確保については、ホームページ゙での求人や日本透析学会、東京、神奈川、 埼玉等近隣の透析学会への求人も提出し広く募集をかけています。行政担当課とも協議し、確保に向けて更なる求人活動が必要であり、人材確保が重要課題と考えます。併せて透析スタッフで ある看護師確保についても同様に必要であります。拡充に向けて対応していますが、結果としては良い結果が得られない現状ではあります。そんな中でも、勤務時間等を調整したりしながら、透析医療を継続しております。
③ 病床利用率の向上をめざす課題を掲げられ、「医師・看護師等の人材確保を同時に進め」と書かれて いますが、人材確保が十分できない理由が何でしょうか。
回答 全国の協会内施設でも人材確保に苦慮している施設は多くあります。各施設が様々な手法で人材確保に当たっていますが、当院ですと、立地的な理由も大きい要因かと思います。東京、神奈川に隣接し通勤圏内である事や、賃金の格差もあり流れているのは事実です。また、当院としては各種学校訪問や、就職説明会に積極的に参加したり、地元高校への職業人講話へ出席する事で、病院の紹介や職種ごとの業務内容等アピールしたり、病院見学会の実施や、学生の職場体験も可能な限り受入を行い、将来の医療人の確保に努めています。
④ 小児科充実の短期的課題で「小児科救急の案内体制、他の医療機関との連携体制の強化を図っていく」とされていますが、具体的な方策をお教えください。
回答 短期的な課題はクリアーできているかと考えます。夜間や休日については、当院では小児医療の提供はしていない状況から、富士東部小児救急医療センターを案内させていただいております。また入院機能も有していないことから、平日の入院対応については都留市立病院を始め山梨赤十字病院や富士吉田市立病院と連携体制の中、継続的な治療を目的に紹介している状況です。また本年5月より夕方診療を行う中で、学校や保育園帰りのお子様の急な体調変化について受入を行っています。現在は月水金ですが、月曜から金曜まで対応できるよう上野原市薬剤師会とも体制整備を検討している状況です。
⑤ 西原・秋山診療所の問題や健康増進計画について、子育て保健課や長寿介護課、市民課との連携が必要と考えますが、どのようにお考えでしょうか。
回答 診療所の運用については患者数が減少する中、限られた医療資源の有効活用が必要かと考えます。診療日の減少や、有効な診療体制を構築する事で効率的な医療提供を担当課と協議しております。また、医療を提供すると同時に、市民の健康保持、疾病予防対策も非常に重要であり必要な事です。行政と情報共有しながら連携を密にし、対策を講ずる必要はあります。当院としましても院外での活動強化をすることで、これらに寄与し市民の安心安全を提供できると 考えています。 健康増進計画についての連携についてですが、現在、市では市民課が主体となり高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施が進められています。この事業は高齢者について保健事業や介護予防事業、かかりつけ医等がそれぞれ連携をとりながら一体的に健康課題を解決していく というものであります。その一環で、6月21日に行われた市と市立病院の共催で行われた糖尿病教室において、市立病院の先生の講演に続いて市民課の職員が糖尿病に関する市の現状について説明を行っております。また、本教室におきましては包括連携協定を結んでいる生命保 険会社や市立病院の各課が健康ブースを設けて各種測定や体験相談などを行い大変好評であ りました。また、11月30日に行われます歯科医師会主催の研修会におきまして、市立病院の 内科医師が医科歯科連携について講演をすることになっております。この一体的事業におきましては、医療保健担当・包括支援担当・国保年金担当の保健師が、それぞれの役割分担の健康 状態不明者に対して訪問して必要な情報を届けることにより、その先の介護サービスや医療に接続し、健康の保持増進を図る取り組みを行っているところであります。
⑥ 病院経営の改善のためには、どのよう なことが必要とお考えでしょうか。
回答 各医療機関、物価高騰による経費の増加や処遇改善等の給与費の増加に、療報酬改定が追いつかない状況です。その中で協会のスケールメリットを活用し費用の削減、併せて収益増に繋がる施設基準の取得に向けて体制整備が必要です。また、当市の現状を理解し、医療から介護への移行も急速に進む中で、昨年9月に訪問看護ステーションを立上げ、訪問診療と併せ在宅医療に介入しました。人材採用については、入院・外来運用を適正に行うことに沿った必要数とし、人件費の削減にも務める事が必要であると考えます。
文教厚生常任委員会報告
昨日、上野原西中学校で若葉祭(学園祭)体育の部が開かれました。当初の予定では、9月に文化の部と同日開催でしたが、暑さ対策等の措置の一環で分離開催となりました。
夏の暑さから比べるとずっと気温が低下し、肌寒い日となりましたが、生徒がグラウンド中を元気に走り回っていました。競技として、大縄跳び、ムカデ競争、綱取り、リレーが行われました。3年生のムカデ競争で、半周以上遅れたチームを近くまで行って、大勢で励ます姿やリレーで誰もが一生懸命走っていることに感動を覚えました。
昨日は、上野原市男女共同参画推進委員会が開かれました。1月18日の男女共同参画・防災講演会、12月のぴゅあフェスティバルの件など討議がおこなわれました。
ぴゅあフェスティバルに展示する展示物の作成と活動発表の寸劇の練習、今月の動画の撮影を行いました。寸劇の小道具、撮影機材など結構な重量のものを持ち込みました。
11・3山梨憲法集会に参加してきました。高市自民党・維新連立政権の動きは危うい。現在の憲法体制を真っ向から覆そうとしています。国民の生活や権利を奪い、アメリカの尻馬に乗り、戦争への道を突き進むように見えてなりません。国民の生活苦から目を反らせるように排外主義をあおり、軍事産業の育成でつかの間の夢を見させるのでしょうか。「身を切る改革」などという目眩ましで、国民の暮らしと権利を奪い取り、国会議員を減らすという口実を使って民意を削り取るやり方は狡猾です。
集会宣言の最後に、『「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意し」、「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認した」と宣言した日本国憲法はますます輝きを増しています。改憲を許さない運動を急いで広げましょう。憲法を活かす政治の実現に向け、ともに頑張りましょう』と結んでいます。
集会では、村上信行上野原市長、遠藤浩市川三郷町長、保坂武甲斐市長からメッセージが寄せられていることが報告されました。
昨日は、締切が迫っているシナリオ原稿の手が進まず、12月のぴゅあフェスティバル用の小道具作りに逃げました。ボロボロの辞書の表紙を補修しました。カチンコも作ってみました。テーブルを占拠していた書類も整理し、気分転換を図っています。
昨日の卒業生の同窓会で、高市首相のトランプ大統領との首脳会談をどう思いますか、と振られました。「高市首相は、現在抱えている日本の課題を全く理解していません。失われた30年と言われていますが、その原因についての政策が全く欠如しています。アメリカへの投資、80兆円と約束していますが、その利益の大部分がアメリカに付け替えられます。本来は、日本に還元されるはずの富をアメリカに持っていけば、それだけ日本の経済の循環にマイナスの影響が及びます。さらには、軍拡の予算を注ぎ込めば、どうなるのかは自明です。今、必要なことは、国内消費を拡大するために、国民生活を豊かにすることが求められていますが、その視点がかけているのに、日本のマスコミは、全く表面的なことに終止しています」とか、ナントカ言っていたような気がします。
昨日は、30代の時期に在職していた高校の卒業生の同窓会に招かれました。みなさん55歳で、相応な社会的な地位に着かれていました。1学年385人でしたが、122人の方が参加していました。37年ぶりの再開でしたが、なんとなく面影が残っています。
当時の学校の裏話や現在の政治経済の話、教育の話など楽しく過ごした時間でした。
体育の同僚の教員もいたので、時間割を組む時、体育科の横暴?の話も振ってみました。体育科から、こんな時間割にしてほしいと事前に案が提示されるのです。午前中4時間連続の実技はやめてほしい、体育館、グラウンド、プールの授業で、同じコマに同学年は入れないでほしいとか、それは真っ当な希望なのですが、そのとおりに組むと、他の教科にしわ寄せが来ます。その前に、非常勤講師の希望が優先するので、体育科の希望とは相容れない状況も生まれます。その調整をするのが、時間割を組む教務の仕事で、ここは無理をしてほしいと、材料を揃えて、体育を説得する仕事をしていたと、当時のことを暴露しました。こんなことは、生徒は知りませんよね。700コマの授業を入れ込む時間割作成は至難の業でした。3月中旬の翌年度の非常勤講師の決定から4月始めまで、他の教員の出入りを禁止した小部屋で格闘していました。
昨日、映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」が公開されました。吉永小百合主演ということもありましたが、脚本:坂口理子なので、見逃すわけにはいきません。高校教員現職のときの生徒で、演劇部にいました。登山が趣味とは知りませんでした。
登山家田部井淳子の半生を描いた映画です。エレベストに女性で初めて登頂に成功したばかりでなく、7大陸最高峰の登頂者にもなっています。それ以降も日本の登山の普及にも力を注いでいました。
監督阪本順治とありましたが、パンフレットを見て、「北のカナリア」も撮っていたとあり、過酷でも、きれいな映像を見せる監督と思いました。