2025年5月の日記


雷鳴

2025年5月31日(土)

雷鳴が轟いています。早朝というか深夜のしんぶん赤旗の配達、月末の財政処理、ポスターの貼り出しなどの仕事が終わる頃から雨の降り方が激しくなり、雷鳴も。昼食を作り、一般質問の原稿書きに追われています。4000字くらいは必要と思っていますが、現在は、4163Byte、約2000字です。支持者の方からの要望が多く、多分書き上がったところで、削ることになるかなと思っています。今議会から質問時間が、往復60分から片道25分となるので、そのことも含まなくてはなりません。

書く途中で、調べもしなくてはなりません。今回は不登校の問題を取り上げる予定ですが、不登校者の数を調べてみると、2013年以降その数が大きく増えていることにびっくり。子どもにとって、学校が「耐え難い」ものになっているのでは、考えざるを得ません。

就職氷河期を迎え、中学生の不登校が増えてきました。将来に対する不安が、子どもや親にプレッシャーをかけてきたのでしょうか。コロナ禍でも不登校が増えました。学校は楽しくなくてはなりません。本来、学ぶことは楽しいはずです。新しい世界が広がるはずですから。そんな実感が持てない学習は、苦痛でしかなくなるでしょう。


医療費負担

2025年5月30日(金)

今週2度目の通院。今年の医療費支払額が10万円を超え、医療費控除の適用が確定。喜んでいいのやら、悲しんでいいのやら。

高齢になると、医療費負担は、やはり身に応えます。後期高齢者医療保険の保険料は、負担する者の負担能力を全く考慮せず、これだけかかるから、これだけ払えと強権的な賦課を行っています。それも、「現役世代」と対立させて、不満を抑えつけています。広域連合が運営しているために、被保険者の声が届きづらくなっています。山梨県では、27市町村から、それぞれ1人しか議員が選出されていません。

今朝の寒さも身に応えました。通院になるべく時間を取られたくないので、病院の開扉前に並んで待つことにしています。診察開始直後に受診できれば、診察待ちの時間が短縮できるし、会計も混み合う前なので、早く済みます。それに薬局での待ち時間も節約できます。病院の玄関脇には待ち合わせ用の椅子も用意してありますが、数に限りがあって、少しでも遅くなると立って待たなければなりません。早く行ってもそれだけ待ち時間が多くなるので、選択は微妙です。今日は椅子に座れましたが、氷雨のような雨をくぐってきた風は冷たく、震えました。


10年勤続

2025年5月29日(木)

今日は、6月議会1週間前の議会運営委員会、議員全員協議会が開かれました。市長提案が16案件、請願が3案件審議されます。一般質問の通告締切が6月6日正午です。いよいよ追い込み。質問原稿を仕上げにかかります。

議員全員協議会の冒頭で、全国市議会議長会からの表彰状の伝達が行われました。10年勤続の表彰です。市民のみなさんに支えられた賞状です。残された任期2年、力を尽くします。

赤旗読者ニュースを更新しました。5/28

「不登校についての提言」

2025年5月28日(水)

5月23日、日本共産党は「不登校についての提言」を発表しました。

骨子は以下のとおりです。
 子どもの不登校はこの10年で3倍と急激に増加し、35万人近くになりました(小・中学校)。これまで少なかった小学校低学年でも増えています。
 今こそ、不登校について子どもも親も安心できる政策が求められています。
 その一つは、いま行き渋りや不登校で悩んでいる子どもや親(保護者)への温かい支援策です。
 もう一つは、「学校が嫌い」と言う子どもが急増したわけですから、子どもが通いたくなるような学校にしていくことです。この間、自民党政治が学校に極端な競争と管理を持ち込み、学校が子どもに合わなくなってきたことを考える必要があります。
 以上の2点について、私たちの提案を発表します。
一、子どもの権利を尊重し、子どもも親も安心できる支援を
(1)不登校への支援の基本を、子どもの心の傷への理解と休息・回復の保障にすえる
(2)親への支援を手厚くし、親の安心を増やす
(3)子どもの居場所、学びの場の条件整備
二、過度な競争と管理をやめ、子どもを人間として大切にする学校を
(1)“忙しすぎる学校”を生み出した学習指導要領を見直す
(2)全国学力テストを中止する
(3)子どもを押さえつける過度の管理をやめる
(4)教員の多忙化を解消し、自由を保障する

今日は、この提言を上野原市教育委員会に届けてきました。


「いつでも元気」

2025年5月27日(火)

民医連(民主医療機関連合会)が発行している月刊誌に「いつでも元気」があります。その中に「ドクター大場のお金をかけない健康法」という連載があります。執筆者の大場敏明医師は、大学の同級生であり、同じ時期に教養部学生自治会の執行委員をしていました。学部に進んでからは、彼は医学部、私は園芸学部と離れてしまいましたが、懐かしい思い出がたくさんあります。このときの他学部の学生とのつながりが、後の人生の糧になったと思っています。

「いつでも元気」は内容が豊富であるばかりでなく、健康について示唆される記事がたくさん載っています。


りんどうの里美術展

2025年5月26日(月)

毎年開かれている「りんどうの里美術展」が、今回は市役所の会場の都合で、絵画の部がみんなの美術館で開かれています。会期は明日まで。

新しい人の作品が展示されていたり、作風は同じだけれども、対象を違えた作品が見られたり、楽しませていただきました。来月は、書道作品が見られるようです。

赤旗読者ニュースを更新しました。
上野原通信を更新しました。キクザキイチゲを載せています。
活動報告を5月号を載せました。

アオヤギ有希子都議会議員

2025年5月25日(日)

八王子にアオヤギ有希子都議会議員の応援に行ってきました。私も25年前まで八王子に住んでいました。その時からアオヤギさんを知っていました。民青の仕事をしていて、高校生に勉強の話をしてくれと頼まれたからです。

その後、時が経ち、いつか都議選の清水秀子さんの応援に行った時、アオヤギさんから当時の話を聞き、「あの時の」と思い出した次第です。清水秀子さんは、上野原市出身で、連れ合いと八王子の教員時代の友達でした。いろいろと縁があります。

日本共産党は都議会野党第1党です。数だけの問題ではありません。学校給食費無償化、シルバーパス約4割の値下げ、高齢者の補聴器助成制度の実現など、実績多数です。それも、自民党や公明党、都民ファーストが当初反対していた政策を実現しています。「共産党が動けば、都政が動く」とまで言われています。

来月予定されている都議選で、中小企業の労働者の賃上げのために直接支援、100万世帯に1万円の家賃補助、子どもの修学旅行費、制服などの無償化、国保税・後期高齢者医療保険の3万円の引き下げ、水道料の10%引き下げを訴えています。

東京都は17兆8千億円の予算規模です。5400億円もの税の増収があります。山梨県の予算は、年間5000億円です。一つの県ほどの増収がある東京都では、いろいろなことができます。お金をどう使うのかが問われています。

さらに、物価高騰対策のために、消費税を直ちに5%に引き下げること。将来的には廃止することも訴えました。消費税は悪税です。所得の少ない人ほど重い負担になっています。消費税の導入・増税によって、法人税の減税が行われ、大企業が大儲けをしてきました。その儲けは賃上げや設備投資に回されず、経済成長を止めてきました。国民の暮らしを助け、日本経済をまともに回復させるためには、消費税減税、法人税の適正な課税、軍事費などのムダ遣いをやめさせることが大切です。企業・団体献金に頼らない日本共産党こそ、その先頭に立つことができます。

などと、17箇所で訴えてきました。


草刈り

2025年5月24日(土)

今日は団地の清掃日。先週雨で流れたので、今年最初の草刈りです。4丁目の外周道路の歩道の草刈りですが、私は主に街路樹の下の植え込みを草刈機で刈り取りをしました。最後に、駐在脇の空き地に防火水槽があるのですが、半分草に埋もれていたので、刈り取りをしました。草刈機は自治会で貸してくれるのですが、貸出場所まで取りに行くのが面倒なので、my草刈機で行っています。

実は、5月14日に別の場所でmy草刈機を使った時、燃料タンクの蓋を紛失してしまいました。インターネットで発注し、翌日荷物が届きましたが、これがネジ径が合わず、使えませんでした。再度型番指定をして発注をしました。今度は、取り寄せとなり、いつ届くかヒヤヒヤしましたが、昨日夕方に現着し、間に合いました。

以前、森林総研多摩森林科学園蓮光寺実験林に週2日の勤務を2年間していた時、毎日のように草刈機を使っていました。5haの面積がある実験林で、管理用の道路がめぐらされており、その道路管理のために草刈りをしていました。実験林は斜面が多く、経験を積むことができました。


シール投票

2025年5月23日(金)

今日は、日本共産党支部が、上野原駅南口で「消費税5%へ引き下げ 賛成:反対」のシール投票を行いました。帝京科学大学の始業時間に合わせて「大学授業料無料の国」クイズの投票を行ってもらいました。

ほとんどの人が「消費税5%への減税」に賛成の投票をしていました。「高等教育に対する公的支出」がOECD諸国の中で、日本が下から二番目という資料を見てびっくりしていました。参加した人は「大学生と話していると、若いエネルギーをもらった感じがした」と感想を述べていました。


オオキンケイギク

2025年5月22日(木)

国道20号から団地に上がる道にオオキンケイギクが生えていました。生態系に大きな影響を及ぼすと環境省から特定外来生物に指定され、栽培、販売、保管、移動、野外への逸出などが規制されています。北米原産の多年生植物で、5月~7月が花期です。散歩を兼ねて抜いてきました。国道に面した法面、昨年はオオキンケイギクが大繁茂していましたが、国道事務所が駆除して、ほとんどなくなっていました。何株か残っていたので、それも抜きました。上の方にあった1株は、ちょっと危険なので取り残しましたが。

生きたままの移動も禁止されています。その場での枯死を待ちます。自治会などでの駆除については、事前に公表し、種子の逸散の防止措置を取れば(袋に入れて密閉するなど)、生きたまま移動することができます。


2つの会議

2025年5月21日(水)

議会活性化特別委員会と文教厚生常任委員会の連続会議。

議会活性化特別委員会では、これまで行ってきた3つの分科会の中間報告と意見交換会、一般質問の質問時間について確認が行われました。意見交換会については、議会だより編集常任委員会を改組し、広報広聴常任委員会(仮称)を設置し、取り組む方向とすることを確認しました。改組については、委員会条例の改正が必要になるので、9月議会に発議ができるよう準備することとなりました。

一般質問の質問時間については、いままで質問・答弁含めて60分という時間でしたが、6月議会から、質問のみ25分で行うことになります。

文教厚生常任委員会では、15日行われた指定ごみ袋制の視察についての検討を行いました。私から、甲府市の視察について、「ごみ分別辞典」のように分別の仕方がよく分かるものを作る必要があること、甲府市は、ごみ有料化ではなく、市民が分別することを率先してほしいという姿勢で取り組んでいること、指定ごみ袋制を実施しても、直近では、資源化率の低下が進んでいることを見ても、市民が積極的に関わることの重要性を指摘しました。

会議終了後、議会だより編集の技術的問題について、事務局職員にレクチャーをしました。


消費税を考える

2025年5月20日(火)

今日は、日本共産党上野原支部の「フレイアトークvol.3」「消費税を考える」でした。

消費税のポイントは。
①国内の取引に課税されること
②納税義務者は、事業者であること
③流通のそれまでの過程で納税された消費税額は控除されること です。
消費税法には、「消費者」という言葉がないことを知っていました?

日本国憲法には、「第84条 あらたに租税を課し、又は現行の租税を変更するには、法律又は法律の定める条件によることを必要とする。」とあり、課税は厳格に法で定めることが決められています。東京地裁の確定判決(1990年3月26日)では、
★ 納税義務者は、事業者であり、消費者は納税義務者ではない。
★ 消費税分として支払われたものは、あくまで商品や役務の提供に対する対価の一部であり、過不足なく納税する義務を消費者に対して負うものではない。
★ 消費税の実施に当たっては種々の事務負担が生じるので、人的・物的設備に乏しく、かつ相対的に見て納税コストが高くつく零細事業者に対して免税点を設けるのは不合理ではない。
★ 消費税の転嫁について、具体的な転嫁額については事業者の取引上の意思決定に任されている。消費税額が明示されていても、消費者からの預り金ではない。

とされています。

零細業者は、支払う必要のある消費税額を価格に転嫁できない場合が多く、利益や経費を削って、消費税を納税しなくてはならなくなります。そんな不合理をなくすために免税点を設け、免税業者としています。なのに、利益の少ない事業者からも消費税をむしり取ろうとするのが、インボイス制度です。インボイス制度の創設によって増収となる消費税は、2,480億円と言われています。それなのに、トヨタ自動車の2023事業年度の消費税還付額は、6,102億円です。輸出大企業のために、零細業者から搾り取った税金が使われています。


そうださんが懇談

2025年5月19日(月)

日本共産党参議院山梨選挙区予定候補のそうだ記史さんが上野原市に来ました。東京土建山梨分会、上野原市商工会、北都留森林組合を訪れ、「物価高騰から暮らしを守る緊急提案」を手渡し、懇談しました。最後に上野原市役所で野崎広仁副市長にもお会いしました。

 東京土建山梨分会では、建設労働者の窮状をお聞きし、建設業への適切な支援を求められました。特に消費税減税とインボイス制度の廃止については、ともに要求実現のために力を合わせることで意見が一致しました。


雨天

2025年5月17日(土)

今日は、団地の清掃日、資源ゴミ回収日、第6回上野原ジオツアーでしたが、雨天ですべてキャンセルになりました。


ケヤキ

2025年5月16日(金)

今月から税金の支払いが始まります。(消費税を除いて) 今月は固定資産税、来月から市・県民税、その次は後期高齢者医療保険料。来年2月まで、支払いが続きます。支払いは、金融機関、コンビニなどでできますが、出来るだけ市役所の会計課で支払うようにしています。それも、9時前、3時以降あるいは昼休みだと、書類を書かなくて済みます。会計課の窓口でも、中銀の出張所でも、どちらも手数料がかかりません。「コンビニで納付等」だと、約72円かかるそうです。

山梨中銀は3月期決算で、増収、増益だったそうですが、企業ローン、住宅ローン等が伸びているそうですが、細かいところまで手数料を設定していることも見逃せません。上野原市の公金の取り扱いでも、新たに手数料を設定しています。

ということで、市役所まで固定資産税の支払に行って来ました。もちろん、単独ではなく、議会だより編集の仕事もしてきました。

市役所の庭には、大きなケヤキの樹があります。ケヤキは東アジアに自生する木です。学名は、Zelkova serrata (Thunb.) Makino (1903)です。学名は、属名・種小名・命名者と並べて表記します。

Zelkovaはケヤキ属を表します。serrata は「鋸歯のある」という意味のラテン語ですが、ここでは、「ケヤキ」という種を表しています。Makinoはあの牧野富太郎です。Thunb.はツンベルグ(あるいはツンベリー)というスエーデン人の植物学者です。「.」(ピリオド)がついているのは、世界的に有名な人物の場合に、省略形が使われます。牧野富太郎は、世界的な有名度では若干格下に見られているので、姓のフルネームで表記されます。そしてただ一人、カール・フォン・リンネだけは、「L.」と一文字で表すことになっています。

ツンベルグは、1775年に日本に来て、1年間滞在しています。その時に、ケヤキの標本を作り、命名しています。1775年は、安永4年、ちょうど徳川家斉が将軍でした。鎖国の時代にスエーデン人?オランダ商館の医師として来ているのです。ツンベルグは、医師であるとともに、著名な植物学者です。当時のヨーロッパは、日本の豊かな植生に注目していました。鎖国時代でも、日本は世界に開かれていました。

ケヤキを見ているだけでも、世界の中の日本を想像することができます。


視察

2025年5月15日(木)

今日は文教厚生常任委員会の「指定ゴミ袋制」についての行政視察でした。甲府市環境センター、甲府・峡東クリーンセンター、かいのくにエコパークを訪問してきました。

甲府市では、2009年に指定ゴミ袋制に移行しています。ごみ減量課長等に対応していただきました。強調していたのは、ごみ有料化ではないと言うことでした。導入当時の価格設定は、袋の原価に販売手数料やゴミ処理手数料を加えて積算したものではなく、近隣市町村の動向を検討して、45㍑袋10枚、150円に設定したと説明され、その後の消費税増税や製造原価の値上がりがあっても価格改定の意志はないと言明されていました。あくまでも、ゴミ検量化のために指定ゴミ袋制に移行したということです。

粗大ごみも、1枚15円の処理券を貼付すると、運搬処理をしてくれるようです。

昨今、資源化率の低下など、ゴミ減量化のために、さまざまな取り組みの継続中という所でしょうか。

甲府・峡東クリーンセンターは、甲府市、甲州市、笛吹市、山梨市4市のごみ処理をしています。32万人のゴミ処理をしています。が、巨大な施設でした。

かいのくにエコパークは、山梨県の最終処分場です。2038年まで稼働する予定です。


草刈り

2025年5月14日(水)

17日に第6回上野原ジオツアーが四方津周辺で行われると広報さされました。山道を下ると書いてあったので、やぶになっていないか心配で見に行ってきました。きれいに草刈りが行われていました。四方津御前山の基盤になっている岩盤がよく観察できます。

ついでに西側に下る道の草刈りをしてきました。昨年まではオオキンケイギクが群落を作っていた場所です。フェンスの道側に5株程残っていたので、引き抜いてきました。


政治の責任

2025年5月13日(火)

5月20日に予定している「ふれあいトークVol.3(消費税について考える)」の準備をしています。消費税について零細事業者の「益税」についてとやかく言う人たちがいますが、根本は、憲法の精神をどう考えるのかと言うことではないでしょうか。

日本国憲法
第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
第14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

憲法で要請されているのは、形式的な平等ではなく、実質的な平等を保障することです。「平等」な課税は、応能負担です。消費税は、税率が一律だから平等と考えるのは、皮相的です。

所得税に偏れば、景気が悪くなったときに困るという人がいますが、景気が悪くなっているのは、自然現象ではありません。主に政治の責任です。政治のかじ取りが悪いから、日本の経済成長が止まっているんです。その責任を国民に押し付けるのは、いかがなものでしょうか。


デジタル化

2025年5月12日(月)

地元のスーパーマーケットでポイントカードを利用していますが、今月、ポイントカードのデジタルに移行します。スマホにアプリをインストールすることになります。もちろん、スマホをもったいない人のために、新しいカードが用意されていますが、発行手数料が200円かかります。

デジタルカードを利用すると、レシートもスマホに送られてきて、13か月間閲覧可能となります。

だんだんとデジタル化の社会に移行していくようです。でも、優しくありません。デジタルポイントカードをスマホに登録しましたが、試行錯誤の繰り返しでした。この根気がなければ、正しく扱えない機械は、不完全です。眼に見えないところで行われている作業は、検証のしようがありません。

SNSの世界でも、未検証のデータが横行しています。AIを利用すれば、作業が効率化すると言われていますが、その結果が正確なのか、正義なのか、検証する保証がなければ、危ういものです。


全面通行止め

2025年5月11日(日)

9日に市の防災無線で
巌地区奥平地内、市道奥平久保線において、舗装にひび割れが確認されました。このため、市道奥平久保線の一部区間を、当面の間、全面通行止めとさせていただきます。
との告知がありました。

JR中央線の南側、桂川沿いの細い道です。車のすれ違いも出来ません。少し先に行くと桂川に下ることができる道が分かれています。ブルーシートに覆われたところに、亀裂が入ったのでしょう。その先は未舗装になります。復旧の見込みは、後で建設課に問い合わせをします。

左側は礫岩の露頭でした。


戦争と人権

2025年5月10日(土)

上野原9条の会主催の「戦争はなぜ止まらない? 気づき・戦争と人権」と題して、ダニー・ネフセタイさんの講演がありました。ダニーさんは、元イスラエル軍の兵士です。3年の兵役の後、世界を放浪しますが、日本をヒッチハイクで回り、その後日本に定住しました。今は埼玉で家具職人として働いています。そんな中で、東北大震災、第4次中東戦争などを経験する中で、戦争について深く考えるようになり、「外国人から見た日本」などをテーマに講演活動を行うようになりました。

 

戦争の背景には、人権を軽視する考えがあり、深く考えることを止めている市民の姿が写っているとしています。日本でも軍事予算が増えているが、どこまでだったら許容できるの? 10%、50%、100%…。戦争をしてどこまで死者が出ることが許容できるの? 100万人、5万人、1万人…。自分の身内であれば、一人だって戦争で死んではならないと思うでしょう。人権、人が幸せに生きる権利を大切にするならば、戦争で人が死なないようにするのが、ほんとの外交でしょうと訴えていました。


事故

2025年5月9日(金)

今日は午後から甲府市で会議、夜は大月市で会議と連続しました。

甲府市からの帰途、中央道笹子トンネルで事故。渋滞3㎞、20分、という表示が勝沼でありました。笹子トンネルの中間位で、事故車をレッカー搬送の準備をしているところに遭遇しました。今月5日にも、同じような場所で事故がありました。ほぼ直線で、多分追突と思われますが、わき見なのか、居眠りなのか、不明です。事故にあった方が、トンネル内を歩いていました。どんな気持ちだったのでしょうか。

夜の会議に間に合うかどうか、わからない状態だったので、初狩PAで、おにぎり&豚汁で夕食にしました。


キクザキイチゲ

2025年5月8日(木)

GWに長野県に行って来ました。

鬼無里に奥裾花自然園があります。ブナの原生林があるところにいくつかの湿原があります。ミズバショウの群落があります。今年は雪が深く、まだ咲きはじめでした。

宿舎に帰る途中で姫川源流に寄ってきました。ここではもうミズバショウの葉は大きくなり、花期は終わっていました。その代わり、キクザキイチゲの花を見つけました。キクザキイチゲは、山梨県では絶滅危惧種ⅠB類に指定されています。

キクザキイチゲについては、上野原通信をご覧ください。

上野原通信を更新しました。キクザキイチゲを載せています。

ふれあいトーク

2025年5月7日(水)

5月20日に「消費税・インボイスを考える」というテーマで「ふれあいトーク」を開きます。

直間比率の見直しという経団連の要求から始まった消費税の創設。「法人税率を極力引き下げるとともに、法人事業税を大幅に軽減し、実効税率を少なくとも米国並の約4割とすることが喫緊の課題である」。みごとに経団連の要求が実現しています。さすがに裏金の成果です。

日本の経済成長が止まった二大要因は、消費税の導入と非正規雇用の拡大だと思っています。国内の消費市場が縮小し、設備投資と賃金の抑制の悪循環が始まりました。その一方で輸出企業を中心に大企業の好況が続き、国民の格差が拡大しました。

資料を作っていますが、A4判9ページになってしまいました。


本格的な外交を

2025年5月6日(火)

今年の原水禁世界大会の参加について相談がありました。上野原市からも参加できるようにするにはどうしたらよいかなどと話をしました。

その後で、雑談的でしたが、昨今の東アジアの緊張的な状況についての話が出ました。中国の膨張的な動きや北朝鮮の挑発的な行動を見たら、それに対抗するものが必要と思う人もたくさんいるのではないかということでは一致しました。アメリカが日本に駐留しているから、攻めてこないと思う人もいます。

中国と陸上で国境を接している国は、北朝鮮、ロシア、モンゴル、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、アフガニスタン、パキスタン、インド、ネパール、ブータン、ミャンマー、ラオス、ベトナムです。さらに海上の国境となると、日本、韓国、フィリピンが加わります。中ソ国境紛争、中印紛争、中越戦争などで軍事衝突も起きていますが、それぞれ一定の外交交渉が行われ、沈静化しています。軍事的には、いずれにしても決着がついていないことは明らかで、最終的には、外交交渉しかありません。それならば、最初から交渉を本格的に行うことが必要ではないでしょうか。

日本政府は、尖閣諸島について、「領土問題は存在しない」と中国との交渉を行わず、軍事的な対応を主としています。現実的な問題として、中国が尖閣諸島の領有権を近年になって主張するようになりました。中国の主張が道理に合わなくても、日本の主張を、中国にも、国際的にもきちんとすることが必要ではないでしょうか。第二次世界大戦の結果から、武力で領土拡大をしないという国際的な流れを今こそ再確認することが必要だと思います。

その流れに抗っている主要な国が、アメリカや中国、ロシアなどの大国です。


むき出しの砲身

2025年5月5日(月)

中央道で、大月-小仏トンネル渋滞が30kmの表示が出ていましたが、その前に笹子トンネルが事故渋滞でした。トンネルの途中で事故車両を人力で押しているところに遭遇しました。渋滞解消にどのくらいかかるのでしょうか。ご苦労様です。

渋滞の途中で、米軍の装甲車両と遭遇。機銃の砲身をカバーもせずに走っていました。U.S. ARMY CR9337という表示と共に、習志野の登録ナンバーもついていました。どうしてそうなのかは不明。それにしても、米軍車両が、日本の国内を機銃装備して走る必要があるのか、疑問です。誰を狙って撃つのでしょうか。自民党の偉い人は、「自由で開かれたインド・太平洋」とか、「法の支配」とか言っているようですが、今のアメリカは、「法の支配」どころではありません。自らが結んだ条約や協定を一方的に破棄することは、国際的な正義に反することを除いては、許さるべきではありません。まあ、アメリカにあるのは「砲の支配」でしょう。アメリカの利益を、力で世界に押し付ける醜悪な姿がそこにあります。


憲法集会

2025年5月4日(日)

昨日開かれた山梨憲法集会で、県原水爆被爆者の会(甲友会)事務局の内藤幹夫さんが、「平和に向けて私たちができること」と題して講演を行いました。内藤さんは、お父さんが広島で被爆された被爆二世です。内藤さんのお父さんは、陸軍から徴兵され、通信教育隊に配属されました。8月6日当日は、壕の中で通信機器の整備をしていたそうで、直接熱線は浴びなかったのですが、壕の梁が首と頭を直撃し、意識を失ったそうです。復員後放射線障害で半年以上も苦しめられ、頭と首を直撃された後遺症で晩年までしびれに悩まされたそうです。お父さんも甲友会の理事として、原水爆禁止運動に力を尽くしてきました。

内藤さんは、一人ひとりが平和に関する行事に参加し、知識を深め、自分たちに何ができるかを考えていくことが大切だと訴えていました。


個人の尊厳

2025年5月3日(土)

今日は憲法記念日です。日本国憲法が施行されて78年が経ちます。日本国憲法の中で最も大切な条文は何か、と聞かれれば、第13条を挙げます。「すべて国民は、個人として尊重される。」と書かれています。日本国憲法の三大原理は、国民主権、基本的権利の尊重、平和主義が挙げられますが、この原理も、「個人の尊厳」を根拠にしています。

昨日は、男女共同参画推進委員会が開かれました。6月の推進週間に向けた回覧用の原稿を提出し、皆さんに検討していただきました。今年のキャッチフレーズは、「誰でも、どこでも、自分らしく」になりました(内閣府男女共同参画局)。この言葉も、個人の尊厳と結びついています。それでも、なかなか自分らしく生きるのは大変です。いろいろなしがらみから抜け出すのは、目的意識的な選択をしなくてはなりません。

少なくとも、結婚したら、一方の姓にしなくてはならないことに対して、個人として尊重することを大切にするならば、抗うことが必要です。今国会で、選択的夫婦別姓制度の実現を求めるべきです。


メーデー

2025年5月2日(金)

昨日は、第96回山梨県労農商統一メーデーが甲府駅北口よっちゃばれ広場で開かれました。「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう」を基本スローガンに、「物価高騰に反対し、大幅賃上げで生活の改善、あらゆるハラスメントの根絶、ジェンダー平等と均等待遇、格差是正をめざします。増税と大軍拡をやめさせ、徹底した平和外交を求めます。」などのメーデー宣言を採択し、甲府駅南口まで行進を行いました。

昨年の雨模様とちがい、「晴れた5月の青空に」私たちの声がひびき渡りました。

メーデー集会が始まる前に、そうだ記史さん(参議院山梨選挙区予定候補)と日本共産党地方議員団で参加者に激励のエールを送りました。


カントウタンポポ

2025年5月1日(木)

昨日のこと。銀行窓口が混んでいました。特に人が多かったわけではありませんが、面倒な手続きがあったのか、担当二人で対応していたので開いている窓口が一つしかない時間帯があり、結構待たされました。月末だからでしょうか。

預入しましたが、千円札1枚が、自動入出金機から拒否されてしまいました。よく見てみると、セロテープが貼ってありました。差し替えて追加入金。

市役所も駐車場が満杯。区長会総会が開かれていました。普段は使わないのですが、議会用の駐車場を使わせてもらいました。

ジオパーク関連図書の一覧を社会教育課長に手渡し、ぜひ、図書館に備えてくれるよう要望しました。

帰りに、カントウタンポポの群落を発見。場所は秘密。