6月の日記


暑さの中の演説会

2022年6月30日(木)

甲府の気温12時に34.8℃。志位和夫委員長、田村智子副委員長・比例代表候補を迎えての街頭演説会。軍拡では平和は訪れないこと、くらしのために、消費税を引き下げ、労働者の賃金を上げることなど具体的な政策を訴えました。自民党は、論点をすり替えごまかしていることを指摘していました。

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「消費税を引き下げれば、社会保障を3割カット」? いえいえ、その分大企業の法人税を元に戻せばいいだけです。そうすると、企業は海外に逃げる? そんなことはありません。大企業は、法人税の多寡だけで投資先を決めるわけではありません。そこで利益が出るかどうかを判断します。売れる見込みがあり、利益が出るかどうかが問題なのです。日本の消費市場は狭く、売れる見込みがないから、設備投資をしないのです。自公政権が、労働者の非正規化をはかり、年金を切り下げ、社会保障を切り捨ててきた結果が、国内の消費市場を狭くしてきたのです。目先の利益だけを考え、経済成長を止めてきた元凶は、自公政権です。大企業だけが儲かり、設備投資もできないものだから、内部留保が130兆円も溜まったのです。


県民表彰

2022年6月29日(水)

2022年度山梨県男女共同参画推進事業者等表彰式に行ってきました。10年余にわたる市男女共同参画推進委員をつとめてきたことに対する表彰です。市の推進委員会のみなさんとともに活動ができた結果なので、お受けしました。


農地転用

2022年6月28日(火)

白内障の術後検診。これまでは毎月1回。あと1回で期間が延びます。眼底写真も撮りました。糖尿病網膜症の症状もなく、順調です。視力も安定しています。それよりも真夏の太陽に参りました。

農地転用問題で相談を受けました。市の対応が悪いというのです。双方の言い分を聞かないと正確な判断はできませんが、相談者の思いと、市職員の考え方のずれがあることは、わかりました。農地法は、優良な農地を保全するという考え方でつくられているので、農地の転用は慎重にならざるを得ません。だから、法令の規定通りに実施する必要があります。それでも、申請者の納得のできるように持って行ってもらいたいと思います。

転用申請には、いくつかの書類が必要ですが、その必要性についても、市民に分かるようにしてもらいたいものです。添付書類の一つに資力を証明するものがあります。「預金通帳のコピーを取らせてください」と言われたそうです。「書類を見せて、ここに書いてあるから」とも言われたと言っていました。農林水産省の「農地転用許可の手続きについて」では、「資金計画に基づいて事業を実施するために必要な資力及び信用があることを証する書面」とあります。その一つに預金通帳のコピーがあるかもしれませんが、それは、申請者の同意が必要です。預金通帳には個人情報が満載です。そのほかに、金融機関の残高証明とか、証する書類があります。もちろん、預金通帳のコピーは簡易にできるので、申請者が同意すれば、そちらの方が簡単です。でも、十分に納得してもらうことが大切です。

建物の設計図も求められたようです。前述の農水省の文書では、「申請に係る土地に設置しようとする建物その他の施設及びこれらの施設を利用するため必要な道路、用排水施設その他の施設の位置を明らかにした図面」とあって、位置図があればいいことになっています。もちろん、建物の平面図+位置図でもいいですが。

相談者と職員のやり取りのなかで行き違いがあるかもしれませんが、丁寧な説明が必要なことは言うまでもありません。

相談者は、農地転用すれば、固定資産税も増えるし、居住する人も増えるので、市に得になることをやっているのに、という思いもあったようです。

両者がすれ違いにならないように、調整していきます。


梅雨明け

2022年6月27日(月)

もう梅雨明け宣言。年金者組合の支部のつどいでした。映画「小林多喜二」を見ました。国民の権利が厳しく制限され、天皇を守るという言葉で、拷問や虐殺まで不問に付される社会。その行先は、戦争という国の破滅でした。戦争に反対すれば、非国民という名で圧殺しました。

考えてみると、今も同じようにことが起こっているのではないでしょうか。「攻められたらどうするんだ」という言葉で、軍備増強に反対するという意見を抹殺してしまうのは、同じ構図ではないでしょうか。国民を不安に陥れ、有無を言わさず、国家主義を押し付けるやり方、戦前は大政翼賛会という政治組織で遂行しました。今は、一部の「野党」という名で、軍拡競争の片棒を担いでいます。

本当に「国を守る」のであれば、戦争をさせないための外交努力こそ、必要ではないでしょうか。軍事力が背景にあれば、外交も強くなるという議論をする人がいますが、それ以前に「正しい選択」をしているかどうかが問われています。アメリカは正義だと考えていると、間違った結論になります。アメリカの民主主義をきちんと検証する必要があります。イギリスから独立を勝ち取ったという積極的な側面と、アメリカ大陸に住んでいたネイティブ・アメリカンを征服していった側面を正しく認識する必要があります。「力こそ正義」と全世界に軍事力を展開しようとする考え方こそ、もう21世紀には合いません。

かといって、ロシアで起こった社会主義革命も、もちろん検証の対象です。その後の経過を見れば、成功を継続しているとは言い難いものがあります。ロシア(旧ソ連も)や中国あるいは北朝鮮の人権侵害の数々は、社会主義革命の弱点を見せつけています。

その一方で、現在の資本主義社会は、すでに巨大に成長した社会・経済構造を正しく制御できなくなっているのも、事実です。その中で、最も強調されなければならないのは、やはり、民主主義です。民主主義こそ資本主義社会が築いた貴重な財産の一つです。徹底した民主主義の上に築く社会主義は、まだその姿を現していません。

民主主義は多数決という俗論には辟易します。選挙こそ、そうした民主主義を徹底するよい機会なのに、言論を不当に制限しています。戦前の普通選挙が実施されたのと並行して行われた選挙の規制が未だに残存しています。

民主主義を最も大切にしているのは、日本共産党だと思っています。支持もしていない政党に勝手に税金を分け与える政党助成金、数多くの死票を生み出し、民意を圧殺する小選挙区制など民主主義に反する制度です。誰が賛成し、誰が反対しているのか、検証してください。


ポスター

2022年6月26日(日)

地区委員会にポスターを剥がしてほしいとの電話があったので、さっそくお伺いしてきました。「別に共産党を批判しているわけではないんですよ」「選挙違反だと言われるといやだから」「他の党にも連絡しています」と恐縮がち言っておられました。

もちろん、違反ポスターでもないし、許可を得て貼っていたものです。たぶん他の方から言われたのと、以前に選挙がらみで嫌な思いをされたのだと思います。「今までご協力ありがとうございました」とお礼を言って辞去しました。

1枚は、証紙の貼ってあるポスターだったので、別の場所に貼り替えてきました


益税?

2022年6月25日(土)

支部の会議でインボイス制度についてわからないとの話が出ました。

消費税について、多くの誤った言説が振りまかれています。その最たるものが、「益税」という考え方です。消費者から消費税分を預かっても、免税業者は納税義務がなく、消費税を納めないから、その分「益税」となって、免税業者の懐に入るから、けしからんと言っています。このことは、消費税の構造をわかっていない素人です。免税業者を設けているのは、消費税の計算が煩雑で、小規模事業者には負担がかかりすぎるからです。その点を免税点を設けて、納税を免除しています。小規模の免税業者まで課税すると、消費税事務を、業者の負担で行わなければならず、より重い負担となり、不都合になります。

所得税の源泉徴収と混同して議論をする人がいます。所得税の納税義務者は、所得を受けた人です。その代わりに事業者が所得税を源泉徴収し、所得者に代わって、納税しています。源泉徴収したのにも関わらず、納税しなければ、直ちに違法となります。

消費税は、事業者が申告をして、事業者に納税義務が生じます。消費者に代わって納税しているのではないのです。免税業者が消費税分として価格に上乗せして販売しても、それはどういう名目であれ、商品の対価でしかありません。消費税法でも明確であるし、判例として確定しています。

「益税」を解消するために、インボイス制度が必要だという議論は、フェイクです。


選挙カー

2022年6月24日(金)

参院選比例代表の宣伝カーが上野原市に入りました。午前8時に上野原駅南口からスタートし、午前中に9か所、午後5か所で日本共産党への投票を呼びかけ、ごご3時半、鳥沢駅で大月市に引き継ぎました。気温が上昇し、強い日差しの下で、演説をしてきました。車の中からたくさんの応援をいただきました。


うそばっかり

2022年6月23日(木)

自民党の法定ビラが新聞に折り込まれました。ウソばっかり。「今や、日本中どこに住んでいても、安全かつ便利に生活ができ、必要な医療・福祉や高度な教育を受けること、働くことが可能になりつつあります」。どうも、デジタル化がすすんで、日本中が均等になっているから、ということを言いたいようですが、そもそも、デジタルで対応できないことは無視しているようです。

公共交通機関はボロボロ。路線バスは、午前中に1便しかなく、車が無ければ生活できない地域すら存在し(かなり広い地域)、どこに便利に生活があるのでしょうか。

医療も医師不足で、十分な医療が受けられません。産婦人科がありません。夜間は小児科医がいません。

最低賃金866円で、まともな生活ができると思っているのでしょうか。

「高度な教育」も金次第。高い教育費を何とかしようという気持ちすら見られません。奨学金という教育ローンで、大学を卒業するときに重い負担を背負わせても、何にも感じないんでしょうね。あとは「自己責任」にしておけば、「政治責任」が免罪されるのですから、気楽なもんです。 「こんな日本に誰がした」と責任を問いたい。


参議院選挙公示

2022年6月22日(水)

参議院選挙が公示されました。国政選挙はいつでも大切な選挙ですが、今回の選挙は、緊迫した国際情勢の中で、日本の針路が問われている大事な選択がされます。海外で武力行使をしないという選択が崩されようとしてます。「日本が攻められた時にどうするんだ」という素朴な疑問を利用して、軍備拡張や核保有を進めようとしている勢力が大きな顔をしています。

他国を占領するためには、多大な犠牲を伴うことを故意にかくして、「攻めてきたらどうする」という議論が行われています。「多大な犠牲」に見合うような利益がなければ、戦争は遂行できません。たとえ軍隊を派遣しても、それは、「点」であるし、「線」でしかありません。例えば、ロシアが日本に戦争を仕掛けて、何を得るのでしょうか。中国が日本に戦争を仕掛けて、何を得るのでしょうか。北海道の占拠? 沖縄の占拠? どちらにしても空想です。アメリカが日本を占領できたのも、「軍国主義の排除」という大義名分があったからです。日本が「攻められる」のは、アメリカが他国と戦争状態になり、在日米軍基地から出撃する場合が、最も「現実的」です。さらに、自衛隊がアメリカの戦争に参戦することが、その現実に深刻さを増すのではないでしょうか。今大事なことは、対話によって、紛争を解決する努力であると思います。ところが、自公政権は、対話の努力すらしません。ひたすら軍事力増強路線をひた走るのみです。

軍事力増強路線は、国民の暮らしと権利を踏みにじることは、戦前に経験済みです。

今、オーストリアで、核兵器禁止条約締結国会議が開かれています。NATOに参加しているいくつかの国が、オブザーバー参加をしています。ところが、日本の政府はまたもや背を向けています。核保有国と非核保有国の橋渡しをするというならば、非核保有国の多くが集まる会議に参加して、その意見を聞くぐらいしてもいいのではないでしょうか。アメリカに忖度して、その程度のこともできない、自公政権の外交力に期待はできません。


新駅舎

2022年6月21日(火)

JR四方津駅が今日から新しくなりました。これから駅前広場の整備が始まります。設計などは、これからの作業です。

工事が続いているので、まだゴタゴタしていますが、エレベーター棟の階段も仮開通となって、今までの仮設階段の狭さから抜け出せました。


世も末

2022年6月20日(月)

今日は銀行に行って、預金の引き出しをしました。金種指定でしたが、合計枚数が50枚にならないように、気をつけました。手数料がかからない工夫です。合計金額が変わらないようにして、帰ってから手持ちの硬貨で両替です。こんな世故いことをして手数料を稼がなくてはならない資本主義って、世も末という感じです。世故いと言えば、明日、四方津駅舎が新しくなります。時計が外されたまま、復活しないのでしょう。構内の時計も外さなくてはならないJRの経営もどんなものでしょう。


戦争法廃止を訴える

2022年6月19日(日)

今日は、戦争法廃止19日行動でした。日陰に入って訴えをしました。2015年9月の安保法制(=戦争法)の強行によって、米軍が戦闘行為に入れば、自衛隊も海外で武力行使ができるようになってしまいました。日本を取り巻く安全保障の環境が厳しくなっていると言っていますが、自ら環境を厳しくしています。沖縄の辺野古基地も、強大な軍事基地です。周りの国からすれば、脅威と映っているでしょう。中国の海洋進出を批判すれば、アメリカの軍事力も批判の対象です。数千キロも離れたところに、いくつもの軍事基地を未だに保持しているし、原子力空母を母港化していることも、批判の対象でしょう。アメリカ軍は、「ならず者国家」から、日本を守っているからいいのでしょうか。ベトナム戦争、アフガニスタン介入、イラク戦争などなどでは、アメリカ軍は、「ならず者」でしかありません。沖縄の米軍基地も占領下で民有地を奪い、居座っているのですから、まさに「ならず者」です。


サイクリングコース

2022年6月18日(土)

赤旗号外を配りに、サイクリングコースに行ってきました。途中でアオダイショウも見つけました。桂川から登っていきますが、約780m、平均勾配5.6%、今日は楽に登り切りました。

県道野田尻四方津停車場線のことについて、お話を聞いてきました。「談合坂スマートインターチェンジが出来てから、通行量が増え、狭い道では危なくて散歩もできない」と訴えられていました。スマートインターチェンジが出来れば、便利になるだけではなく、デメリットもあります。そのことも含めて行政の責任を果たさなくてはならないと思いました。

北富士演習場の砲撃音のことも話されていました。

憲法9条を守ることで意見が合いました。

帰りは、四方津駅から自宅まで、2750m、平均勾配5.6%、最大勾配11.2%、一度も下りずに登り切りました。実は、初めて。


議会最終日

2022年6月17日(金)

6月議会が閉会しました。議案の審議が行われましたが、議員報酬値上げについて、反対討論をしました。

議案第69号 上野原市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、反対討論を行います。

 

今回の議員報酬の改定は、上野原市特別職報酬等審議会の答申に基づいて提案されています。答申では、「議員定数削減に併せて実施することにより捻出される財源内で議員報酬の増額を検討されたい」としています。
 議員定数と議員報酬を連動させることには、納得できません。日本共産党が実施した市民アンケートの中に、「議員報酬を上げて、それに見合う仕事をしてもらうべき。ボランティアのような感覚では務まらない。今の上野原の報酬では、やる気が起きない。40代、50代の人が議員になろうと思わない。生活ができない。」と書かれたものがありました。働いている人が、仕事を投げうって立候補するためには、生活を保障するに必要な報酬でなければならないと思います。それでも、4年ごとに選挙があるので、一生涯の仕事となるわけではありません。
 市民の中に、議員の数は多すぎる、議員報酬の総額は増やすべきではないという意見も多く見られます。それは、議員が市民から付託されたことに応えきれていないという思いがあるからではないでしょうか。
 市民が市政に期待していることは何でしょうか。安心して暮らせる市にしてほしいということに尽きると思います。その期待に応えきっていないからこそ、不満がつのるのだと思います。激しい人口減少が止まらず、日に日にさびれゆく商店街を見て、将来はどうなるだろうかと不安が増しています。
 こうした状態に、行政や議会は応えてきたでしょうか。人口減少は、「少子高齢化だから仕方がない」という言葉で片づけて、東京と直結しているにもかかわらず、全国平均よりも、県平均よりも激しい人口減少に有効な対策を取ってこなかったことを厳しく指摘しなければなりません。
 市政は、市が努力したから良くなるという単純なものではありません。上野原市は、河岸段丘の上に乗っていて、平地が限られ、坂が多く、また山間部も抱えるなど、地形的な制約もあります。
 また、国が地方に対して十分な施策と財源を保障しないことにも大きな問題を抱えています。例えば、市立病院の運営にしても、医師不足は、国の医療費削減政策に大きく影響されています。未だに、国は医師不足ではなく、医師の偏在だという態度を変えていません。今回のコロナ禍の中で医療体制がひっ迫したことは、ゆるがせない事実です。医療はどんな事態になっても対応することが求められています。普段は無駄のように見える人員も危急時のために確保しておく必要があります。市立病院だけではありません。消防職員も定数削減の影響を受け、十分な体制が取れなくなる事態も生まれてきています。市民のくらしに必要な人員まで、行政改革の名で削られてきました。
 この様な制約の中で、市民の付託に応えるためには、市民の声をよく聞き、さまざまな制度をよく調べ、そのことを市民に伝えていく努力が必要だと思います。決してボランティア的なことで済むわけではありません。そのためには、議員の生活を保障するためには、いくらの議員報酬が必要なのかを元に議論する必要があると思います。
 今回のように、議員定数と議員報酬を連動するやり方を前例とするなら、本来の議員報酬のあり方を議論することができなくなると思います。
 それとともに、現在の議員活動が、市民の付託に応えきれているのかと言えば、私を含めてはなはだ不十分だと考えています。議員報酬の値上げより先に、議員報酬に見合う活動、市民が納得する活動が求められていると思います。
 さらに、物価が高騰し、労働者の賃金も低下し、年金も削減され、消費税の増税もあって市民のくらしがひっ迫しています。日本共産党上野原支部が実施した市民アンケートでは、59%が「くらしが苦しくなった」と回答しています。こうした状況の中で、議員報酬を引き上げることは、適切でないと考えます。安心して暮らせる市となるために、行政も議会もよくやっていると、市民に評価してもらえる状況を作り出し、堂々と議員報酬の値上げを訴えるべきです。
以上のことから、本議案に関して反対します。


村の暮らし展

2022年6月16日(木)

第4回上野原市歴史文化ミニ展示会が開かれています。「村の暮らし展」。故志村猪一郎さんが描いた昭和初期の村の様子の絵が楽しい。6月24日まで。上野原市役所展示室1。玄関ロビー横。


一般質問

2022年6月15日(水)

一般質問が終わりました。上野原市は今年4月、過疎地域に市全域が指定されました。山梨県の13市では、上野原市と甲州市だけです。この25年間で激しい人口減少が起こりました。全国的な少子高齢化というだけでは、説明がつかないことです。県内でも人口が増加している市もあるし、東京近郊の隣接市は、埼玉県でも、神奈川県でも、千葉県でも人口が増加しています。東京隣接市であるにも関わらず、山梨県の上野原市、大月市は、異常な人口減少です。県政や市政が対応してこなかった結果です。国の政治もです。最低賃金を見ても、東京都と比較すると、20年前の2002年は山梨県は647円、東京都は708円。山梨県は東京都の91.4%でしたが、2021年は、山梨県866円、東京都は1041円です。山梨県は東京都の83.2%で、格差が広がっています。

この間、保育所の統廃合はするし、公共交通機関はボロボロになるし、上野原駅周辺は70年以上も前の風致地区を大きくかぶせたままで放置してきたし、政治の責任です。

上野原駅周辺の419haは、風致地区指定で建ぺい率40%、高さ制限10mになっています。風致地区面積は、県内の風致地区指定全体の面積約2000haの4分の1になっています。緑化率などで規制すれば、環境や景観も保全されるはずです。


給食費に補助

2022年6月14日(火)

一般質問の1日目が終わりました。その後の議員全員協議会で、追加議案の説明が行われました。学校給食費の単価を1食30円アップし、市が負担することと、今年度に限り保護者の負担を半額にする補正予算が、追加上程されます。


演説会

2022年6月13日(月)

昨日は甲府駅北口で田村智子副委員長を迎えて、日本共産党演説会。ロシアのウクライナ侵略のこと、物価高騰で暮らしが破壊されていること、軍事力強化では日本の平和は守れないことなどに触れ、参議院選挙での日本共産党の躍進を訴えました。

自由と平和のために闘ってきた日本共産党の歴史に支えられているからこそ、ロシアや中国、アメリカなど、どの国の覇権主義に反対を貫けます。

帰りは、中央道中野トンネルから渋滞しているとの情報で、大月ICで降り、初めて大月バイパス(大月第2トンネル)を通りました。大月橋東詰の渋滞を回避することが出来ました。


食料自給率

2022年6月12日(日)

食料自給率の推移をグラフにしてみました。1965年度(昭和40年度)では、まだ73%もあったんですね。輸出企業のために、農村と農民を切り捨ててきた自民党政治の軌跡です。また、アメリカに屈服してきた奇跡でもあります。

「自主憲法」を声高に叫ぶ人は、食糧生産の「自主」を言いません。アメリカに押し付けられた「憲法」を言うのだったら、アメリカから押し付けられた「農産物の自由化」を言わなければなりません。「憲法」と「農産物」では基準が違う人を信用できません。


まちづくりアワード(功労部門)

2022年6月11日(土)

国土交通省は6月を「まちづくり月間」としています。全国の先進的な例を毎年表彰していますが、今年度から「まちづくりアワード」という名称で表彰することになりました。実績部門、構想・計画部門、功労部門とあります。今年度第1回のまちづくりアワード(功労部門)には、19団体が選ばれました。その中に「上野原市上野原駅南区画整理組合」「上野原市」の2団体が入っています。上野原駅南口の開発について表彰されました。様々なご苦労が報われたのだと思います。

上野原市の表彰理由は、「上野原駅のバリアフリーやユニバーサルデザイン、自然景観に配慮した駅前広場や昇降施設等の整備により、安全・安心で利便性の高い賑わいある中心市街地の形成に貢献しました。」と書かれています。

国土交通省も、上野原駅南口を「中心市街地」と認めているんだ。同じ上野原市で、デマンドタクシー制度では、上野原駅は、中心市街地ではないと言い続けています。中心市街地ではないから、デマンドタクシーの乗り入れをしないと主張しています。高齢者や障がい者の移動手段を確保する必要からデマンドタクシーの導入を決めたのに、駅に乗り入れしない、駅に行きたければ、途中で路線バスに乗り換えよ、ということには、納得できません。市民の生活は、鉄道路線で、都内と結びついています。通院や買い物など。市民の暮らしを守ることに、もっと積極的になってもらいたいと思うの私だけでしょうか。


イチョウ

2022年6月10日(金)

今日は内科受診。先週の血液検査の結果を聞きました。血糖値が若干高いものの、おおむね良好という結果でした。ついでに、右足指も皮膚科で診てもらいました。「巻き爪なので、爪を切りましょう」と言われ、麻酔もせずに、巻き込んだ部分を切られました。痛かった。それまでは、爪が食い込んで歩くと痛かったのですが。今は、痛みがなくなりました。よかった。

帰りに、イチョウの街路樹を見つけました。ひこばえで、長枝がたくさん出ていました。イチョウは、膨らんだこぶのようなところから何枚かの葉を出しますが、そこは、短枝で束生。最初の枝は、長枝で、互生なのです。長枝は高いところに多く、なかなか見えません。まずは、長枝を伸ばして、互生の葉を出し、次の年から、その葉腋から短枝を伸ばし、束生でたくさんの葉をつける、イチョウの戦略です。


文教厚生常任委員会

2022年6月9日(木)

今日は6月議会文教厚生常任委員会が開かれました。審議した案件は2件、火災事故の和解、ゆずりはら自然の里条例の制定。

火災事故の和解は、一昨年2月に発生したクリーンセンター焼却炉の火災について、運営を委託していた業者の過失によって生じたことで、修理費、別の施設で処理した費用などすべて委託業者から損害賠償金約4億6千万円が支払われるというのものです。 

ゆずりはら自然の里条例は、県から譲り受ける施設を指定管理で運営するための条例です。指定管理料は支払わず、委託業者は、利用料で運営をする内容です。利用料の上限は、条例で定められますが、その上限額、宿泊一人一泊、市内者4万8千円、市外者6万円となっています。

「高いんじゃないの」と質問したら、県内のキャンプ場の料金例を提出してきました。「その中で、公設民営の施設はありますか?」「ありません」

「委託業者がリノベーションして、快適な施設で運用することを考えています」「条例では、受託者の業務として、(4)自然の里の施設、設備、器具等の維持管理に関する業務とあります。大規模改修は市がするのですよね」「簡易な修繕はお願いしますが、大規模改修は市で行います」「大規模改修が市で行うとすれば、それによって料金に跳ね返ることはないはずです」

今まで利用していた市内の方から聞くと、食事の内容が悪すぎる、風呂に追い炊き機能がないので、入浴がせかされる、県外の利用者が先におさえて、予約が取りにくいとの声がありました。ぜひ改善していただきたい。

と、いうようなやり取りをして、社会教育施設としてふさわしい料金設定をすべきと要望しました。


市民アンケート

2022年6月8日(水)

市民アンケートの入力作業をしていると、色々な意見にぶつかります。「近年のジェンダー平等は異常だと思おう。そもそも女性は優遇されていると思う。これ以上何を望むのか。」「地球温暖化は利権によっての情報操作とみている。」「防衛費GDP比2%以上賛成です。憲法9条早急に改正賛成。」と同じ人が書いています。日本共産党の市民アンケートに答えてくれているので、相当勇気をもって返信してくれたのだと思います。それでも、どうしたらこのように考える事が出来るのか、私には理解できません。現実とは違う、「イデア」を自分の中に作り上げているのではないでしょうか。「女性は優遇されている」? 賃金格差一つとっても、とてもそう思えません。「情報操作」で、近年の気象異常を説明できるのでしょうか。

高齢者支援の制度がいろいろ出てくると、「高齢者は優遇されている、若者支援を」という人もいますが、困難な状況にあるから、支援制度ができるのです。決して優遇されているわけではありません。若者も決して優遇されてはいません。今必要なことは、高齢者にも、若者にも、支援をです。自公政権は、大企業への支援には、熱心ですが、高齢者にも、若者にも、冷たいというのが実態です。医療費の削減、年金切り下げをしていると同時に、派遣労働を広げ、若者に低賃金を押し付け、奨学金という教育ローンで、まともな学生生活ができないようにしています。どちらも困難な状況に追い込んでおいて、両者を対立させ、悪政を押し隠しています。


予算特別委員会

2022年6月7日(火)

今日は、午前中、予算特別委員会。終了後、議会だより編集常任委員会。午後から男女共同参画推進委員会。その合間を縫って、産業振興課と建設課と一般質問のすり合わせ。その間に、議長から話があると、連絡が。

結構忙しい。

予算特別委員会では、今年度の国の補正予算で原油高、物価高騰で約9000万円の交付金が出ることが明らかになりました。物価高騰で、市民の暮らしは大きな打撃を受けているので追加の補正予算は、早急に出すべき。特に学校給食については、担当課と対応をすぐに協議してほしいと要望しました。 

学校給食費は今議会に追加の補正予算を提出されることになりました。


印刷機

2022年6月6日(月)

印刷機が故障してサービスマンコールをしましたが、6月2日に来てもらい、機械的な部分の動作不良で、センサーと駆動モーターの交換で対応しますということでした。今日、部品が届いたので、交換してもらいました。無事復旧。2012年には生産が終了している機械なので、もう10年以上は使っています。復旧しなければ新しい製品の購入も考えなければいけませんが、新製品はどれも品薄で、納入までの時間がかかりそうでした。当分は、この機械で続けます。


団地自治会理事会

2022年6月5日(日)

団地自治会の理事会。街路樹などの植樹が問題となっています。落葉が雨樋に詰まってしまって困るなどの苦情も寄せられています。その一方で樹木が多いので越してきたという人もいます。どうやって住民の合意を取り付けるのかが難題です。さらに、それらの樹木が誰の所有なのかも悩ましいところです。外周道路や市道や市の公園と認定されているところは、もちろん樹木は市の所有です。私有で共有地の道もあるそうです。1300世帯の大世帯の自治会運営の難しさに直面しています。

帰り道でハコネウツギを見つけました。図鑑で調べようとしたら、載っていません。別の巻にも載っていないのです。よく見たら、草本編を見ていました。ボケたか? 木本編にはちゃんと載っていました。当たり前か。


編集作業

2022年6月4日(土)

議会が始まると、議会だよりの編集も本格化します。まず、一般質問の人数が決まると、割付をしなければなりません。7日に第1回の編集会議となりますが、それまでに割付案を考えなくてはなりません。

特集「うえのはらで頑張る人」のレイアウトの仕事もあります。取材は、別の議員が担当していて、写真と原稿をいただきました。たくさんの事を聞かれてきて、どこかをカットしなければなりませんが、それまでに、言い回しの重複はないか検討し、そぎ落としてから、バッサリとするところが、悩みになります。紙面の外に出ているのは、切った部分です。復活するかもしれません。


植民地?

2022年6月3日(金)

来週、定期検診があるので、採血採尿をしてきました。右手で採血したら、「引っ搔いたんですか」と尋ねられたので、「チャドクガです」と答えました。左足を踏み抜いた痕も、破傷風の症状は出ず、まずは一安心です。

ずっと昔、勤めていた学校が、元馬場だったので、破傷風については、いつも気をつけていました。

午後からは、日本共産党参議院選挙全国総決起集会。オンラインで視聴しました。スクリーンに投射して。

「いいことは、言っているんだけど、どうして広がらないのかな?」

「フェイクニュースであふれているもん。中国や北朝鮮が挑発的な行動は報道されるけれど、アメリカ軍の挑発的な行動は、ほとんど報道されないし。日本が攻められたら、という人は、日本の領土が、占領・半占領状態にあることをほとんど忘れているし。日本の港が、実質的に米軍の原子力空母の母港状態になっているのは、周辺諸国の脅威になっているのは間違いなし。」

「バイデンが、横田基地に降り立ち、赤坂の米軍基地にヘリコプターで移動して入国したことだって、異常と思わない人もたくさんいるね。」

「日本の警備が不安だから、本国からリムジンまで空輸して、羽田空港すら使わないって、植民地並みだよね。」


議会初日

2022年6月2日(木)

今日から6月議会が始まりました。6月17日までの16日間です。議員定数削減の議案が発議されました。賛成多数で、可決成立です。16名から2名減らして14名になります。来年1月の市議会選挙から適用されます。市民の声が反映しなくなると、反対討論を行い、反対しました。反対した議員他に1名。

一般質問の通告を行いました。順番はくじ引きです。通告を提出したときに、くじを引きます。14番。現在欠員1なので、くじは15本あります。これで、2日目、15日にほぼ確定です。通告締め切りは明日の正午なので、正式決定はその時です。人口減少問題を取り上げます。


解禁日

2022年6月1日(水)

今日はアユ釣りの解禁日でした。桂川の本支流にたくさんの釣り人が出ていました。桂川は、下流に相模ダムがあるのでアユの遡上はありません。桂川漁業協同組合の方が、毎年放流しているので、アユ釣りができます。

同じ河川敷にオオキンケイギクが繁茂していました。「きれい」ですが、このまま放置すると、河原植生がかく乱される恐れがあります。