3月の日記


議員報酬

2022年3月31日(木)

議員報酬について審議していた上野原市特別職報酬等審議会の答申が、議会に回ってきました。
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令和4年3月23日
上野原市長 村上信行 様
上野原市特別職報酬等審議会
会長 志村 憲一
上野原市特別職の報酬の額について(答申)
 令和4年2月2日付け上総第438号で諮問のありましたこのことについて、当審議会で審議した結果を、次のとおり答申します。
1 上野原市議会議員の報酬額の改定について
 市の財政状況やコロナ禍における社会経済情勢を鑑みれば、全体として歳出を増加させることに対しては市民の理解を得ることは難しいと考える。
 しかしながら、平成31年1月27日執行上野原市議会議員選挙が無投票となったことや、将来的に市議会議員へのなり手不足が懸念されることから、次期改選以降、議員活動に専念できる環境を整えることで、議員の質を高め、報酬の対価として責任を果たしてもらうことが必要と考える。
 ついては、議員定数削減を併せて実施することにより捻出される財源内で議員報酬の増額を検討されたい。
2 付帯意見
 議員活動については、広く市民の声を市政に反映させるなど、市民に身近な活動を望むことから、一定数の議員数は確保すべきと考える。しかしながら、近隣自治体の人口規模に対する議員数の状況等を鑑み、議員定数について、次期改選までに削減の検討を行うよう市議会へ提言されたい。
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すでに、市議会は議員定数を2減らすことにしています。「議員定数を減らした分、報酬をあげる」、なんか、すっきりしません。市民は、議員が期待している活動をしていないことに不満を感じているのです。「議員活動に専念できる環境を整える」ためには、議員報酬で家族の生活を保障することです。議員定数を減らした分上げるというのは、論理が破綻しています。
それでも、現在の社会状況の中で、報酬をあげる環境にはありません。大切なのは、一人ひとりの議員が、市民の納得のできる活動をすることではないでしょうか。


カントウタンポポ

2022年3月30日(水)

「活動報告3月号」の配布に、最後まで残っていたサイクリングコースに行ってきました。坂を登っていくので、汗をかきました。

カントウタンポポを見つけました。場所は、秘密。小さな群落をつくっていました。セイヨウタンポポにその場所を奪われてしまったカントウタンポポですが、土地のかく乱を行わなければ、生育することができます。自宅周辺で見つけたのは、はじめてです。

フキも薹がたち始めていました。


サクラ

2022年3月29日(火)

白内障の手術後、2か月の検診でした。視力の回復も順調で、眼底写真にも異常なしと言われました。まだまだ、点眼は続きます。

四方津駅のソメイヨシノは、三分咲きというところでしょうか。甲府が満開と報道されていますが、四方津はまだです。大野貯水池の桜ももう少しです。


不本意な時代

2022年3月28日(月)

映画「小さいおうち」を見ました。

登場人物の一人が「あの時代は嫌な時代だったね。誰もが、なにかしら不本意な選択を強いられた」「強いられてする人もいれば、自ら望んだ人もいて、それが不本意だったことすら、長い時間経なければわからない。そういうことがあるものです」と語っています。

含蓄のある言葉です。理不尽なことを理不尽と言え、それがきちんと周りに伝わるようにするには、何が必要なのかを考えざるを得ない毎日です。


編集作業

2022年3月37日(日)

編集作業中の原稿が5本くらい溜まっています。少しずつ片づけなければと思っても、気がかりなことがあって、集中できません。と嘆いても、代わりがいないので、こなすしかありません。 というわけで、まずは議会だよりから。ほぼ、自分の分担のところは、埋めました。


堅香子

2022年3月26日(土)

堅香子(かたたご)はカタクリ(ユリ科)の古名です。
万葉集に、
物部の八十少女らが汲みまがふ寺井の上の堅香子の花
                       大伴家持
という歌が載っています。万葉集に載っているカタクリは、この1首だけだそうです。
春だけ葉を出し、光合成をして作り出した栄養を鱗茎に貯めます。1か月ほどすると地上部は消失してしまいます。発芽してから花を咲かせるまで、8~9年はかかるという気の長い植物です。
庭の片隅に咲きました。


議会報告編集中

2022年3月25日(金)

議会報告の編集中。だいたい埋まりました。今号からレイアウトを変えました。今までは、B4判6段組でしたが、7段組に変えました。ちょっと、編集に余裕ができそうで。

これから、議会だよりの編集に入ります。

来年度の印刷業者が変更になるので、少し準備するものが増えます。

高校教員の現職だったころ、卒業アルバムの業者を選定するとき、見積を何社から取りましたが、見積価格の低い業者に決めると、思っていたようなアルバムができなくて困ったことがありました。定型作業だったら、価格の安い方でいいのですが、編集のセンスであるとか、カメラマンの質の問題とか、価格では判断できないものが存在すると、業者選定も難しくなります。なるべく、こちらの要望が実現できるように、仕様書を書くのですが、それが難しい。見積価格が高い業者を選定すると、途端に教育委員会から指導が入りました。

大手のアルバム作成業者は、低価格で競争に参入してきます。カメラマンは、その時々で変わり、時には大学生や専門学校生徒のアルバイトが来ることがあります。地元の業者だと、決まった人がカメラマンとして来てくれて、時には、生徒指導の手伝いをしてくれることもあります。悩ましいことでした。


誕生日

2022年3月24日(木)

昨日は、誕生日でした。

74歳になったからと言って、その瞬間に何か変わるわけではありませんが、老いは確実に進んできました。できることが少しづつ縮小していますが、何とか長寿命化を図りながら、乗り越えていきたいと考えています。

連れ合いから、プレゼントをもらいました。


議会最終日

2022年3月23日(水)

上野原市議会第1回定例会最終日でした。
後期高齢者医療特別会計予算に反対しました。
議会終了後、墓参に行ってきました。父母、兄が眠っています。

令和4年度上野原市後期高齢者医療特別会計予算の委員長報告は可決すべきものです。委員長報告に反対する立場から反対討論を行います。
 山梨県後期高齢者医療広域連合は2月17日の議会で、保険料率の値上げを決定しました。均等割額40,490円を40,980円に、所得割額を7.86%から8.30%に値上げすることを決定しました。また今年10月より、課税所得が28万円から145万円の人の医療費負担が1割から2割になります。
 新型コロナウイルス感染症の拡大で市民のくらしは苦しくなっています。年金生活者は、今年も年金の引き下げが行われ、0.4%が引き下げられます。こうした中での保険料率の引き上げは容認できません。
 1960年岩手県旧沢内村で高齢者の医療費無料化の取り組みが始まりました。沢内村では、老人医療費無料化とともに、保健活動の展開、健康な食生活など地域包括医療計画の実践により、医療費の削減と長寿村も達成しました。沢内村の老人医療費無料化は、1983年の老人保健法の施行まで続き、国の老人医療費無料化まで続きました。
 国は老人医療費無料化政策を変更し、2008年後期高齢者医療制度を発足させ、75歳以上を切り離した差別的医療制度に移行させました。それまで無料だった保険料を収入が少ない高齢者からも徴収することになりました。
 後期高齢者医療制度が発足した2008年度9年度の山梨県の平均保険料は月額3973円でした。来年度からの平均保険料については、広域連合がまだ発表していませんが、今年度ですでに5054円になっています。27%も上がっています。2008年の老齢基礎年金の満額は年額792100円で、昨年4月は、780900円です。1.5%減っています。
 後期高齢者医療制度は、自己負担分を除く医療費総額の1割を被保険者から徴収する制度になっています。後期高齢者が増えると自動的に保険料が増える仕組みになっています。さらに、保険料を年金から天引きする制度は、高齢者の生活維持の最低限の生活費からも奪い去ることにもなりかねません。低所得者に対する軽減措置があるといっても、均等割は免除されません。運営が都道府県単位になっていて、法的な部分を除いて市町村の減免は認められていません。発足当初あった所得割の特例軽減も2018年度から廃止されました。
 山梨県後期高齢者医療広域連合はの後期高齢者医療特別会計は、発足以来全て黒字決算です。連結財務諸表が最近発表されるようになりました。資金残高が減少する年もありますが、一定の基金を持っているし、基金残高も減少していません。市民のくらしが大変な時に、安易に負担を増やすことは認められません。
 医療費削減は、保険料や負担を重くすることでは実現しません。受診抑制は、重症化というリスクを伴います。住民の健康に対する意識を変え、きめ細かな保健指導で医療費の削減をめざすべきです。そのためにも、医療費が高いから受診を控えるようなことがあってはなりません。体調がおかしければ、すぐに受診できることが大切です。後期高齢者医療制度は、広域化することで、細やかな指導を遠ざけて来ました。
 後期高齢者医療制度は、高齢者と若年者を分断し、それまで無料だった老人医療費を負担させるために導入されたものです。
 制度的に欠陥を持っているとともに、今回の保険料値上げ、10月からの一部医療費負担が増えることになるので反対します。
          以上です。


内視鏡検査

2022年3月22日(火)

雪の中、人間ドッグに行ってきました。要精検がいくつかありました。内視鏡で生検がありました。組織検査の結果は、2週間後にでます。経鼻検査で行いました。経口よりも楽でしたが、それでも管が消化管に触れるのは嫌なものです。染色もしました。簡単な画像を見せてもらいましたが、気になるところがいくつかありました。

70歳を超すと、身体の中にはいろいろと不具合が出てくるものです。医療費がかかるのは、当たり前のことです。高齢者を邪険に扱う自公政権を許せません。特に、したり顔で医療保険制度を維持するためと言うことには、腹が立ちます。少子化が急激に進んでいるのは、子どもを産み育てるための再生産費用をきちんと補償しないからです。労働者の総賃金を抑制し、大企業だけが儲かる制度を優先する自公政権に、この危機を打開できる知恵も力もありません。


間違い電話

2022年3月21日(月)

昨日、未知の番号からの電話を受けました。「川田先生ですか」というので、そうですと応えましたが、どうも間違い電話のようでした。「下の名前を教えていただけませんか」と言われたので、名前を言うと、「間違いでした」とのこと。同じ苗字で登録してあったようです。「M高校のバスケットボールをしていたFです」と名乗ってくれました。「今は、何しているの」と聞くと、「大学で気象学を教えています」とのこと。20年ぶりでした。当時、父が入院していたこともあり、携帯電話をはじめて持ったので、その電話番号が残っていたのでしょう。

M高での最後の年に、9か月くらい女子バスケットボールの顧問をしました。M高では、ずっと女子バレーボールの顧問をしていましたが、その年教員の異動でバレーボール部の顧問の経験者が何人も集まってしまいました。翌年私も異動する予定だったので、6月の大会で女子バレーボール部の3年が引退するのを期に、顧問を新しい先生に譲り、女子バスケットボール部を指導する教員がいなかったので、そちらの顧問を引き受けることにしました。2年生が5人しかいない弱小な部でした。それでも、熱心に練習していたので、面倒を見てあげることにしたのです。

もちろん素人の顧問なので、そんなに強くなるわけではありませんが、一緒に練習することで、一応試合になるようにしました。夏の新人戦で、地区内で割合強い学校と当たりました。相手校が見くびって、1ピリオドに控えのメンバーを出してきました。それなりに練習してきたので、大差をつけました。それ以降、相手もレギュラーメンバーを出してきましたが、流れを変えることができず、M高が勝ちました。公式戦で何年間ぶりの勝利でした。

そんな青春時代を送った生徒が、社会に出て、それなりの役割を果たしていることに喜びを感じています。


オンライン演説会

2022年3月20日(日)

山梨日本共産党オンライン演説会が甲府駅北口よっちゃばれ広場で開かれました。弁士は日本共産党副委員長田村智子さん。

歯切れのよい演説でした。ロシアのウクライナ侵略を批判し、それに便乗した軍拡や核共有を主張する一部の自民党議員や日本維新の会の議員を糾弾していました。

多くの被爆者が生存する中で、どんな顔をすれば、核シェアリングなどという美辞に隠れて、被爆がもたらす人生の破壊に向き合うことができるのでしょうか。再び核兵器による人類と地球の破壊を許してはならない、という国民の願いに敵対する議論はやめてほしい。

ロシアの大国主義的な態度は、旧ソ連時代から引き継いだものです。旧ソ連共産党が、日本共産党にかけた攻撃は、大国が小国に対して支配しようとする最悪の大国主義であり、社会主義とは無縁のものです。

北方4島を含めた千島列島全体が、日本の固有の領土であり、直ちに返還すべきという原則的な態度を貫いている政党が、日本共産党であり、領土問題に対してあいまいな態度をとった安倍元首相などの存在が、今回のウクライナ侵略を容易にした政治的背景となったことは間違いありません。


戦争法廃止

2022年3月19日(土)

戦争法廃止をめざす19日行動です。今回はロシアのウクライナ侵略に抗議する行動も重なりました。

ロシアのウクライナ侵略は、国際法にも国連憲章にも反する行動です。多大な犠牲を払った第二次世界大戦の教訓として打ち立てられた、武力で領土を拡大しないという国際原則を踏みにじるものです。今回のロシアばかりでなく、アメリカやイギリスや中国なども、往々にして自国の利益に固執し、武力の行使や武力による威嚇で、国際政治を歪めてきました。

今後の国際社会の課題は、国連の多数を占める国が、こうした大国の暴挙を許さない国際世論を作り上げることではないでしょうか。

憲法9条を持つ国として、本来ならば、そうした運動の先頭に立つことができる条件にありながら、憲法の理念を投げ捨てる自公政権には、その意思と意欲がありません。


食品衛生責任者

2022年3月18日(金)

富士吉田市にある富士・東部保健所に行ってきました。代理で許可申請書を提出してきました。ついでに、「食品衛生責任者の登録もお願いします」と大学の成績証明書を出すと、胡散臭い目で見られました。「講習については、後でお教えします」と言われたので、「講習免除の書類です。県の衛生薬務課でも確認を取っています」と付け加えると、上司に相談に行くと、「食品衛生管理者の資格もある書類だから、講習はいらない」と言われたようで、それでOK。「コピーを取らせてもらっていいですか」と言われたので、「原本が必要だと思います」と返答。

食品衛生管理者と食品衛生責任者、似ているようで、全く別物。この件に関して、勉強させてもらいました。


一般質問二日目

2022年3月17日(木)

二日間の一般質問が終わりました。二日間の質疑を通じて感じたことは、長く続いた奈良市政、江口市政の負の遺産が未だに尾を引いていることです。その最たるものが保育所の統廃合でした。今、上野原市には、上野原こども園、巌こども園、秋山保育所の3園しかありません。それも駅から遠く離れた場所です。首都圏への通勤者が多い中で、それへの利便性を無視して、駅近くの保育所も閉鎖してしまいました。

上野原市民は、東京へは行かないことを前提で市政が運営してきたような気がします。デマンドタクシーも駅には乗り入れられません。交通弱者のためと言っても、JRに乗ることも考えていません。どこかのバス停で乗り換えて駅に行け、と言っているのです。そのバス停には、ベンチも屋根もありません。 そんな孤立した考えの市政でした。


一般質問

2022年3月16日(水)

一般質問が終わりました。学校教育費、就学援助、生活保護、保育所・子ども園・学童保育、育児休業の問題を取り上げました。教育費の負担が、子育て世帯に重くのしかかっています。自己責任、家族の責任と子育てを狭い世界に閉じ込めようとする自公政治の害悪がまん延しています。上野原市の場合、生活保護の半数は高齢者世帯です。働き盛りの年代の生活保護受給者が少ないとの答弁がありましたが、反面、上野原市での核家族の子育てが大変なのです。保育所・子ども園に子どもを通わせるには、祖父母の協力が当たり前の状況になっています。核家族でも安心して子育てできる保育・教育の環境を作ることが必要です。


チョウのいろいろ展

2022年3月15日(火)

昨日から上野原市役所玄関わきの展示室で「ちょうのいろいろ展」が始まりました。もうお亡くなりになりましたが、市内在住だった亀山壽俊獣医師のコレクションの展示です。社会教育課が所蔵している文化財を中心にこれからテーマを変えて毎月展示が行われる予定です。今回は、スタートの展示。

ルードルフィア・ラインというものを始めて知りました。ギフチョウとヒメギフチョウのすみわけをしている区分線だそうです。ちょうど暖温帯と冷温帯の境界と一致しています。勉強になります。


予算編成についての考え方

2022年3月14日(月)

予算特別委員会の三日間が終わりました。108件の質問がありましたが、そのうち25件の質問をしました。
今日の午後は総括質疑で、6点の質問をしました。上野原市議会では、反対討論がないと、賛成討論を認めない議会なので、総括質疑の中で予算編成についての考え方を述べました。(長文)
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議案第14号 令和4年度上野原市一般会計予算を中心とする今年度の予算編成について意見を述べます。
 一般会計の新規予算は、39件があげられています。その中には、学校給食費の一部無料化、子育て世帯等臨時応援給付金支給事業、自主的PCR検査への補助、妊婦応援特別給付金支給事業、子どもの弱視・斜視の検査機器の導入など、くらしを支援する事業があります。
 また、四方津駅周辺整備の完成をめざした予算も計上されています。
 予算編成の全般を通じてみれば、賛成すべきものと考えています。
 しかし、市民のくらしを守る地方自治体の役割からすると、不十分と言わざるを得ません。
 学校給食費の無料化は、すでに富士吉田市、甲州市などで実施しています。財源の確保が問題となっていますが、この5年間を見ると、財政調整基金は約20億円から約17億円と3億円が減少しています。しかし、一般会計基金の合計は42億円から44億円と増えているし、クリーンセンターの火災事故の賠償が入れば、平均して1年間に1億円の基金が積みあがっている計算になります。この基金の積み上がり分を財源にすれば、さらに子育て支援を強化することができると考えます。ぜひ、精査をして、学校給食費の全額無料化などの要望を実現してもらいたいと思います。
 基金残高が増えると、それを口実に政府から地方交付税の減額などの攻撃が激しくなることも予想されるので、 市民のために有効に使うとが望まれます。  また、地域のコミュニティを再生させるために、地域の集会所施設の利用方法の改善を求めます。使用料の徴収、施設利用の申し込み方法などを改善し、誰もが、いつでも集えるような場所を確保することが、地域コミュニティの再生に必要だと思います。地域活動交流スペースなど、事前に登録していれば使えるようにしたらどうでしょうか。例えば、総合福祉センターの利用団体は、備品等をいつも持ち帰らなければなりませんが、交流スペースにロッカーを設置するなど利便性を向上させることが必要ではないでしょうか。地域コミュニティの再生は、利用料の徴収よりも多くの価値を生み出すものと思います。
 農林業においても、耕作放棄地の存在は鳥獣害被害など深刻な課題を抱えています。既存の農家だけでは、その対策が十分に行えないことは明らかです。耕作放棄地の除草や作物の植え付けなどを行える組織作りに取り組むべきだと考えています。新たな農業法人やNPO組織などの結成について、行政としても積極的に援助すべきではないでしょうか。
 上野原市の製造業の工業出荷額は大企業を抱える他市と比べても遜色がありません。ただし、中小零細企業が多く、雇用の確保、新たな需要先の開拓、新商品の開発など、1企業では難しい問題について、援助が必要だと思います。合同就職面接会の取り組みはその一つだと考えますが、さらに分野を広げた取り組みを求めます。
 地方自治体のデジタル化が進んでいます。行政の効率化のためには、デジタル化が必要ですが、その一方で、住民の個人情報の保護は、一層厳格に行われべきです。インターネット技術の進歩は、日進月歩です。ビッグデータなどは個人を特定できる情報は切り離して情報収集を行っていると言われていますが、いくつかの情報を組み合わせれば、かなりの確度で個人を特定できるようになっています。SNSなどでは、個人の購入履歴を参照にして、その人の特性や趣味に合わせた広告が表示されるような仕組みを作り上げています。
 マイナンバーカードに、預金口座や受診記録などを紐付けすれば、本人の同意なく、それらの情報が漏洩する危険が増します。
 子どもを上野原で育てたいと多くの方が思うには、経済的な支援とともに、子育て環境の豊かさが求められています。そのためにも、学校教職員、保育士、幼稚園教諭、学童指導員などの働く環境の整備が必要です。その専門職にあった賃金や労働条件を保障すること、専門的な研修ができる時間的保障と相互に意見交換ができる自由な雰囲気の醸成など環境の整備が求められています。
 また、通学路の安全を守ることも重要な課題です。
 なお一層、市民のくらしを支え、住みやすい上野原とするために努力を求めます。


ヘルメット

2022年3月13日(日)

今日は団地自治会の2月分の会計報告の監査を行いました。書類の戻しと他の監事の方に監査の写しを届けるのは、自転車です。自転車に乗っていても、寒さを感じることはありません。一応ヘルメットをかぶりました。よく見るとちょっと斜め。乗っていて少し空気圧が減っているのを感じたので、帰ってから空気を入れました。ああ、遠くを走りたい、と思う季節になりました。歳を取って、坂は嫌だから、平地を求めるとどうしても輪行(電車に自転車を乗せて移動)となります。7月になったら、駅から団地までエレベーターが通じるので、駅で自転車を袋に入れたら、坂道を登らず家まで帰れます。それまでに、コロナが収まってほしい。

でも、参議院選挙があるし、年が明けると市議選なので、いつになったら、状況が変わるのやら。


11年前

2022年3月12日(土)

11年前の昨夜9時ごろ、高尾駅のタクシー乗り場で長い列の後ろに並んでいたことを思い出します。14時46分、立川駅に入りつつあった東京行の電車の中でした。車体が大きく揺れ、運転見合わせの放送でホームに押し出され、駅が閉鎖される声に送られて立川駅前のデッキに見てみると、津波の映像がビルの壁面のスクリーンに映し出されていました。家で待つ母を心配して、何とか帰宅する方法を探しました。立川から日野までバスがあるはずだと探しても、夕方の便しかバス停には書かれていませんでした。幸い多摩都市モノレールが動いていたので、高幡不動まで行けば、京王線かバスが日野まで出ているはずと、乗り込みました。京王線も止まっているので、バスで日野駅へ。そこから八王子、高尾と乗り継いで夜の9時過ぎに高尾駅まで来ても、中央線は止まっています。あとはタクシーしかないので待ちました。大垂水峠が通行止めになっていたので、津久井に回ってもらいました。街灯も消え、真っ暗な道を走り、家に着いたのは、日付が変わっていました。長い一日でしたが、それから数日して福島第一原発の爆発の状況が明らかになり、長い長い震災後の日々がやってくることとは想像もできませんでした。未だに汚染水が増え続け、帰還ができない人々が存在し、震災後は終わっていません。制御不能な原発をこれ以上続けることは、許されません。


議員定数削減

2022年3月11日(金)

今日は予算特別委員会の2日目ですが、終了後議会活性化特別委員会が開かれました。議員定数のことが議題になり、定数2減、14人となることが決まりました。6月議会に条例改正が行われます。

 

議員定数削減が市民の声だという意見に対して、私は、市民が望んでいるのは、議員がしっかり働き、市民の声に耳を傾け、市民に情報を伝えることです、と言いました。定数を削減すると、ますます、市民の声が市政に伝わらなくなります。しっかりとした地盤(顔が利く)を持たない人は、当選できません。


市長への報告

2022年3月10日(木)

今日は男女共同参画推進委員会で年度末の活動報告を村上信行市長に届けてきました。

市長への提言を提出し、懇談してきました。なにしろ、山梨県のジェンダーギャップ指数は、47都道府県でも下位に低迷しています。

女性の社会参加をするめるために、どうしたらいいのか、率直に意見を交換してきました。


予算特別委員会一日目

2022年3月9日(水)

今日は予算特別委員会の1日目。財政経営課、総務課、政策秘書課、危機管理室、建設課、産業振興課の審査が行われました。
次のような質問をしました。全体的な質疑は、三日目の総括質疑で行います。 財政経営課
■ 東部地域広域水道企業団、生活基盤施設耐震化等交付金事業の操出基準・操出基準外の内訳をお教えください。
■ 東部地域広域水道企業団の基準外支出の継続についてのお考えをお示しください。
■ 予備費計上の基本的な考え方をお示しください。
総務課
■ 会計年度任用職員システム保守委託業務の契約期間が令和5年1月で終了している理由は。
■ 短時間勤務職員の共済加入についてご説明ください。
■ 人間ドッグ受診者を増やすために、どのような手立てを取っているでしょうか。
■ 前年度あった法務事務支援業務を廃止した理由は。
■ 次期ホームページ作成・更新システム導入構築業務委託が計上されています。どのような機能の更新をお考えでしょうか。
危機管理室
■ 今年度計上されていない防災無線(移動系)と、今年度IP系の無線とはどのような違いがあるのでしょうか。
産業振興課
■ 委託料 間伐体験(木育)事業業務が計上されていますが、対象を桂川下流域に限定しているのはなぜですか。
■ コロナで開催できなくなった合同就職面接会に代わって、WEB上の発信を考えてはどうでしょうか。
■ 上野原駅南口の靴洗い場の整備をしたらいかがでしょうか。


国際女性デー

2022年3月8日(火)

今日は国際女性デーです。1975年、国連は国際婦人年と定め、3月8日を国際婦人デーとしました。古くは1908年、アメリカ、ニューヨークで参政権を持たない女性労働者が、労働条件の改善を求め、デモを起こしました。

国際的に女性の地位の向上と権利の擁護を求める動きが活発になってきています。その中で、日本の取り組みの遅さは、際立っています。日本国憲法で画期的な男女平等の規定を持っているにも関わらず、その実現に力を尽くしていない自民党政治が、日本を遅れた状況にしています。選択的男女別姓が、いつまでたっても実現しない責任は自民党にあります。戦前の家族制度にいつまでもこだわっているのは、大企業が、自らの利益のために、女性を家庭に縛り付けておこうとしています。男性の長時間労働を支えることと、国家財政を社会保障や社会福祉に使うのではなく、大企業の利己的な利益に使おうとしているためです。

上智大学の三浦まり教授が中心になっている「地域からジェンダー平等研究会」は、都道府県のジェンダーギャップ指数を計算し、発表しました。それによると、山梨県は、行政分野で45位、政治分野で24位、教育分野で44位、経済分野で36位と低迷しています。

政治分野で24位となっているのは、国会議員の男女比が1:1となっているからです。ところが、県知事経験者はゼロ、現職の女性市町村長はゼロとなっています。


文教厚生常任委員会

2022年3月7日(月)

文教厚生常任委員会が開かれ、条例改正2件の審議が行われました。

議案第5号 上野原市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について

議案第6号 上野原市学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例制定について

議案第5号は、放課後児童支援員(学童保育)のみなし規定を2年間延長するものです。放課後児童支援員は所定の研修を受けなければなりませんが、今後2年間のうちに修了することが見込まれるものを、修了したものとみなす、というものです。上野原市でも、10人の未修了者がいたところ、6人が修了し、4人が未修了とのことでした。

24時間の研修ですが、山梨県は年1回しか実施せず、上野原市への割当は、4人ということでした。

議案第6号は、学校給食費の公会計化に伴って、学校給食運営員会を1本化する内容です。


自治会役員会

2022年3月6日(日)

午前中は団地自治会の役員会でした。4月に総会をしますが、その準備が中心でした。今年も新型コロナウイルスの影響で、書面議決の総会になります。通常は上野原西小の体育館をお借りして開いていましたが、感染対策のため、人数制限をすると、収容できないことなどのことで、書面議決となりました。これから、総会資料の印刷の準備が始まります。

外は、冷たい風が吹いていますが、青空が広がっています。団地の中の公園をつなぐ緑道です。

午後は、市の予算書の数字を眺めて、悪戦苦闘しています。今年度の予算にあった項目がどこに行ったか、増減はどうか、市民の願いとの関連は、などなど、思考があちこちに飛びます。


資源ごみ

2022年3月5日(土)

今日は資源ごみの回収日です。第2、第3土曜日は、市内でも私が住んでいる団地のみが資源ごみ回収なので、早い時間に回収車が来ます。ちょっとでも油断すると、すでに回収が終わっていることが多々あります。新聞は3紙取っているので、すぐに溜まります。段ボールも通販が増えているので、納戸に積みあがってしまいます。

 収集場所は、そんなに離れていないのですが、新聞の包を二つ下げると、掌が悲鳴を上げます。だんだんと歳を取ってくると、つらくなってしまいます。

 

まあ、筋力トレーニングと思って、がんばります。


決議

2022年2月4日(金)

3月2日の議会初日に全会一致で可決されました。

上野原駅・四方津駅から撤去した時計の再設置を求める決議
 JR東日本ば維持管理費等の節減を目的に管内全体で昨年秋頃から駅に設置した時計の撤去を進めており、県内ではすでに28駅のうち20駅で撤去され、最終的に甲府駅を除く全駅から撤去される予定である。
   撤去の対象となるのは、乗客数が1万人未満の駅としており、県内28駅の全てがその対象となる。しかし甲府駅(乗車数県内No1・令和2年)はその基準を下回るが、設置数を見直した中で設置を継続するということである。
 上野原駅(乗車数県内No. 2・同)や四方津駅(乗車数県内No10・同)の時計はすでに撤去されている。
 jR中央線上野原駅は、昨年開業120年目という記念すべき年を迎え、様々なイベントが上野原市や関係団体、住民の協力の中で行われた。また沿線住民は中央線に対し、深い愛着と敬意を抱いて120年間その絆を深めてきたものである。その駅の.シンボルとも言える正確な時計が撤去されたことは単に時計がはずされたという不便さだけではない。日本の鉄道の運行時間の正確さは世界に比類なきものであり、時刻表通りの運行を進めている以上、正確な時計の設置は鉄道事業者の当然の責務であると考える。その象徴あるいは文化とも言える時計を撤去しサービスを低下させたことは信じがたく、もっとも信頼の置ける公共交通機関であるJR東日本がその撤去を断行したことは、駅利用者の信頼を著しく損なうものである。
 現代は腕時計やスマホや時間の確認はできるが、駅を利用する通勤・通学者、旅行者はかばんや手荷物を抱えている場合が多く、また朝の通勤時には忙しく駅を行きかっており、腕時計やスマホを見る余裕が無いことが多い。そして行動に時間が必要な高齢者、障害者への配慮・目線が著しく欠けている。
  一方で、上野原市は平成30年に上野原駅南口周辺整備を、また現在は四方津駅周辺整備を行っており、JR駅利用者の利便性向上を図るため、厳しい財政の中で多額の整備費を捻出してき・た。それはJR東日本とも良好な関係を築いてきだからこそのものである。
 よって上野原市議会は通勤通学者や旅行者、高齢者、障害參など駅利用者の利便性確保と安全・安心な電車利用のため、上野原駅、四方津駅、そして甲府駅を除く県内JR東日本各駅への時計の再設置を強く要望するものである。
  令和4年3月2日                                                                     上野原市議会


街頭宣伝

2022年3月3日(木)

ロシアのウクライナ侵略に抗議する街頭宣伝(2か所)をしてきました。どこでも「がんばってね」の声が聞かれました。カンパを申し出る方もおられました。

上野原市議会でもロシアのウクライナ侵略に抗議する決議を全会一致で可決したことを伝えました。


議会初日

2022年3月2日(火)

山梨県上野原市議会が、今日から始まりました。議会初日に議員控室で、ウクライナの問題で、抗議決議をあげたらという話が進み、ある議員が決議案を書き、なぜか私に提案者になれという話が進みました。議事の途中で、動議を出し、全会一致で、次の決議が可決されました。

    ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議

 

 「ロシアによるウクライナ侵攻は、国際社会の平和と安全を著しく損なう断じて容認することはできない暴挙であり、力を背景とした現状変更は、国際法違反で断じて看過できない。」

 

我が国日本も国境を接するものとして重大なる関心を持って対応すべきである。

 

上野原市の住民にとっても安全保障、経済活動などの住民生活に直結する重大な影響が考えられる。

 日本政府は、在留邦人の安全確保に努め、国際社会と緊密に連携し、毅然たる態度でロシアに制裁措置を行い、ウクライナに対しての人道支援、医療支援を行うとともに、速やかな即時無条件によるロシア軍の完全撤退を要請するものである。

 

令和4年3月2日

 

               上野原市議会


ポスター

2022年3月1日(火)

新しいポスターが来ました。「ジェンダー平等」「気候危機いま止める」「暮らしやさしく強い経済に」「憲法9条いかし平和の外交を」の4種類あります。

今朝のしんぶん配達の途中で貼りだしてきました。

財政の仕事をしていて、送金後の仕訳をしていたら、計算が合わず、システムがエラーを送ってきました。なんと使った資料が先月分でした。あわてて訂正。必要な処理をして無事通過。月初めはいろいろなことがあります。


手術から1か月

2022年2月28日(月)

白内障の手術が終わってから1か月が経ちました。眼科で1か月の検診があり、遠用なのメガネの処方箋を出してもらいました。

手術前は、遠近とも見えずらかったのが、大きく改善しました。

後2日で3月議会が始まります。市議選まで11か月。やるべき課題はたくさんあります。