2025年3月の日記


運が尽きたか

2025年3月31日(月)

銀行に来ていますが、混雑しています。10人以上待っています。年度末のせいでしょうか。

今日はワンオペなので、電車で来ました。上野原駅まで来たら、エレベーターが故障。ボタンを押しても動きません。すぐに建設課に電話を入れました。

階段を降りてバス停まで行ったら、発車した後。1時間も待つことはできないのでタクシーを使いました。銀行の敷地内に入ったところで、メーターか上がりました。

運が尽きたか!


街頭演説会

2025年3月30日(日)

甲府駅北口よっちゃばれ広場で日本共産党演説会が開かれました。弁士は小池晃書記局長。県議の菅野みきこさんと名取やすしさんが、県民から寄せられたアンケートに書かれた意見を読み上げ、小池さんが答えるという形式でした。訪問介護の仕事をしている人から、介護報酬の引き下げで経営が困難になっているとの声に、小池さんは、もともと訪問介護の事業所の4割は赤字であったところであるのに、報酬引き下げはとんでもない、介護職は900万人もいるから、そこに十分な賃金を保証すれば、景気は上向くと話されました。大学生を抱える親の声には、教育費の負担が重いのに、大学の授業料の値上げラッシュ。1000億円あれば、値上げをストップできるのに、自公政権は全く応えようとしない。若者を大切にする政治を共に目指していきましょうと訴えました。

軍事費の増大は問題だが、ロシアなどの動きを見ると、それなりの備えは必要ではないかという声には、それなりとはどのくらいなのかが問題です。今自公政権がめざしているのは、世界第3位の軍事大国です。敵から攻撃されたらと備えているのは、分厚いコンクリートの壁をつくり、自衛隊の指揮所を守るだけです。周りの国民が受ける被害は考えていません。国を守るのだったら、戦争を起こさない必死の外交努力ですが、軍備の増強だけに力を入れて、アメリカが戦争を起こせば、自衛隊が組み込まれるという危険がますます迫ってきています。戦争をさせない努力をすることが大切ではないですかと訴えていました。


あまりにも早い旅立ち

2025年3月29日(土)

中澤日菜子さんの葬儀が永山教会で執り行われ、参列させていただきました。中澤さんは、「お父さんと伊藤さん」で文学賞新人賞を受賞された作家で、NHKのドラマ「PTAグランパ」の原作者でもあります。23日にご家族と旅行されていた沖縄の旅先で急逝されました。

中澤さんは、私が八王子東高校に在勤中に入学してこられ、演劇部で活動されてきました。才女です。作・演出もこなし、楽しい舞台をいつも創っていました。卒業してからも、不等辺三角形という劇団を立ち上げ、活動を続けていました。

当時、私は演劇部の顧問ではありませんでしたが、その周辺をうろついていましたので、注目していました。

享年56歳。あまりにも早い旅立ちでした。合掌。


循環バス

2025年3月28日(金)

今日は内科の定期健診日。採血採尿はしていないので、薬を貰いに行く日です。ついでに整形外科も受診。案の定、変形性膝関節症が進行中。レントゲン撮影で、ローゼンバーグ法を初体験。軟骨のすり減り具合がよくわかりました。膝に負担をかけないように、筋力強化に励みます。

帰りに駅から循環バスに乗って市役所へ。8人くらい乗車していました。運転手は女性。バックミラーに顔が写っていたので、マスクしました。議会だよりのいくつかの部分を確認、修正して帰宅しましたが、ほぼ一日がかりになりました。朝は小雨模様で、折りたたみ傘を持っていきましたが、帰りは不要に。

電車の中や病院での待ち時間は、もっぱら四万十帯の勉強。

赤旗読者ニュースを更新しました。


打ち合わせ

2025年3月27日(木)

昨日は、議会だより編集常任委員会副委員長として、新年度の印刷・製本業者との打ち合わせに同席しました。初めて上野原市議会だよりの印刷・製本業務を落札した業者です。

InDesignで出稿するとお話すると驚かれていました。ほとんどが、生原稿をもらって、編集するようです。冗談で「うちの会社に来ませんか」とまで、言われてしまいました。Illustratorで編集する人は見かけるようです。1枚物は、それでもいいのですが、ページものになると、InDesignになってしまいます。

最初に印刷に関係したのは、高校生時代ですから、もう60年も前のことになります。高校の図書館で発行していた「図書文化月報」という広報誌に関わったことです。「月報」と言っても、隔月刊。活版印刷でした。生徒が編集を全てしていました。8ページから12ページで発行していた記憶があります。

大学を卒業してから2年間、新聞の編集の仕事もしていました。何かと、印刷・編集の周りをうろついていたことになります。

市役所のコブシの花が満開です。


イベントの舞台

2025年3月26日(水)

3月議会報告の上野原民報の編集作業が一応終わりました。あと1本これからの出来事の記事なので、それを待ってからの入稿となります。これから「活動報告」の編集作業です。並行して議会だよりの編集も行います。

「上野原ジオパーク構想」がスタートしていますが、どんな風に市民に知らせていくのか、難題です。日本列島の成り立ち、日本海の拡大、フォッサマグナの成立、南部フォッサマグマでの関東山地の成立、丹沢山地の衝突と引き続く伊豆半島の衝突など、イベントの舞台となっている山梨県東部の地質をどうすれば簡単に解説できるのか、大変です。


ジオパーク構想

2025年3月25日(火)

昨日は、「やまなし上野原ジオパーク構想」推進協議会発足集会でした。でも、地質って難しいですよね。たぶん、地学を勉強した人なんて、少数派ですから。上野原ジオパークのHPを見ていたら、「新第二紀」っていう表現を見つけてしまいました。もちろん、担当の方にはすぐにお知らせしました。地質時代には、第三紀、第四紀はあるんですけれど。当然第一紀、第二紀があると思うのは普通です。岩石だって、本当に調べようとすると、偏光顕微鏡もいるだろうし、石を砕くハンマーをもっている人も殆どいません。そんな「遠い世界」を身近に知ってもらうのは、結構たいへんです。そう言えば、素粒子の世界もそうですね。遺伝子だって同じようなものです。でも、そこに隠されている世界は、興味深いものだし、感動ものです。


消防団詰所

2025年3月24日(月)

昨日は、上野原市消防団巌分団第4部新詰所竣工、内覧会開催のお知らせをいただき、行ってきました。国道20号四方津駅付近の歩道拡幅工事が行われていますが、同工事が、旧詰所の敷地にかかっていたため、移転が計画されていました。旧詰所と道路を挟んだ反対側に地主さんの好意で場所が確保でき、新詰所の建設が進められてきました。昨年12月に竣工していましたが、この度の内覧会となりました。分団長さんなどと懇談してきました。敷地も建物も広くなり、休憩室も整備され、防災拠点としての機能も充実してきたと言われていました。女性団員が入団してきたときも対応できる施設になっているので、ぜひ女性団員が入団してほしいとも言われていました。


ジオパークツアー

2025年3月23日(日)

昨日は、上野原ジオパークツアーに参加してきました。今日は議会だよりの取材を兼ねて。上野原駅周辺一周のコースです。北口の石積から解説が始まりました。火山岩があり、深成岩があり、凝灰岩がありといくつかの種類の石が積み上がっています。

上野原は河岸段丘の町として知られていますが、地質的には、さらに面白いことが隠されています。南部フォッサマグナを構成していますが、関東山地という付加体とフィリピンプレートに乗って移動してきた丹沢山地がぶつかった現場であり、その上に桂川、鶴川の扇状地が形成され、いくつかの段丘が作られた場所です。

私たちの足下に眠る数千万年の歴史をたどるのは、知的な興奮をもたらします。


女性管理職

2025年3月22日(土)

上野原市の人事異動の内示が出ました。女性管理職が3名誕生しました。課長が3名です。一度に課長が3名になったのは、初めてのことです。

2016年に初めて女性課長(秋山支所長)が誕生しました。2名になったときもありましたが、3名になったのは、画期的なことです。私が上野原市男女共同参画推進委員になってから17年を過ぎましたが、当時は、管理職もいなければ、リーダー(係長級)もごく僅かでした。優秀な人がいなかったわけではありません。家庭との両立や職場の雰囲気など困難な条件がありながらも、頑張ってきた人が切り開いてきたものと思っています。

今後とも活躍を期待しています。


編集作業

2025年3月21日(金)

3月議会が終わったので、議会報告の上野原民報の編集作業に入っています。

今回の一般質問を通じて感じたことは、人口減少や少子高齢化について、基本的な認識は、ほとんど変わりない答弁が返ってきたことです。例えば
川田  人口減少、少子高齢化の要因について、いろいろな研究がなされていますが、専修大学の福島和義名誉教授は、2023年10月に次のような報告をしています。非(未)婚化・晩婚化による出生率の低下、再生産年齢人口(15-49歳の女性)の減少、女性の社会進出による就労と育児の両立支援困難、新自由主義的労働政策による非正規雇用・内部留保増大で若者の貧困化が少子化の諸要因であると分析しています。このような見解についてどのようにお考えでしょうか。
政策秘書課長 少子化問題はさまざまな要因が絡み合い、解決が困難な状況にあります。非婚化や晩婚化については、社会の価値観やライフスタイルの変化、経済的な不安定やキャリア形成の重視といった結婚・出産に対する意識の変化も影響しているのではないかと考えるため、若い人たちの意識を把握する必要があると考えています。また、生産年齢人口の減少や女性の社会進出による就労と育児の両立支援困難については、女性の社会進出が進む中で、育児と仕事の両立が難しい状況を改善する必要があり、育児休業制度の拡充や働きやすい環境を整えるのも必要ではないかと考えています。また、新自由主義的労働政策による非正規雇用の増加や若者の貧困化については若者の経済的・心理的安定を脅かす要因となり、結婚や出産に対する意欲を低下させる要因となることから、労働環境の改善や経済的負担の軽減などが求められると考えています。
と、新自由主義的労働政策についても、否定的な答弁がありました。


ジェンダーギャップ

2025年3月20日(木)

昨日は、上野原市男女共同参画計画策定委員会がありました。これから10年の上野原市男女共同参画プラン策定の最後の委員会でした。昨年5月から6回にわたって開かれ、最終的な案を決め、村上市長に答申を行い、解散となりました。

上野原市の男女共同参画推進委員会に関わって17年余となりますが、少しずつではありますが、着実な前進をしてきたと思っています。一番大きな変化は、市の職員が、男女共同参画社会、ジェンダーの問題に目を向けてくれるようになったことでしょうか。しかし、なお、現実の社会では、ジェンダーギャップが厳然と存在するし、賃金格差、差別意識の存在、家事・育児・介護の女性の重い負担など、改善の課題が山積です。長年染み込んだ習慣とそこから来る意識を変えることは大変なことです。地道に訴えていくしかないと思っています。

赤旗読者ニュースを更新しました。

2025年3月19日(水)

定例の戦争法廃止を求める上野原19日行動。心配された雪も止み、国道もスムーズに通ることができて、行動に参加できました。8兆7千億円もの軍事費が国会で審議中。「敵が攻めてくるから」と言えば、どんどん膨らますことができるようです。

この後、男女共同参画計画策定委員会、男女共同参画推進委員会と会議が続きました。


PCエラー

2025年3月18日(火)

昨日で3月議会は終了しましたが、これから本格的に議会だよりの編集が始まります。議案や予算特別委員会の審議について割り当てられた原稿は書き上げましたが、自分の一般質問、特集はこれからです。

議会図書室にあるPCが新しくなって、作業がしやすくなりました。それでも、InDesignのソフトを使っていると、毎回エラーが出るのです。このファイルは新しいバージョンで作られているので、読み込むことができません、とエラー表示が出ます。InDesignをアップデートしても、解決しませんでした。昨日、その原因が判明。InDesignのショートカットが、古いバージョンにリンクしてました。ver.19とver.20が混在していて、エラーを出していました。


反対討論その1

2025年3月17日(月)

議案第21号 令和7年度上野原市一般会計予算の委員長報告は、可決すべきものです。委員長報告に反対する立場から討論を行います。
来年度の予算総額は107億4085万9千円で、今年度の当初予算112億7665万1千円から比べ、5357万2千円、マイナス4.8減額となっております。これは、市長選を挟んでの予算編成で積極的な新規の政策的事業を含まない骨格予算で編成されています。また、国からの物価高騰対策交付金については、高校生・大学生に対する給付を行うなど、工夫をされた予算が計上されていることは高く評価します。しかし、その上でも、現在の上野原市の置かれている現状からすると不満が残るところです。
上野原市の人口減少は、全国平均よりも、県平均よりも激しく起きており、憂慮できない状況であることは万人の一致するところです。しかし、これは自然現象ではありません。国政、県政、市政(合併前の町政を含みます)が取ってきた、あるいは取り組んで来なかった結果であると思います。
東京からアクセスがよい上野原市といいますが、確かに上野原駅、四方津駅は東京圏から近いです。しかし、少し駅から離れれば、段丘崖の坂がせまり、公共交通機関は便利とは言えず、アクセスの良さをアピールできる場所ではありません。上野原駅前は、南口広場の開発時に一定の緩和を図ったとは言え、大部分が風致地区規制に覆われていて、駐車場などが多く、積極的な活用が図られていません。もう何十年も放置されたままになっています。
子育てにしても、上野原こども園、巌こども園とも、決して便利はところにはありません。車での送迎が多いと言っても徒歩で通園している子どももいて、子ども手を引きながら、大きな荷物をもって坂を上がる姿をみて、大変と思わない人はいないでしょう。東京圏に通勤している人にとって、保育所の利便性を高める工夫をしなければ、人口減少の歯止めにはなりません。
子どもの教育では、過酷な競争原理が子どもの発達にとって有害だという指摘がありながら、「競争が必要だ」などという一方的な理由で、小中学校の統廃合が進められました。その結果、周辺部の過疎化が一層深刻になりました。
経済圏としては、東京と一体になっているのに、デマンドタクシーの駅乗り入れは、未だに認められておらず、住民の不便が押し付けれています。高齢者や障害者にとって、上野原駅北口のタクシーの降車が認められないのは、納得できるものではありません。乗車待ちでタクシーが並ぶのは、狭い場所での混雑の原因になるかもしれませんが、降車させてすぐに移動させれば、なんら問題はないはずです。周辺部の路線バスとデマンドタクシーはほとんど同じような運行形態を取っており、空のバスを走らせて、補助金が出されるという、誰がみてもおかしい状況が何年も続いています。挙げ句、上野原駅から犬目のバス路線の平日運行がなくなってしまいました。必要な路線バスについて、適切な補助金を出すのは、必要なことです。しかし、空のバスに補助金を出すのはいかがなものでしょうか。
周辺部だけではありません。公正屋の店舗が移転し、デマンドタクシーの地域が拡大したとはいえ、羽佐間、新井方面でも買い物難民が発生しています。のっとくきっぷ事業や高齢者パスの補助制度ができましたが、路線バスにしても、デマンドタクシーにしても、どうすれば、乗客を増やすことができるのか、事業者とともに真剣に考える必要があります。
医療の問題も深刻です。4月から常勤の小児科医が1名増やされ、診療体制の強化が図られます。しかし、上野原市の10万人あたりの医師数は185人、全国平均は、306人ですから、6割しかいません。山梨県は、281人です。それなのに、医師の充足は、中位地域になっており、医師の補充の対象になっていません。これは、患者数から、県外の受診数を除外しているからです。これでは、いつまで経っても、医師不足は解消しません。国や県の医療方針について、きちんと要求すべき内容です。
公営住宅の改善も進んでいません。再入居可能な市営団地は小沢東団地と浅間第2団地しかありません。それも年間に数戸しか空きがでず、セーフティーネットの役割が低下しています。老朽化が進んでいる中で、改築の計画すら明らかになっていません。
6月補正では、これらの課題について、住民の願いである、住みやすい上野原にするために、積極的に対応することを求めて討論とします。


討論の準備

2025年3月16日(日)

雪が降っています。もう3月半ばになるのに、寒さが戻りました。明日の議会最終日に向けて、討論の最後の確認をしています。討論を活発にすることが、議会活性化の第一歩だと考えています。
「議案第○号・・・について質疑を行います」
「質疑を終了します」
「討論はありますか」
「討論を終わり、採決を行います」
「本案は、原案の通り、可決することでよろしいでしょうか」
と議長が繰り返します。質疑・討論がなければ、これの繰り返しです。議案の名前だけを聞いても、何をしているのか分かりません。せっかく傍聴に来ても、わけがわからないのでは、もったいないと思います。大事な議案は、討論をしてもらいたいものです。
娘から誕生日(二人)のお祝いの品が届きました。三つ葉と小ねぎの栽培セットが入っていました。小さなわっぱに植えました。


大学同窓会県支部総会

2025年3月15日(土)

今日は戸定会(千葉大学園芸学部同窓会)山梨県支部の総会で甲府まで行ってきました。高根明雄さんの「ハナモモについて(遺伝形質と品種の保存)」という題で講演がありました。江戸時代には約200種の品種があったとされていますが、現在では失われたのも多数ということでした。

千葉大園芸学部は、本部のある西千葉から遠く離れて、松戸市にキャンパスがあります。戸定が丘にあることから同窓会は戸定会と呼ばれています。キャンパスの隣には、水戸藩最後の藩主である徳川昭武が移り住んだ戸定邸があります。明治初期の建物が現存しており、和洋折衷の庭園が残されています。室町中期からの城の跡地です。外城から転訛したと言われています。

国道6号(水戸街道)が江戸川を新葛飾橋で渡って暫く行くと短いトンネル(松戸トンネル)があります。その左手がキャンパスです。トンネルの上部に農園があります。懐かしい思い出がたくさん詰まっています。

参加された方の中に、山梨県庁に勤めておられる方がたくさん居ました。ほとんどが農政関係の仕事をしています。山梨県全体は農業県ですが、上野原市に限れば、大規模な専業農家がなくて、事業継承には大変困難な課題を抱えていることなど、親しく話すことができました。


カンザクラ

2025年3月14日(金)

10年前まで勤めていた多摩森林科学園は、サクラ保存林が有名です。全国から約500栽培ライン、1800本のサクラが植えられています。しかし、昨年2月からサクラ保存林の公開中止が続いていました。3月4日から、サクラ保存林の一部の公開が始まりました。一部休園となっていたので、それまで保持していた年間パスポートの有効期限の延長が行われています。延長申請の期限が近づいていたので、申請に行ってきました。カワヅザクラ(河津桜)が満開のはずですが、今回の公開地域にはありません。寒桜と冬桜が咲いていました。

そう言えば、カワヅザクラもカンザクラも、カンヒザクラとオオシマザクラやヤマザクラとの種間雑種でした。サクラ保存林では、そうした栽培ラインも管理しています。

4本書く予定の反対討論の最後の1本で、筆が止まっています。どんな風に展開すれば、論旨がわかりやすくなるのか、悩みが深いです。気分転換をかねて、年間パスポートの延長申請に行ってきたのですが、悩みはほぐれません。


一般質問

2025年3月13日(木)

一般質問が終わりました。今回から時計が残り時間表示が秒単位になりました。残り20秒で終了です。答弁の時間が読めず、途中の質問をまとめてみたり、緊張しました。

今回は、少子高齢化、人口減少を取り上げてみました。日本の極端な少子高齢化は、自公政権の大企業の儲けのために、東京一極集中政策の結果ですが、それに輪をかけて、山梨県政、上野原市政(町政)がもたらしたものです。

埼玉県飯能市と比較してみました。飯能市は都心から50km圏内、池袋まで特急で39分とアクセスの良さを強調している市です。もっとも、通勤時間帯の急行は、池袋まで55分です。上野原市も「東京に一番近いのはここ上野原」との標語を掲げています。新宿まで1時間15分です。どちらも中山間地を抱えています。上野原市の場合は、高速道路が走っています。ほぼ、同じ条件ですが、人口の減少率は大きく違います。上野原市の場合、駅からのアクセスがめちゃ悪いんです。四方津駅からは歩いて行けるコモアしおつ団地があります。駅から団地までは、住民が管理する斜行エレベーターorエスカレーターが標高差約100mを運んでくれますが、上野原駅の北面は急激な段丘崖が待ち受けています。アクセスが悪いのです。それに加えて、上野原駅周辺は、風致地区規制がかかり、中高層の住宅が建てられません。多くの場所が駐車場になっています。

そんな、こんなで、人口の減少率が大きく違います。

働く人の3分の1が東京圏に通勤していて、経済圏が東京に包摂されているのに、駅前は中心市街地でないと言い続けてきた市政です。デマンドタクシーですら、上野原駅に乗り入れることができません。

保育所の統廃合をして出来た上野原こども園、巌こども園は、公共交通を利用することは出来ず、車での送迎が欠かせません。これで子育て世帯に来てね、と呼びかけても、躊躇するはずです。 激しい人口減少は、自然現象ではありません。政治の責任だと言い続けたい。

17日の3月議会最終日には、議案の採決が行われますが、50案件のうち、4議案に反対をする予定で、討論の通告をしてきました。これから、討論の原稿を書かなくては。


開発者

2025年3月12日(水)

映像はふくいブランド米推進協議会の「いちほまれ」のCFの一画面。在庫がなくなりつつあるので、発注しました。昨年7月までは、10kg 5500円前後でした。ここ数年は僅かな変動の幅に収まっていました。ところが、昨年8月には、在庫がなくなり、9月には、値段が跳ね上がっていました。政府が備蓄米の放出を発表しても、高値で止まっています。今日は10kg 9000円でした。60数%もの値上がりです。少々の賃上げでは、この物価高騰をカバーできないし、賃上げとは縁遠い年金生活者には、もっと深刻な影響を受けます。

もっと安い米もあるのではないかと言われそうですが、開発者(映像の人物)のために、せっせと「いちほまれ」を消費しています。それよりも、美味しいのです。せっかくの食事ですから、「楽しい」食卓にしたいと思っています。口先だけの「楽しい日本」ではなく、暮らしやすい国にするためには、大企業の利益を優先する石破政権の退場を求めるしかありません。


黙祷

2025年3月11日(火)

14年前、1月に行われた市議選に初めて立候補して落選しました。もちろん落ち込みました。私よりも連れ合いの方が心理的に大きな打撃を受け、心療内科も受診していました。いろいろあったんです。気分転換を図ろうと、二人で京都に出かけたりして、少しでも負担を軽くして上げようと努力をしました。その一環で、3月11日に青年劇場の舞台を観に、サザンシアターまで出かけていました。2時46分、電車が立川駅に到着する寸前に大きな揺れを感じました。何が起きたかわからず、うろうろしていると、駅を閉鎖するというアナウンスが入り、駅のデッキに出ると、ビルの壁にあったスクリーンに津波が家を流し去る映像が飛び込んできました。必死に自宅へ帰るルートを探しました。立川駅から日野駅までのバス路線がありましたが、次の便まで1時間以上。モノレールが動いていたので、高幡不動まで行き、京王線を頼りにしました。が、京王線は不通。高幡不動から日野駅までバスで移動、そこから高尾駅まで、また、バスで。高尾駅でタクシーを待つこと数時間で、自宅へついた頃には、日付が変わっていました。

今日の一般質問の時間、2時46分、市議会でも黙祷をしました。


水道企業団議会

2025年3月10日(月)

今日は、山梨県東部地域広域水道企業団第1回定例会でした。2つの議案が企業長から提出されました。

2議案に対して、事前に質問を通告してありました。

Ⅰ.議案第1号 東部地域広域水道企業団水道事業の設置等に関する条例中改正の件
条例の第7条について、地方自治法の改正で条項のずれが生じたため改正するもの
{第243条の2第8項」を「第243条の2の9第8項」に改める。

質疑応答 (1) 条例の第7条の改正について、職員が企業団に損害を与えた場合、その責任を免除するとき、その額が 30 万円以上であれば、議会の議決が必要であるという規定ですが、今まで企業団で第7条に該当する事例はありましたか。
→回答:当企業団においては、該当がありません。
(2) 施行日は、改正地方自治法の附則第1条第3号で公布の日から 2年6ヶ月以内の政令で定める日となっていますが、公布日はいつですか。また、施行日について政令が出されたでしょうか。
→回答:公布日は当企業団議会において、議決されてからの日、3月中を予定しています。また、施行日はまだ政令が出ていないため、現状未定の状態となりますが、条ずれの改正は、改正法の施行日と当該改正条例の施行日を同日とするため、このような附則の書き方になります。
(3) 職員を処分しなければならない事由があったとき、その公表の基準というものが定められているでしょうか。
→回答:職員の処分の公表については、当企業団として特段基準は設けてなく、事案が発生した際は、構成市や国の指針を参考に対応するものとなります。

Ⅱ.議案第2号 令和7年度東部地域広域水道企業団水道事業会計予算
(1)2024年第3回定例会で令和6年度水道事業会計補正予算(第2号)が可決されましたが、それ以降、補正予算を計上する特段の理由はなかったと理解してよいでしょうか。
→回答:そのとおりです。
(2)P10 令和7年度予定キャッシュ・フロー計算書についてお伺いします。
当期純損失が、190,201,823円となっています。2024年度の当初予算では、22,247,601円、2023年度では、248,925,393円でした。ここ数年、若干縮減が進んでいます。その要因についてお教えください。
→回答:令和7年度当初予算予定キャッシュ・フローの当年度純損失190,201,823円、令和6年度は211,991,131円、令和5年度は248,925,393円と当初予算時点を比較すると縮減されています。費用面で削減努力はしておりますが、電気料金が主な要因となります。今後も先行きが見えない電気料金及び機器等の修繕、保守委託が計画される年度によって波があるため、増加することも考えられます。
(3)財務活動によるキャッシュ・フローで、他会計からの出資による収入が、38,903,500円となっています。今年度当初予算では、156,881,000円であったと思いますが、減額されている理由は何でしょうか。
→回答:生活基盤施設耐震化等交付金事業において、水道管路耐震化部分の構成市が受け持つ出資債の上限額等算出方法について、令和6年度総務省の繰出し基準の変更に伴い、構成市の出資債借入額が見込んでいた額の1割程度しか対象とならず、それ以外は構成市の一般財源となるため、財政協議を行い、構成市の一般財源となる部分については、当企業団が借り入れ、次年度からの償還金を構成市から企業団に繰り入れることで合意し、協定書の覚書を締結させていただきました。その結果、企業債が増え、構成市からの出資金が減った形となります。
(3)の2 2024年4月1日付の総務省通知によって、繰出基準が決められています。今年4月1日に新しい通知がでます。次年度以降、更に繰出基準が厳しくなると予測されますが、そのことについてお教えください。
→回答:調査をして後ほどお答えします。
(4)2026年3月31日の資金残高が327,067,327円となっています。期首の資金残高の確定額が未定ですが、今後の資金繰りの状況についてお知らせください。
  →回答:今回、令和6年度の補正予算がないため令和6年度の予定キャッシュ・フロー計算書の添付はありませんが、令和6年度末の決算見込みでの資金残高は、令和7年度予定キャッシュ・フロー計算書の資金期首残高の496,858,121円となります。
 今後の運営状況は、ますます厳しくなる見込みであるため、構成市への財政支援の要請を継続して行い、令和7年4月に当企業団に設置される新しい部署「企画推進室」において、水道施設等の更新を具体的に考え、水道料金の改定の検討も含めて、今後の資金繰りの予定を立てていくこととしています。

川田 電気料等の高騰が続き、単位自治体には政府からの支援がありますが、企業団には直接支援がありません。構成両市に必要な支援を求めることが必要ではないでしょうか。 →回答:今後も要請していきます。

質問は、私だけ。他の市の議員から、質問の内容がわかるように事前にプリントを配布してくれないかと事務局に要請があり、了としました。(でも、議員だったら、自分で調べたらと内心ではと思っています)

上野原市議会に提出する報告書の案を作り、端末にアップしました。


ふれあいトーク

2025年3月9日(日)

日本共産党のつどい、ふれあいトークを開きました。オープニングでハーモニカの伴奏で春の歌を歌いました。日本共産党要求アンケート2025の中間集計結果の報告をしました。多くの方が生活の不安を訴えています。「ゆとりがあり、不安はない」と答えた方は、わずか5%。「食事は一日1回にしている」などと回答されている方もいました。物価高が生活を直撃しています。

フリートークで話されたことも、物価高騰、軍事費、地域公共交通などなど、切実な問題ばかり。

最後に、しんぶん赤旗の購読と日本共産党への入党の訴えをしました。


アンコンシャス・バイアス

2025年3月8日(土)

今日は国際女性デーです。1904年3月8日、アメリカ・ニューヨークで女性労働者が婦人参政権を求めてデモを起こしたのが起源です。1975年国連が国際婦人年を定めてから50年になります。当時は「婦人」と訳していましたが、International Women's Yearですから、「女性」とすべきものです。

「婦人」に対して、対語になる「男性」を表す言葉がありません。既婚の女性を「婦人」とするならば、既婚の男性は…?

 

図は、2024年度の「男女共同参画図画コンクール」で山梨県知事賞を取った作品です。家族が家事を協力して行っている図です。でもよく見ると、家事の主役は、妻であり、母であるというアンコンシャス・バイアスが、かかってはいないでしょうか。男性が家事を「手伝う」という意識から抜け出す時代だと思っています。


予算特別委員会最終日

2025年3月7日(金)

予算特別委員会三日目が終了しました。消防総務課・消防署、学校教育課、社会教育課の審査を行いました。消防署では、昨年問題になった公用車の車検切れについて、対策をお伺いしました。一覧表を作り、車検日時を共有する体制を作るなどしているとの答弁がありました。ローテーション勤務など大変なこともありますが、なんとか乗り切ってください。学校教育課では、要保護児童・生徒援助費が増額されています。見込み数が今年度より増えていますが、実績を見込んでということでしたが、総額が増えていますが、単価について資料提出を求めました。

最後に採決がありましたが、一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計の3議案に反対をしました。残り15議案には賛成をしました。

ペーパーレスに移行過程にあります。今回は紙の課別説明資料に付箋を貼ることをやめてみました。データで送られてきたものを見て、必要なもののコピーを取って質問の文書を作りました。A4判で12ページにもなりました。

口頭での訂正がありましたが、紙ベースなら書き込みができますが、ペーパーレスでは、そうはいきません。訂正があるなら、訂正個所のデータを端末に送ってほしいと委員会で申し入れるように提案しました。また、公営企業会計で質問をしたら、後で回答するとのことでしたが、ぜひ研修を深めるようにと要望しました。多分、何を指摘されたのか、わかっていないと思います。


予算特別委員会二日目

2025年3月6日(木)

昨日は、予算特別委員会二日目。福祉課、子育て保健課、長寿介護課、市民課、税務課、生活環境課、会計課、議会事務局の審査を行いました。

福祉課では、生活困窮者就労準備支援業務と生活困窮者家計改善支援業務の予算が計上されています。2026年度からは、必須事業となりますが、生活保護申請をしたとき、この事業を受けることが前提になることはないですね。と確認しました。「生活保護は権利である」ことを前提にして、他の自治体の話で漏れ聞くような「水際作戦」は取っていないと答弁していました。他の議員が、「上野原市で生活保護世帯が増えていないのは、国政や市政が良いからなのか」と聞いていましたが、「地域性なのではないか」という答弁でした。「生活保護を受けるのが、恥」と思わされている雰囲気が充満していると思うのが、順当ではないでしょうか。

税務課では、後期高齢者医療保険の保険料について、年金から天引きの特別徴収が減り、普通徴収が増えている理由を聞くと、今年度から保険料が大幅に上がり、年金では引ききれないので、普通徴収となった例が多いとの答弁がありました。年金で引ききれなければ、どうやって、保険料を払うお金を捻出するのでしょう。保険料の引き上げに無理があったことは明らかです。

活動報告3月号を載せました。

赤旗読者ニュースを更新しました。

グリーン車

2025年3月5日(水)

昨日は定例の男女共同参画推進委員会。連れ合いが所要があり、往きは電車とバスで市役所まで。まだ無料のグリーン車に乗りました。グリーン料金が表示されていました。50kmまでで、1010円。とても乗れません。トイレもダストボックスも使用中止中。金儲けに走るJR東日本の姿勢がはっきりと分かります。

 帰りは、雪が降ってきたので、連れ合いの仕事が終わるまで、市役所で待機。待機時間で、議会だより編集常任委員会の仕事をしてきました。議会図書室の専用のPCが新しくなり、快適に仕事ができました。また、一年間、議会だよりの仕事をします。


予算特別委員会

2025年3月4日(火)

昨日は、予算特別委員会初日でした。財政経営課、総務課、危機管理室、政策秘書課、建設課、経済振興課の審査を行いました。

今回の上野原市の当初予算は、市長選が行われた結果、骨格予算で編成されました。一般会計107億4085万9千円で前年度よりも-4.8%です。

本格予算編成は6月補正予算で提出されます。

私は最初に、6月補正では、どのくらいの予算規模が想定されるかを聞きました。地方交付税分で約1億1千万円を見込んでいることと、基金からの繰入も含めて、骨格予算で積み残した分と新規事業を見込んで編成したいとの答弁がありました。

さらに財政経営課のところでは、東部地域広域水道企業団への支出される生活基盤施設整備耐震化等交付金事業が約3500万円も減額されている理由を質しました。国より繰出基準が変更されたという答弁がありました。能登半島地震でライフラインの脆弱さが問題とされている時、上水道の耐震化工事に対して、公的な補助が引き下げられるのは、どうなのかと思いました。

総務課では、会計年度任用職員の賃金改善について「正規職員の賃金改善は約4%と計算されるが、会計年度職員の改善はどのくらいになるか」と質しました。職種によって違うが、出張所職員の場合は、14%、保育士で12%と答弁がありました。

また、国からデジタル基盤改革支援補助金が1億2886万3千円歳入に計上され、住民情報系システムの統一・標準化の事業が行われているが、次年度以降のランニングコストはどうなるのか、と質しました。次年度以降の補助金については、国でも検討中との答弁がありました。また、電算管理費の手数料で「LGWAN接続ルータガバメントクラウド接続設定」77万円など高額ではないかと質したところ、国が決めた単価によって算定したという答えが出てきました。IT大企業に有利な枠組みがあるようで、首をかしげてしまいました。

建設課では、河川公園の維持管理費が計上され、伐採。除草の予算ですが、ぜひ河川敷に繁茂しているオオキンケイギクの除去もしていただきたいと要望しました。

経済振興課では、ナラ枯れ対策、鳥獣害対策の予算が計上されていますが、対症療法でなく、生態系を考えた抜本的な対策の検討と地域を限定したモデル事業で実効性を高めて欲しいと要求しました。

また、ジオパーク構想を進めるならば、上野原市の地質・地形の問題に対する研究を深めるような計画を進めてほしいと要望しました。

一日目の予算審議の全議員の質問件数53件。うち、私は10件の質問をしました。


更新工事

2025年3月3日(月)

昨日は団地管理組合の「エスカレーター4号機工事説明会」が開かれました。団地は1991年から戸建て、宅地の販売が始まりました。最寄りの四方津駅とは約100mの高度差があります。その間を、コモアブリッジという斜行エレベーター&エスカレーターで結んでいます。エスカレーターは4機が連続して運んでくれます。完成してから24年が経過し、エスカレーターの更新工事が始まります。第1期工事は、エスカレーター4号機が対象で、工期は3月2日から7月3日までの4ヶ月です。その間、エスカレーターの利用ができません。今年から4年間かけてのリニューアルです。数億円がかかる大規模工事です。

上部ステーション前の広場では、資材置き場の設置工事が始まりました。

内部の更新作業は、夜間工事になります。工事のための資材の運搬のために斜行エレベーターを使うため、住民が利用している時間帯はできないので、終電確認後の25:20から始発確認前の4:50の間で作業が行われます。

朝の通勤・通学時間帯は、斜行エレベーターだけでは輸送でききれないために、団地管理組合で工事期間中代行バスを走らせます(平日のみ)。朝は、こもあプラザ横から6:00から8:05の間25分間隔で運行されます。ただし、定員28名。定員を超過しては乗れません。全員が座席(補助席を含む)に座るという条件です。夕方も運行されます。ただし、電車の発着時間とは連動していないので、乗るか乗らないかの判断は難しそうです。たぶん、駅にバスがいなければ、バスの運行間隔が25分なので、斜行エレベーターの待ちを覚悟で移動したほうがいいと思いますが。


山林火災

2025年3月2日(日)

2月26日から続いている大月市猿橋町小沢の山林火災がまだ鎮火しません。ヘリコプターからの放水が行われていますが、給水は大野貯水池で行っているとのことです。自宅から大野貯水池は直接見えませんが、高度を上げると機影が見えます。今日も朝から回転翼の音が聞こえてきます。

昨年末は、上野原市の西原飯尾地区でも山林火災がありました。乾燥が続いているので、なかなか鎮火しないようです。


AIとジェンダー

2025年3月1日(土)

ぴゅあ富士(山梨県立男女共同参画推進センター)主催の「男女共同参画実践講座」をオンラインで視聴しました。「私たちはAIとどうつきあっていくのか─ジェンダーの視点から考える」と題して、都留文科大学教養学部比較文化学科准教授の横山美和さんが講演しました。

AIの世界もジェンダーバイアスがかかっていることから話されました。AIの音声アシスタントは、Alexa(Amazon),Siri(Apple), Cortana(Microsoft)と女性名が使われています。これは、女性に対して命令する=女性:従属というイメージを強めることが懸念されるとしています。

AIは、ビッグデータをもとに様々な文章や画像を生成しているが、ビッグデータそのものが、バイアスのかかっていると考えることができるので、生成されたのは、ジェンダーバイアスの拡大再生産することが懸念されます。

また、検索エンジンを使って、恣意的にデータが操作され、商業的にコントロールされる恐れがあるし、児童ポルノや犯罪さえも誘発されることもあると指摘しました。 生成AIについての規制はまだないが、検討することが必要ですと結んでいます。