2025年8月の日記


避難訓練

2025年8月31日(日)

今日は団地の避難訓練の日。玄関前に無事を知らせる白色のタオルを出してください、とのお知らせがありました。その後、ブロック委員がその数を集約して、各丁目の集会所に集合することになっていました。

激励をかねて、4丁目の集会所に伺い、自治会の役員の方と少しお話をしてきました。


チューブ交換

2025年8月30日(土)

自転車のタイヤの空気圧が十分でなかったので、乗る前に空気を入れました。前のタイヤは十分に圧が上がったのですが、後輪は入れても入れても、圧が上がりません。全く入らないのではないのですが、いくら入れても、指で押すと凹むのです。小さな穴が開いているか、口金が不良なのかわかりません。チューブを変えることにしました。2021年7月に購入してから、初めてのチューブ交換です。タイヤが固く外れなかったので、交換に30分もかかってしまいました。

団地内を1周3.18km・平均速度6.4 km/h・平均移動速度11.8 km/h・最高速度33.9 km/h

最高気温44.0℃、最低気温28.0℃、平均気温39.0℃

サイクルコンピュータの数値です。

まだまだ、暑い日が続いています。

一般質問の第1稿を仕上げました。


決算資料

2025年8月29日(金)

9月議会は、決算特別委員会があります。今議会から完全ペーパーレス。決算関係資料もタブレットにアップされました。すべてPDFファイルですが、各課の説明資料の合計ページは、なんと1165。これから読み込みを始めますが、どんなことをすれば効率的か、思案中。それ以前に一般質問の原稿の仕上げをしなくては。現在3,300字まで進んでいますが、最後のところで詰まっています。前回の質問は3,600字で25分の時間だったので、もう少しです。

昨日は、ぴゅあフェスティバルのぴゅあ富士会場の独自プログラムの内容検討会が開かれました。山梨県男女共同参画推進センターの機能が縮小されましたが、何とか新しい方向性を見つけ出すようになってきたと思います。


センターライン

2025年8月28日(木)

国道20号コモアしおつ入口の交差点は、右折用レーンもある3車線で接続しています。白線はほぼ消え去り、ポールで中央線の仕切りがあります。昨日、この交差点を国道東京方向から、団地に向けて右折しようとする車がポールの右側(団地からの右折車線)に進入した車を見てしまいました。逆走です。幸い、事故にはなりませんでしたが、危険です。

建設課に行く用事があったので、善処を求めました。すでに対応を検討しているとのことでした。

赤旗読者ニュースを更新しました。8/28

猿橋勝子

2025年8月27日(水)

今日のNHK「あさイチ」で猿橋勝子が紹介されていました。1980年、気象庁気象研究所を定年退官するにあたって集まった寄付金をもとに「女性科学者に明るい未来をの会」を設立し、女性科学者を表彰する「猿橋賞」を創設、女性科学者を励ました人です。

核兵器廃絶のためにも力を尽くしました。「科学者は、哲学者でなくてはならない」と科学の利用についても、科学者が責任を持つ必要があると言っています。

「あさイチ」に出ていた宮本亜門が、猿橋勝子に触れ、「核の傘に守られているとはいえ、日本政府が核兵器禁止条約に参加しないことは信じられない」というような発言をしていました。


議会開会1週間前

2025年8月26日(火)

朝から、議会運営委員会、議員全員協議会、議会活性化特別委員会と会議のはしごです。終わって、上野原駅に着いたら、30分待ち。暑さが続いています。

9月議会の開会まで、あと1週間。

一般質問の準備を進めていますが、それに合わせてか、市立病院の事業報告がありました。昨年度は、若干の黒字が出たようです。とは言っても、市から指定管理料2億円が支出されています。不採算部門への支出です。救急、小児科、僻地診療などなど、自治体が支えなければなりません。市から支出なしには成り立たない自治体病院です。黒字だからといって、良いわけありません。民間病院であれば撤退となるはずです。


火垂るの墓

2025年8月25日(月)

「火垂るの墓」を観ました。スタジオジブリ作品です。今年は、高畑勲監督の生誕90周年です。高畑さんは「私は東映動画の労働組合で副委員長をやったことがあって、宮さん(宮崎駿氏)とは仕事ではなく、労働組合で知り合いました。労働組合のおかげで多くの仲間ができ、職場集会で毎日のように議論したり、苦労して日刊の機関紙を発行する中で民主主義を学びました」と語っています。

戦後の民主主義の息吹を感じます。いま、きな臭い雰囲気が漂う中、平和への立脚点をしっかりと持つことが大切だと感じています。


専用バッグ

2025年8月24日(日)

今使っているプロジェクターが、一時不調で画像が出なくなりました。その後回復したのですが、不安なので、予備の機械を購入しました。専用のバッグが付いていなかったので、キルト地で自作。裏生地の共布で持ち手も作ってみみました。少し大き目となってしまいましたが、御愛嬌。夏の暑さしのぎの時間のことです。

ほんとは、持ち手のためにベルト用のテープを買ってきたのですが、帰ってからみたら、伸縮テープだったので変更しました。

暑さが続いて、イマイチ体調が優れず、一般質問の原稿書きが止まっています。9月議会が目前。


ジオツアー

2025年8月23日(土)

第9回上野原ジオツアーに参加してきました。今回は西原地域です。腰掛集落付近の鶴川で、貫入した火成岩(安山岩or流紋岩)を見ることができました。今まで報告がなかったもので、詳細は不明ということでした。上野原市の大地の成り立ちについて、まだまだわからないことがたくさんあります。更に鶴川の上流部には、堆積した頁岩の傾斜した岩盤が河床にありました。地質的に面白い場所がたくさんあります。

西原にも縄文遺跡があります。古い時代から人が住み着いていたことが分かります。その時代は、案外住みやすいところだったのでしょうか。謎もたくさんあります。


笑いごとではありません

2025年8月22日(金)

都立八王子東高校に在職していた時に関わった生徒の何人かは演劇と縁があります。当時の東(略して呼んでいました)は、文化祭では演劇の公演が盛んでした。体育館、5階ホール(臨時増学級のときに増設しました)、剣道場にステージを作りました。それでも足りないときは、社会科教室も使いました。それぞれの会場に、照明装置、音響装置を設置していたので、結構、設営も大変な作業でした。1,2年のクラス演劇の他に、演劇部、3年有志演劇、その他の団体も、公演していました。

一番の思い出は、ある年、剣道部の女子が、任意団体を作って演劇公演をやりたいから、顧問を引き受けてほしいと言われ、受けました。「夏の夜の夢」をなるべくカットせずにやりたいというのです。普通は、1時間が公演時間ですが、それに収まらないので、特別に社会科教室を貸すので、自分たちで会場設営もするという条件で許可が降りました。

 主人公のパックは、もちろん件の女子。ところが、公演の10日前に、準主役級のオーベロンの役者が突然出ないと言い出して、大パニック。仕方なく、代役を引き受けることにしました。必死に台詞を覚え、当日はプロンプターも配置して、なんとか乗り切りました。

そんな卒業生の一人から、前進座甲府公演(9月4日)の案内をいただきました。「笑いごとではありません」の脚本を担当しています。ぜひ観に行かなくてはなりません。


賃金格差

2025年8月21日(木)

9月議会が近づいてきました。26日に開会1週間前の議会運営委員会・議員全員協議会が開かれます。

一般質問の原稿を書き始めました。8月19日に長崎幸太郎山梨県知事が、山梨労働局に最低賃金に関する要請を行ったと報道されました。これ以上都道府県賃金格差が広がると、人口流出に歯止めがかからなくなるので、「県民が将来に希望を見いだせる水準への引き上げを求める」というものです。中央最低賃金審議会が今年度の地域別最低賃金額改定の目安を答申しましたが、各都道府県の引き上げ額の目安は、Aランク63円、Bランク63円、Cランク64円です。すでにAランクの東京都は63円アップの1,226円、神奈川県も同様に1,225円との答申が出ています。山梨県はBランクなので63円の引き上げをしても、1,051円にしかならず、時給で170円以上の格差は縮まりません。

全国一律の最低賃金の実現のためには、中小企業への支援を含めた経済構造の変革が必要です。

赤旗読者ニュースを更新しました。8/21

通年議会

2025年8月20日(水)

議会運営委員会の視察調査で、青梅市に行ってきました。「通年議会」についての調査です。

現在議会は、地方自治法第102条第2項によって、条例で定める回数、定例会を開くとなっています。普通は年4回です。通年議会にすると、専決処分を少なくすることができる、閉会中の審査の申請をしていなくても、委員会をいつでも開くことができることになります。この通年議会とする方法は、同項の規定により、定例会の回数を1回と定め、会期を1年間にする方法と、地方自治法第102条の2によって、条例で定めた日から翌年のその前日までを会期とする方法があります。

青梅市議会では、前者の規定によって、通年議会となっています。議会事務局の説明では、それ以前のやり方と変わりがないように工夫されていると感じました。議会を開く余裕がなく、専決処分にする案件がなくなったと報告されていましたが、年度当初の年度末日切れ法案に基づく条例改正については、事前に「市長の専決処分事項の指定」で指定される変更を行っていました。

これだけであれば、何も「通年議会」にしなくてもできると思ました。

通年議会によって活性化できるかどうかは、議会そのものの活動にかかっていると思います。

上野原市議会では、まだまだ発言を制限するように働いていると思えることがあります。予算特別委員会、決算特別委員会の総括質疑をなくしたこともその一つです。


米と農業を考える

2025年8月19日(火)

今日は日本共産党上野原支部のふれあいトークVOL.5、「米と農業を考える」でした。今日の米価高騰は、起こるべくして起こった自民党農政の結果です。その裏には、大企業本位、アメリカいいなりの2つの政治の歪みが隠されています。米の価格は、市場任せです。需給の不均衡から、すぐに米価の乱高下が起きます。そして、不当に安い農産物の価格から、農業から人が大量に流出しています。自民党は、大規模化すれば、農業でも生活が成り立つと踏んでいるようですが、日本にそのような条件はありません。

いままで、輸出大企業の利益のために、関税の引き下げと引き換えに、農産物の自由化を進めてきました。大企業は、賃金の抑制のためには、食料品の価格の引き下げを求めてきました。そこには、自国の農業を守る気概はありません。安ければ、外国産物でも構わないという姿勢です。


原水禁大会報告会

2025年8月17日(日)

原水爆禁止世界大会in広島 報告会が開かれました。今年の広島大会に上野原市から代表の二人の青年を送り出しました。その報告会です。村上信行市長、小澤勇人教育長を含め、34人の市民の方が参加しました。

 さすが、今の若者、パワーポイントを使っての報告でした。

山梨県からは28人が参加したそうですが、写真を多用した報告は、臨場感あふれるものでした。「市民の一歩が、大きな政策変化につながる」「被爆者は、若い世代に継承されることを期待している」などの感想が述べられ、これからの活躍が期待されています。

被爆してから80年。ロシアの核兵器の使用もありうるなどの脅し、核兵器の保有を堂々と言ってしまう国会議員の存在など、危うい状況が続いています。この状況を打ち破るには、核保有国を含め、核兵器禁止条約に参加させる以外の道はありません。唯一の被爆国である日本政府の責任は重いものです。核兵器保有国と非保有国の橋渡しをすると言いながら、ほとんど前進できない日本政府のサボタージュを放置することはできません。非核三原則を守っている(と言われている)日本です。条約批准に問題は何らありません。そのうえで、核保有国に条約批准を迫る、あるいは条約批准のための国際会議を提案するなどの、具体的な行動が必要です。核兵器禁止条約など、ないものとするような態度の石破首相や日本政府は、恥ずかしい限りです。


米問題

2025年8月16日(土)

8月19日に日本共産党上野原支部で、ふれあいトークNo.5を開きます。今回は、「米と農業を考える」というテーマで開きます。これまで、資料作りに時間を取られましたが、ようやく終局。水稲収穫量の経年変化のグラフを作りました。年によって、大きく変化しているのが分かります。そのための備蓄米ですが、大量に放出し、大丈夫なのかとしんぱいです。23年産米は44万トン不足、24年産米は、33万トン不足と言われています。これでは、品薄となり、米価はますます高騰するのではないでしょうか。

石破首相は、増反に踏み切ると言っているようですが、そう単純ではありません。農業で生活できるようにするためには、農政の根本的な転換が必要です。工業製品の輸出ために、農産物の自由化を進めてきた自民党農政では、解決できません。


墓参

2025年8月15日(金)

この墓には、父母と兄が眠っています。兄は1979年になくなりました。享年36歳。父は、2000年、享年83歳。母は、2014年、享年93歳。3人は、先の戦争によって翻弄された人生を送っています。父は中国戦線で戦死した と伝えられましたが、抑留生活を送っています。兄は、知的障害者として産まれてきました。母は、兄を連れ子として父と再婚します。私が小学校に入るまで、母は内職をして生活を支えました。その後何年かは会社勤めをしています。生活が安定するのは、私が小学校3年の頃に、父が安定した職を得た頃からです。父の勤めの関係で、私は小学校を3校経験しています。様々な事情を抱えて、何回も転居しています。その頃の我が家の転居は超人的です。その朝に転居を決めたら、すぐに荷造りをして、その日のうちに家移りするというような離れ業をしています。引っ越し用のりんご箱が常備してあり、そこに食器や衣類などを詰め込んでしまうのです。親子4人で一部屋に住んでいたからできたのかもしれません。

今日は日本軍国主義の敗戦記念日です。国民にとっては終戦かもしれません。なぜ、日本は戦争への道を歩んでしまったのか、真剣に問われるべきものです。国民の民主的な権利を抑圧したことが決定的です。民主主義の徹底こそ、平和のために必要です。学問の自由への侵害、言論の自由を封殺する動き、排外主義による外国人差別などなど、戦前回帰の動きが顕著な今こそ、歴史を見つめ直すことが必要と思っています。


会津

2025年8月14日(木)

会津といえば、磐梯山に登ったときのことを思い出します。1975年。ちょうど今から50年前。長女が4歳、長男が2歳のことです。裏磐梯の尾瀬林業のロッジを借りて、自炊用具を持って何泊かしたあと、帰りに磐梯山を登って帰ることにしました。大きなリュックに荷物を詰め、登りはよかったのですが、山頂から下るところで、長男が眠ってしまいました。仕方なく妻の荷物も担いでスキー場の長い斜面を歩いたことが思い出されます。子どもを連れた初めての山登りでした。

それから10年余り、子連れ登山を続けていました。

もう、左膝に故障を抱えているので、高い山には登れなくなりましたが、博物館や美術館を訪ね歩いています。

今夏は、会津周辺。

福島県立博物館は、会津若松市にあります。常設展は、福島の原始・古代から現代の歴史を振り返る展示と自然、民俗、歴史・美術とテーマ別の展示がされています。奥会津博物館にも行ってきました。藍染の体験もできる施設です。藍甕をいくつも据えてあり、本藍染ができます。


e-Tax

2025年8月13日(水)

日本年金機構からメールが届きました。

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ねんきんネットご利用者 様
日本年金機構の「ねんきんネット」をご利用いただき、ありがとうございます。
年金に関する通知書のペーパーレス化について、ご案内いたします。
以下の通知書について、ねんきんネットから通知書の内容確認が可能です。
紙の通知書がなくてもいい方は、ペーパーレス化(郵送の停止)の設定をお願いいたします。
環境に優しいペーパーレス化にぜひご協力ください。
・「ねんきん定期便」
・「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」(以下「控除証明書」という。)
・「公的年金等の源泉徴収票」(以下「源泉徴収票」という。)
また、控除証明書と源泉徴収票は、ペーパーレス化の設定をすると、e-Taxでの確定申告等に利用できる電子データを受け取れます。
確定申告が簡単になりますので、ぜひご利用ください。
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e-Taxで確定申告ができて便利ですよ。と言っていますが、マイナカードが必要だとか、電子証明がどうだとか、カードリーダーが必要になるとか、わからないことだらけです。とても簡単には思えません。


宮本百合子文学碑

2025年8月12日(火)

会津からの帰りに郡山に寄ってきました。しんぶん赤旗に宮本百合子の文学碑があると載っていました。

百合子の祖父の中條政恒は、安積開拓の祖と呼ばれ、安積疎水の開通のために力を尽くしたと言われています。政恒は、安積疎水の開通を待たずに島根県に転任しますが、晩年安積開拓地の人々に請われて、郡山に居を移します。

百合子は、東京で産まれ、東京で過ごしますが、祖父母のもとを何度も訪れています。その時の話を元に、「貧しき人々の群れ」を発表し、文壇に登場します。その縁で、開成山公園の中に文学碑が建てられました。

インターネットを頼りに、碑を探したのですが、見つからず、近くにある「こおりやま文学の森」で尋ねたら、地図をプリントアウトしてくれました。福島の方は親切です。


駒止湿原

2025年8月11日(月)

夏休みに会津を旅してきました。二日目以降雨の予想だったので、初日に駒止湿原に行きました。湿原の近くに駐車場があり、ほとんど登ることがありません。湿原は、大谷地、白樺谷地、水無谷地と分かれていました。花の最盛期は終わっていて、最初の大谷地湿原には、アシが茂っていて、背の低い植物は目立ちませんでした。写真はマルバモウセンゴケです。その他、サワギキョウ、ワタスゲなどが目を引きました。一部は乾燥化が進んでいましたが、高層湿原、低層湿原など観察に適している地です。

ただ、木道の痛みが激しく、途中に設置されていたベンチなどは、ほぼ朽ちていました。


私たちの戦争体験

2025年8月10日(日)

休みをもらって会津に来ています、今日は、あいにくの雨ですが、福島県立博物館で「私たちの戦争体験」が開かれていました。会津若松市には、陸軍の連隊がありました。さまざまな階級の軍人やその家族がどのような戦争体験をしたのか、資料に語らせていました。学芸員の栗原さんの説明を聞くことができました。

この写真を撮っていたとき、手で持っていたパンフレットなどが床に落ちでしまいました。気がついていなかったのですが、係員の方に落としたことを教えてもらいました。それどころか、別の方が封筒をもってきてくれて、「大事なものですから、これをお使いください」と声を掛けてくれました。会津の方は、みんな親切でした。


アイロン

2025年8月9日(土)

いつも履いているズボンの折り目が消えかかっていたので、自宅で洗濯し、アイロンを掛けました。何年ぶりかのアイロン掛けです。ほんとはスチームアイロンなのですが、スチームが出なくなっているので、霧吹きを使いました。

ついでに、ハンカチにも掛けました。自分で染めた藍染のハンカチです。

家事も細々としたものがあるので、完璧にこなそうとすると疲れます。まあ、適当にやることにしています。

月末になると9月議会がすぐに来るので、今から準備を進めて、資料集めをしています。読まなければならないものがたくさんあって、隙間で家事をしています。


討論の制限

2025年8月8日(金)

今日は、議会活性化特別委員会が開かれました。「討論交互の原則の見直しについて」が議題にありました。

上野原市議会会議規則に「(討論の方法) 第53条 討論については、議長は、最初に反対者を発言させ、次に賛成者と反対者をなるべく交互に指名して発言させなければならない。」とあります。この文面は、討論は、反対者に最初の発言を認め、その後は、賛成、反対をなるべく交互に指名すること以外に解釈のしようがありません。ところが、今まで上野原市議会は、絶対に、反対・賛成・反対の順でなければならないとし、反対の後、賛成討論の申し出なければ、そこで打ち切りになってしまうのです。また、反対のあと、賛成討論があり、その後に反対討論がなければ、そこで打ち切りとなります。反対-反対、あるいは賛成-賛成と連続はできないのです。

この件は以前から私が主張していましたが、会議規則通りに運営してほしいと要望しても、変更する必要はないと拒否され続けていました。自分は原案に賛成だけれど、討論ができないので反対討論をするという事態まで起こっていました(他の議員ですが)。

ようやく、すべての討論を認めるという結論が出ました。6年かかりました。反対討論だって、反対する理由が違うことは、ままあることです。


議員合同研修会

2025年8月7日(木)

昨日は、甲府アピオで県市議会議長会主催の議員合同研修会が開かれました。講師は、昨年8月にも講演された元大津市議会局長の清水克士さん。「続・これからの地方議会~立法趣旨に沿った議会運営~」という題で講演されました。最初に「立法趣旨を基準に考察する理由」として
・法治国家において最終的な判断基準は「法」に求めるしかない
・現実には、自治体運営でも法の趣旨から疑問に感じることが多い
とされ、その例として、東京都水道基本料金無償化施策を挙げていました。地方公営企業法の立法趣旨 経済的効率性と自主性を確保する制度的枠組みの確保。一般行政組織からの政治的な恣意的介入を排除し、企業的手法による合理的な運営を促そうとするもの
と、否定的な考えを述べていました。

非常に違和感を覚えました。地方公営企業法は確かに独立採算を重視し、一般会計からの法定外繰入について排除するような仕組みを持っています。しかし、その上位法である水道法や地方自治法、憲法の立法趣旨が置き去られているような気がします。

7月に開かれた東部地域広域水道企業団の議会で私は強く主張しましたが、水道施設の耐震化を進めるためには、国や県の財政的支援を求めなければなりません。企業団もそのことを認めています。水道事業が独立採算だからといって、水道料をもって賄えというのでは、社会的インフラの整備はできません。

高物価の中で市民の生活に困難が襲いかかっているのに、負担軽減を図ることは、地方自治法の立法趣旨に則っています。

あまりにも硬直的な法解釈に違和感を持ちました。


原爆投下から80年

2025年8月6日(水)

今日は、アメリカが広島に原爆を投下してから80年。広島では核兵器廃絶をめざし、平和記念式典が開かれました。石破首相の言葉のなんと軽々しいことか。被爆者が望んでいる核兵器禁止条約の署名批准に背を向け、ひたすら核兵器保有国におもねる姿は痛々しい。

今日から上野原市役所ロビーで、「原爆と人間」パネル展が開かれています。8日まで。

非人道的兵器は、開発も、保有も、使用も許されるはずはありません。核拡散防止条約では、役に立ちませんでした。5大核保有国の核保有は認めて、その他の国はだめです、と言っても通用しません。核保有国の核も放棄する立場に立たなくては、核廃絶は実現しません。核保有国に対して、粘り強く、核兵器禁止条約に参加することを迫る以外に道はありません。

文教厚生常任委員会視察報告を掲載しました。

視察

2025年8月5日(火)

長野県駒ヶ根市に文教厚生常任委員会で「子育て支援」の視察に行ってきました。片道176kmを日帰りの強行軍。昨年も視察の予定がありましたが、雪などの事情でキャンセルになっていました。駒ヶ根市は、2021年に「子育て全力応援」宣言を出し、積極的な取り組みをしているところです。教育委員会に子ども課を設置し、一元的な行政運営に取り組むなど意欲的です。

総務部企画振興課少子化人口戦略室長、教育委員会子ども課子育て支援係長のお二人が主に説明されていましたが、どちらも女性です。

市議会も定数15人のところ、女性は5人です。4人(5人?)の議員も同席されて、市職員の説明を聞いていました。

少子高齢化はどこでも起きていますが、その対策に必死に取り組んでいる姿が印象的でした。

駒ヶ根市は、何度も訪れています。木曽駒ヶ岳の登山口であるし、宝剣岳直下に広がる千畳敷は、ロープウェイで登れるので、気軽に高山植物を見ることができます。視察の帰りに、菅の台にある駒ヶ根ファームに寄ってきました。菅の台は、駒ヶ岳ロープウェイにつながる中継基地です。マイカー規制が行われているので、ここで路線バスに乗り換えます。


保育合研

2025年8月4日(月)

群馬県で第57回全国保育団体合同研究集会(保育合研)が開かれています。1969年に始まりました。

長女が産まれたのが1971年。その年は近くの無認可保育所に預けました。翌年4月から公立保育所に0歳児のクラスに入りました。保護者会の仕事を一緒にやろうと誘ってくれたのは、年長のクラスにお子さんがいた、後で都議会議員になる木村陽治さんでした。それから長い間、保育運動に関わることになります。ちょうど、23区の保育料値上げが問題になった頃で、区の保育問題協議会の立ち上げに関わりました。その縁で、東京保問協(東京都保育問題協議会)の役員になり、子どもが保育園を卒園してからも、何年か保育運動の中に身を置きました。当時、長野県山ノ内町で開かれていた保育合研にも毎年参加していました。殆どはスタッフとしてでした。分科会の司会をしたり、同時に開かれていた子ども向けの林間学校のスタッフだったり、いろいろな仕事をしていました。一度だけ、開会集会の基調報告を任されたこともありました。

東京保問協が財政的な危機に陥ったとき、何年か事務局長を引き受け、教員の仕事と保問協の仕事のダブルワークの様になったこともあります。ほぼ2日に1回は、八王子の職場で仕事が終わったあとに、阿佐ヶ谷の事務所まで通っていました。若かったです。

行政とのやり取り、運動の組織化などたくさんのことを学ばさせてくれました。保育運動には、子育て最中の父母や労働組合の活動家、無認可保育所の職員、私立保育園の職員など、多様な人が集まってきました。それぞれの要求や立場の違いがあり、それをまとめるには苦労がありました。

懐かしい思い出です。


芝生の手入れ

2025年8月3日(日)

庭の芝生も伸び、雑草も侵入してきて、「なんとかしなきゃ」と連れ合いがつぶやいていたので、少しばかり手入れをしました。

8月19日に予定している日本共産党支部の「ふれあいトークvol.5」の「米と農業を考える」の資料を準備しています。必要な基礎資料を探すのに苦労をしています。例えば、流通過程で全農のシェアの割合がどうなっているのか、引用した数値は出てくるのですが、なかなか原資料を見つけ出すことができません。

米作は時給10円という衝撃的な発表がありましたが、家族報酬が計上されない年も何年もありました。再生産を保証されない状況が続いています。それなのに、農村が自民党の支持基盤となっていた(あるいはなっている)状況が続いてきました。農民を犠牲にしながら、日本の資本主義は発展してきました。こうした社会の矛盾の告発とともに、国民が政治の主人公となる主体的な条件の成熟が必要と感じています。


国会図書館

2025年8月2日(土)

国会図書館の資料を閲覧しようとしたら、本登録への移行を促されました。今までは、簡易登録だったようです。本人の自覚はなし。前は、国会図書館にも、都立中央図書館にもよく行っていたのですが、山梨県に転居してからは、足が遠のきました。

インターネットが普及したこともありますが、インターネットではカバーできない資料は、図書館が頼りです。それも開架であるとありがたいです。自分の必要な資料を検索しようとしたとき、図書館では、その近くにある関連した書籍をすぐに確認することができます。

今、NHKで「舟を編む」を放映していますが、紙の辞書とデジタル版の選択を迫られたとき、相補的であり、対立的でないという台詞が出てきましたが、その通りだと思います。


ミシン

2025年8月1日(金)

昨日は、大月アメダスは最高気温33.2℃を記録し、幾分気温は下がりましたが、外に出るのは躊躇されました。前から気になっていた暗幕の布端のほつれをミシンで縫いました。年金者組合でいつも使っている福祉センターの教養娯楽室のドアは、素通しのガラスがはめ込んであります。プロジェクターを使うとき、光を遮蔽する黒布で覆っているのですが、端を処理していないので、ほつれて来ていました。長い間何とかしないと思いつつも放置していました。ミシンで使うボビンがなかったこともありましたが、近くのスーパーでボビンを買ってきて仕事をしました。

連れ合いが、ミシンのライトが点かないと言っていたので、取説を見ながら、カバーを外してみると、ライトの断線が確認できないので、再度ソケットに差してみると、点灯。修理完了。2008年に購入したミシンです。